編集室から(95) 被災者まで政治利用するのか!安倍の「ショック・ドクトリン」

■編集後記(95号)

熊本公園に宣伝飛行するオスプレイ

熊本公園に宣伝飛行するオスプレイ


 誠に痛切の極みだ。熊本の大震災をさえ、今の安倍政権は自らの失策を覆い隠す材料に使おうとしているのか。
 数年前、ナオミ・クラインが『ショック・ドクトリン』と名づけた、いわゆる大規模災害や世情のショックを逆利用し、大衆を武装兵力と一方的な情報で戒厳令的に押さえつける「災害便乗型資本主義」。これを彼らは狙っていると識者は警鐘を鳴らす。それが本号四面での永嶋弁護士による「緊急事態条項改憲とは何か?」の鋭い論調の基底をなしている。
 悪名高いオスプレイをこれ幸いにと宣伝飛行させる図太い思考の連中たち。米軍と自衛隊が災害に苦しむ人々に正義の使者と思わせたいのが見え透いた演出。わずか20数キロのデモ飛行のその先に、フジ産経ら政府とグルの御用マスコミ達が待ち構え、全国にPRしようと待つ構図。戦争法を推し進めようと騒ぎ回るこれら者共に自省を迫っても今は無駄なのか。まっとうな歴史の波で洗い流すほかないと結論しよう。(M・S)

デモクラシー・ナウ日本版サイトよりDemocracy Now Japan
「ショックドクトリン」
 大惨事につけ込んで実施される過激な市場原理主義改革 ナオミ・クライン新著を語る



■次号予告
 ・参議院選挙方針
 ・G7サミットの示したもの
 ・沖縄意見広告第7期-広告内容と報告集会
 ・連載「緊急事態改憲とは何か?」第3回
 ・連載「協同組合論」 ほか

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