講演】東アジアの平和を!韓国・文在寅(ムン・ジェイン)政権の誕生を受けて/李泳采(イ・ヨンチェ)(恵泉女子学院大学教授)

李泳采(イ・ヨンチェ)さん 独立運動開始から100年が経とうとする2017年、今回キャンドルデモで1700万人が非暴力を訴えました。韓国社会で初めて非暴力で平和を訴えるという認識が生まれている。韓国は日本から観るような無秩序の「カオス」の国ではありません。非暴力のもとで民主主義を守っていこうとしているのです。

 このような動きは他の国々でも起こっています。韓国は政権を変えて時代を変えた。台湾でも独立民主化運動が起きています。若い人々が起ち上がり民主主義を要求しています。こういう時代に私たちは戦争責任の問題だけではなく、東アジアの市民たちと連帯して、アジアの声を日本の市民に訴える必要があると思います。

 今年はロシア革命100年の年でもあります。いま東アジアは揺れています。戦争の道か、平和の道か。この真ん中でいつも東アジアの道を決めたのは日本でした。戦争は日本から始まっています。日本が戦争を止めないと東アジアは戦争に巻き込まれます。私は光州のことを申し上げましたが、光州は30年間、全ての抑圧の中でも闘い続けてきました。「光州」は光州だけではありませんでした。台湾の2・28事件(1947年)も、インドネシアの9・30(1965年)も「光州」でした。

 辺野古に行った時、辺野古も「光州」だと思いました。光州のように闘い続けることは日本を変えることだと思います。沖縄は「光州」だと思います。沖縄があきらめたら日本に希望はありません。沖縄があきらめたら日本は戦争に向かいます。沖縄があきらめると東アジアは戦争になります。私たちが最後のこのチャンスを逃して文在寅大統領を失敗させてしまったら韓国は孤立します。「一国革命」は失敗します。東アジアの民衆が団結して闘うことが大切です。この闘いの中に沖縄があり辺野古があります。
 どうもありがとうございました。
(第八期沖縄意見広告運動 関東報告集会にて)

6・18第八期沖縄意見広告運動 関東報告集会
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