↑宇都宮けんじさんが高円寺で街頭演説
11月29日、いよいよ都知事選がスタートした。宇都宮けんじさんは銀座マリオン前で公示後の第一声をあげた。集まった人々の数はおよそ1000人ほどにもなり、宇都宮さんへの期待の高さを見せた。未来の党の東祥三さん、社民党福島みずほさん、民主党の菅直人さん、共産党志位委員長らが応援にかけつけ、あいさつした。
宇都宮さんは、福島原発の電気を使っていた東京には被災者を救済する責任があると語り、今後は福島、柏崎刈羽の原発を廃炉にし、また送電と発電とを分離し送電は国営または公営にすると約束した。
長年、弁護士として貧困者救済の活動を続けてきた宇都宮さんには反貧困・格差是正への期待が高まっている。宇都宮さんは、東京都の貧富の格差は47都道府県の中で第5位であると述べ、東京は豊かな財源をもっと福祉に投入できると指摘した。
続いて同日夕方、宇都宮さんは、脱原発の声を大きく広げるきっかけをつくりだした高円寺を演説会場に選んだ。
↑6時ころの高円寺。まだ宇都宮さんが登場する30分前なのに大勢が詰めかけ、このあともどんどん増えていった
↑ジンタらムータなどの演奏とサンバ・ダンサーたち。寒さを吹き飛ばして盛り上げる
↑宇都宮さんを応援する人々
↑群集に囲まれ、花束と握手攻めにあう宇都宮さん
↑山本太郎が応援に駆けつけた。雨宮処凛も激励している