都知事選 ~沖縄・名護市長選の勝利に続け!~

細川候補の勝利で暴走する安倍政権にストップを!


沖縄・名護「辺野古新基地ノー!」の稲嶺市長の再選勝ち取る

沖縄・名護市長選の勝利に続け! 1月19日の名護市長選で、沖縄・名護市民は「辺野古新基地ノー!」を掲げた稲嶺進現市長を再選させた。安倍政権のカネと恫喝の総力挙げた攻撃をはねかえし、地元の保守層ばかりか、自民党の一部も巻き込んでの大勝利だった。これは、名護市民のみならず沖縄の人々の人間の誇りと尊厳をかけた、地域の未来は自分たちで決めるという自己決定権の行使による「辺野古新基地ノー、普天間基地即時撤去」を求める意思表示である。よって日米両政府は辺野古を断念するしかないことを思い知るべきだ。

 これで米軍普天間基地の「移設探し」が完全に破たんし、米映画監督のオリバー・ストーン氏ら29名の識者の声明のように、普天間基地は沖縄戦で米軍が住民の土地を奪って造ったものであるから、その返還に「辺野古移設」など条件が付くことは本来許されず、「普天間の即時無条件閉鎖・撤去・返還」以外にないのである。沖縄県議会は、仲井真県知事の「辺野古埋立て承認」に抗議し、復帰後初めての「知事辞任要求」を決議し、市民からはリコール運動も準備されている。(関連記事3面参照

 にもかかわらず、安倍政権はこの民意を無視し、選挙直後から埋め立て業者やボーリング業者の「辺野古入札」を公示し、再選された稲嶺市長が市長権限を行使して辺野古埋立て・新基地建設を阻止する構えでいることに対して、行政代執行などを検討し始めている。安倍政権の本性がいよいよむき出しになって立ち現われてきた。
 こうして名護市民と沖縄の安倍政権への「辺野古ノー」が意思表示されたことで、闘いのボールは本土の私たちに投げられている。辺野古新基地、オスプレイ配備・飛行訓練強行、普天間基地の固定化を、また沖縄を再び戦場とする安倍政権の戦争政策を、許すのかどうか、として。

名護と南相馬の市長選勝利に続く千載一遇のチャンスとしての都知事選

 首都東京は猪瀬前知事の辞任で降ってわいた都知事選の只中にある。都知事選挙は、今の国政を審判する格好の舞台であり、安倍政権の原発・基地・戦争政策の暴走を食い止めるチャンスである。もしここで安倍自民党の応援する候補を勝たせれば、信任を得たとばかりに、集団的自衛権見直しなど戦争の道を加速させるのは明らかである。 

 都知事選に臨んで、安倍自民党は地方選での「連敗ドミノ」の危機感を強くしている。何故なら、名護市長選と同じ19日、大きく報道されなかったが、原発事故で多くの市民が避難を余儀なくされた福島・南相馬市長選が行われ、「脱原発」を掲げた桜井現市長が再選された。いずれも資本と国家による「構造的差別」の下に、基地と原発を強要され犠牲を強いられてきた沖縄・名護と福島・南相馬から安倍政権を挟み撃ちにして「国策ノー」の反撃への狼煙を挙げた。そこに同じタイミングで、安倍政権の原発推進に反旗を翻して「原発即時ゼロ」を掲げた細川元首相の出馬と安倍の師匠筋にあたる小泉元首相の応援である。よって、今度の都知事選挙は、名護と南相馬の市長選の勝利に続いて「原発ゼロ」へ自民党の「連敗ドミノ」を実現し、首都東京から安倍政権の暴政を打ち砕く闘いへ、その可能性は一挙に高まったのである。

