労働学校アソシエ・注目に応える新講座-8・26シンポにも200名超

卓抜したカリキュラム
労働運動主体者に―資本主義に対する実践的視座の養成<第2期労働講座>

アソシエ学校案内パンフ   アソシエ講座案内チラシ

 大阪労働学校・アソシエ(本山義彦学長)は関西地区生コン支部50周年記念事業の一環として設立。大阪市西区川口の学働館・関生3階内に2016年開校した。21世紀を担う人材の育成と労働運動・協同組合運動などの活性化を図る教育・研究機関として発足し、社会変革に役立つ基礎学力を培っていくと同時に、世界の労働運動との交流、協同組合などの社会的連帯経済の発展、研究・実践に寄与する同学校の秋の多くの講座が注目される。

■第2期労働講座開講

 労働学校アソシエでは、労働運動に従事してきた山元一英氏(前全港湾労働組合大阪支部委員長)らによる労働講座が一つの柱となっている。

第2期労働講座へのお誘い(山元一英講師談)
 「労働組合の課題は多岐にわたる。日常的な実践で得られた経験は、個々の活動家に蓄積はするものの、なかなか全体的体系的な理論として受け継ぐこと困難。労働者的な思想は意識的に学ばなければ、天から降ってくるわけではない。大阪労働学校が、未来の労働者や労働運動の活動家たちに、資本主義に対する実践的な視座を与える講座を企画する所以だ。多くの人々に聴講生として参加されんことを訴えたい。」

スケジュール
・第1回10月10日(火)18時半~「労働が人間を作った」(エンゲルス:サルが人間になる労働の役割)
・第2回10月24日(火)18時半~ なぜ労働が忌み嫌われるのか」(マルクス:疎外された労働)

■大阪労働学校アソシ工の学校概要について

開講日時:2017年後期 10月1日~1月31日
週間開講スケジュール
 1限(13:30~15:00) 木・土曜
 2限(15:30~17:00) 木・土曜
 3限(18:30~20:00) 水・金曜
本科生(2年間就学するコースで原則すべての科目を履修。年度途中入学も可)
 入学金無料。学費月額30,000円(食事代、寮費用含む)
選科生(科目等履修生/学びたい科目を自由に選択し学習する。)
 入学金無料。学費一回受講料500円

2017年度 主な講師一覧
 ・『資本論』で現代資本主義を読む=斉藤日出治(元大阪産業大学副学長)
 ・マルクスのアソシエーション論=田畑稔(『唯物論研究』編集長)
基礎教養講座(読む、書く、話す リベラルアーツ教育)
 ・山本哲哉(大阪大学大学院)、富永京子(立命館大学准教授)
 ・社会的経済論一新しい文明を求めて 津田直則(桃山学院大学名誉教授)
 ・世界を動かしている力を探る 本山美彦(京都大学名誉教授)
労働運動の歴史から学ぶ
 ・木下武男(元昭和女子大学教授)熊沢誠(甲南大学名誉教授)
 ・特別講義 労働講座・山元一英(元全港湾大阪支部委員長)他。

8・26シンポに2百名超

労働学校・アソシエ 特別シンポジウム
木下・熊沢両講師が語る
・ユニオン運動への結集軸を ・労働者間競争抑制の必要性

 8月26日学働館・関生4階大ホールで、木下武男・熊沢誠両講師による、新講座開設を前にした思いを語るシンポジウムが開催され、関西の労働団体、活動市民ら200名超が聴講した。
 木下講師は「種別職種別ユニオン運動の課題と基盤」と題し、同氏提唱で「今注目の<業種別職種別ユニオン運動>の概要に触れ、業種を軸に労働者結集をはかるユニオン運動の重要性を会場に訴えた。
 熊沢講師は、資本主義が強いるアトム化した労働者同士間での自然発生的競争の抑制の必要性⇒ぬけがけでない<平等を通じての生活と権利の保障>…人事処遇透明化・公平化を通じた新しい労働運動の地平展望などが語られた。(次号詳報


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