第11回 国際有機農業映画祭
「いのちを引き継ぐ」テーマに12月3日・東京で

2017年国際有機農業映画祭
 2017国際有機農業映画祭は12月3日(日)に東京・御茶の水駅に近い全電通労働会館ホールで開催します。今年の映画祭のテーマは「いのちを引き継ぐ」です。成長、効率、大きいこと、そんな価値観に覆われた世界で、いのちはとても粗末に扱われてきました。農業の世界も同じです。競争に勝てる“強い農業”を!そんな言葉が飛び交い、効率と成長の名にもとに、土を殺し、虫を、草を絶滅させる農業が世界中に広がっています。

 でも同時に、農の営みは、そうではない“もう一つの世界”を確実につくり出してもいます。自然を丸ごと受け入れ、いのちをつなげていく農業の世界です。今年の映画祭はそうした実践を描く作品を中心に構成しております。上映作品の一つ『我々の土地は今』はアフリカ各地で外国資本から土地を守る農民の運動を描いたものです。地域ごとに異なる生態系に即して営まれるアグロエコロジーの実践を、世界各地から報告したフランスのドキュメンタリー映画『未来の収穫』埼玉県小川町の金子農場も登場します。

 いま世界では種子が資本の手に奪われようとしています。日本でも重要種子の公的管理を定めた種子法が先の通常国会でいきなり廃止になりました。そうした動きに歯止めをかけようと頑張る市民の運動を伝えるアメリカ映画『たね』町の住民が空地を耕す『街を食べる』。水俣の今雨を伝える地元テレビ局制作のドキュメンタリーも、テレビ局の好意で上映できることになりました。
 映画上映と合わせ、三里塚の百姓石井恒司さんらによるシンポジウム「たねっておもしろい」を開催します。

■日 時:12月3日(日)10:00開場―19:45閉会
■場 所:東京・全電通労働会館ホール(JR・地下鉄 御茶の水駅下車)
■公 式:http://www.yuki-eiga.com/

■参加費:一般:前売り2000円/当日2500円
    25歳以下:前売り500円/当日1000円、中学生以下無料
■上映作品
・未来の収穫(フランス)
・生きる伝える“水俣の子”の60年(日本)
・我々の土地は今(フランス)
・たね(アメリカ)
・ユーターン(ルーマニア)
・街を食べる(イギリス) 

(国際有機農業映画祭運営委員会 大野和興)

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