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仙台・羅須地人協会
1・21賢治・秀松農民芸術祭-耀(かがよ)う午後-へのお誘い


(チラシ裏表、画像クリックで拡大)
○日時 2017年1月21日(土)13時00分~16時00分(開場12時30分)
○会場 名取市文化会館(仙台空港アクセス線「杜せきのした」、徒歩8分。
タクシー利用の場合は名取駅からが便利です。→地図)
○プログラム
基調講演 「宮沢賢治と高橋秀松」
大内秀明(仙台・羅須地人協会代表、東北大学名誉教授)
太鼓演奏 「復興太鼓」宮城県農業高等学校和太鼓部
群 読 宮沢賢治作「かしわばやしの夜」ほか
NPOシニアネット仙台朗読グループ「注文の多い料理店」(代表:加藤益子)
○主催 仙台・羅須地人協会

宮沢賢治は、90年前、私塾「羅須地人協会」を立ち上げました。青年たちに農業技術を教えるかたわら、のちの農業協同組合である「産業組合」の必要性を説き、また農における労働は「農民芸術」であるとして農民文化運動に取り組みました。
その賢治の生涯にとって、高橋秀松は大きな存在でした。両者は、盛岡高等農林学校いらいの盟友であり、交流も長く続きました。秀松は、戦後に郷里である名取に戻り、宮城の農業協同組合の創設に中心的な役割を果たすとともに、名取市の初代市長に就任しました。
しかし、これまで賢治と秀松の関係は研究者にもほとんど取り上げられていません。本会では秀松の再発掘を図ることを通して、農協や農民運動に新たな視点を提供したいと思います。
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