辺野古新基地建設を許さない10.4集会に2000人が結集
- 2017/10/14
- 沖縄問題
翁長知事の工事差し止め訴訟支援! オスプレイ配備撤回!
辺野古新基地建設を許さない10.4集会に2千人が結集
10月4日、東京の日比谷野外音楽堂において「翁長知事の工事差し止め訴訟支援! オスプレイ配備撤回!辺野古新基地建設を許さない10・4集会」が開催され2000人が参加した。主催は、「基地の県内移設に反対する県民会議」、「止めよう辺野古埋立て!国会包囲実行委員会」、「戦争させない9条壊すな、総がかり行動実行委員会」の共催によるもの。
小池・安倍「大政翼賛会」の実現を許すな!

また10日の選挙公示にあたって、「今回の衆議院選挙を自公政権と希望の党の対立を軸に『政権選択選挙』と呼ぶのは、沖縄から見るとまったく意味をなさない。自公と希望の党が束となって沖縄の新基地建設を推し進めることを恐れます」と述べた。


県民の闘いによって工事が大幅に遅れている

また漁業権を地元漁協が放棄した件については、これまではそれでも県の許可が必要であったのに、国は「漁業権消滅によって県の許可がいらなくなった」と勝手に解釈している。これについて翁長知事が訴訟したが、第1回目の公判が総選挙公示日と重なる10月10日に行われ、翁長知事も自ら陳述する予定だ。ぜひこれからも知事を支えていただきたい、と訴えた。

集会に参加の共産党、民進党の参議院議員が紹介され、カンパ要請のあと、沖縄に連帯する様々な運動を担っている市民や労組から連帯の発言があった。
全国港湾労働組合連合会中央執行委員長の糸谷欽一郎さん、「辺野古・高江を守う!NGOネット」の 満田夏花さん、ジュゴン保護キャンペーンセンターの蜷川義章さん、警視庁機動隊派遣中止・住民監査請求実行委員会で原告の野川未央さん、オスプレイと飛行訓練に反対する東日本連絡会の湯浅一郎さん、全日本水道労働組合書記次長の菖蒲谷眞一さんらが発言した。
最後に、国会包囲実行委員会のやまぐちちはるさんより集会アピール案が提起され圧倒的拍手で採択された。
「みんなの力でちゅら海守ろう!民意を無視する政府はいらない!」菱山さんのリードによるコールのあと、鍛冶橋駐車場までのコースを大きな声を上げて基地建設反対を訴えながら行進した。
(動画↓:レイバーネットTVより)
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