大きな共同の拡大で首都東京から安倍政権を撃とう

 こうして都知事選は、「原発ゼロ」の細川候補の本気度と「安倍政権の秘密保護法、靖国参拝などに反対し、不条理と闘う」姿勢が次第に鮮明になり、ここに南相馬や東海村や湖西市などの現・元首長たちが「脱原発」でこぞって駆け付け細川応援の前面に立ったこと、また危機感を募らせた安倍首相が自公の押す桝添候補の応援に立ったことで、文字どおり国策としての「原発」を巡る安倍推進勢力と細川脱原発勢力との一騎打ちの構造へと競りあがっている。
 わたしたちは、別途の首都圏委の方針(下記参照)にあるように、この千載一隅の好機をつかみ首都東京から安倍政権を撃つ闘いに挑戦する。その際、確認しておくことは3つである。

 1つには、保守政治家である細川候補と伴走する元首相らの脱原発への転身をどう見るかである。私たちは、それは「3・11大震災・福島原発事故」を直接の契機に、この3年に及ぶ被災地、全国・東京での脱・反原発運動の持続する闘いが保守層の厚い岩盤に亀裂を入れ、分岐を促進してきた結果でもあると考える。
 2つには、未曾有の「3・11東日本大震災」事態は、全ての人々に近代文明の大転換を、アメリカ型の大量生産・大量販売・大量消費の生活様式、利便性と効率性だけを追求する暮らし方・働き方などの価値観を根本的に見直すこと、そういう大転換期が訪れていることを教えた。こうした観点から首都東京と日本のあるべき姿について、都知事選の論戦が始まったことを歓迎する。
 3つには、元首相たちが過去に取ってきた新自由主義と政治への批判の権利を保持しつつ、他方で脱原発派の候補の統一が実現できないという現実の中で主敵は誰かをはっきりさせて、敵の前で非難し合い味方の力をそぎ合う愚を戒めることである。また保守層との「選挙共同」に臨んで、そこに溶けてしまうのでなく「勝手連」という主体的核とその運動を広げ強化しつつ闘うことの重要さである。そうした意味においても、今回の都知事選挙は一つの挑戦、今後への大きな試金石となる。

 細川候補を応援し、その勝利で、東京から安倍政権の原発再稼働、辺野古新基地を阻止し、「戦争のできる国家」への野望を打ち砕き、安倍政権打倒への道筋を開こう!
(1月29日記)



東京から日本を変える
原発即時ゼロ 細川もりひろ候補を応援しよう!!


2014年1月23日 革命21首都圏委員会


 目前に迫った東京都知事選挙は、単なる一自治体の長を決める選挙というだけではなく、着々と再稼働を進め、また「秘密保護法」「沖縄・辺野古新基地建設」「集団的自衛権行使」「改憲」――と、戦争への道を再び進めている安倍政権に、東京から人々が「異議あり!」と痛打を浴びせ、その暴走にストップをかける重大かつ歴史的な選挙である。

 原発だけを争点にするべきではないという批判があるが、原発は「命」の問題で、現在も放射能は垂れ流されており、仮に4号機が崩壊すればアジア全域を巻き込んだ惨劇となる。東京都は東電の大株主であり、福島、新潟の原発の電気の最大消費地である東京は、その意味で原発に対して最大の責任のある地域である。また日米原発独占資本と原子力村の意向を受けた安倍政権の原発推進には、原発の軍事目的―核武装があり、「平和国家」から「戦争のできる国家」への「この国のかたち」の大転換の根幹に関わる重大問題でもある。

 今選挙戦は、自公の推す桝添要一、それに対抗して脱原発を訴える細川護煕、宇都宮健児、そして極右の田母神俊雄のほぼ四強といった争いだが、脱原発候補の一本化をという多くの人びとの願いが実現しなかった現実の中では、なんとしても安倍政権の原発推進・戦争政策を止めるため、原発ゼロをめざす細川候補を応援するべきだと私たちは考える。

 私たちはこの歴史が大きく動く、また動かさなければならない時代の求めるところに応えて、勝手連の仲間たちと共同し新たな政治局面を切り開くべく奮闘する。
 細川候補を応援しよう!

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