沖縄意見広告運動 第9期スタート!(1) スタート集会が熱気と盛況のうちに開催
- 2018/1/25
- 沖縄問題
- 沖縄意見広告運動, 沖縄意見広告運動(第9期)
全国世話人会で第9期活動方針と行動指針を決定
2017年12月1日、午後6時より、大阪の西区・川口に設立された『学働館・関生』4階ホールにて、関西一円から集まった220余名の結集で、「ただちに辺野古埋め立て工事を中止せよ!」の集会スローガンを掲げた沖縄意見広告運動「第9期スタート」集会が開かれた。
さらにそれに先立つ午後3時より、同会館2階会議室で、沖縄より安次冨・伊波両世話人を迎え、全国世話人会議が開催された。会議では、広告掲載参加が1万件を超えた、第8期沖縄意見広告運動の成功と、その活動全般の総括をおこなうと共に、つづく第9期の方針・活動計画を確認し、確信をもってスタート集会へと臨んだ。その概要を報告する。(報告:関西H)
特集:沖縄意見広告運動 第9期スタート集会(目次)
- 全国世話人会議で9期活動方針と行動指針を決定
- 労使の垣根を越えて意見広告運動へ/武健一(連帯関生支部委員長)
- 日米安保は日本を戦場に米を守るためのもの/伊波洋一(参議院議員)
- キャラバン隊からのアピール/小林勝彦(全港湾大阪副委員長)
- 永田町から見える「現実」ではなく沖縄から見える「現実」を突きつける/野平晋作(ピースボート共同代表)
12・1沖縄意見広告運動全国世話人会議の報告
2017年12月1日、午後3時より、大阪の西区・川口に設立された『学働館・関生』2階会議室にて、例年のように沖縄意見広告運動の第8期総括と第9期方針を決めるべく、沖縄、東京、関西の世話人と各事務局スタッフが集まり、全国世話人会議を開催した。
武建一氏、安次冨浩氏、伊波洋一氏より冒頭挨拶
会議は冒頭に、武世話人代表から第8期に大きな成果を挙げたことや世話人各位の奮闘への感謝などのあいさつ、そしてスペイン・バルセロナでの「オール沖縄会議」への「ショーン・マクブライド平和賞」授賞式から駆けつけた安次冨世話人から授賞のことやカタルーニャ独立問題で揺れるバルセロナ現地の様子や現在の沖縄情勢についての報告、伊波世話人からの「訪米団報告」と国会外交防衛委員会における活動やトランプ政権の「対中戦略転換」についての問題提起を受けた。
これら発言は、新年の第9期沖縄意見広告運動の戦略や運動展開について示唆するものとして受け止め、その後、議題に即して討議が行われた。
第8期沖縄意見広告運動の活動報告について
まず事務局より、1万件を超えた第8期広告の成功とその活動、および会計報告があり、了承された。特に、キャラバン隊の活動については参加者よりの補足報告、ニューヨークタイムズ紙・ウエブ版広告については現物の印刷物の配布をもって補足報告がされた。
第9期の活動方針・行動計画について
つづいてこれら第8期の飛躍的拡大の原因の分析とともに、この拡大と期待に応えうる体制の確立などの問題提起とともに、第9期活動計画方針が討議された。その具体化として以下の通り確認した。
- 2018年2月名護市長選の勝利のため奮闘する。
- 2018年1月17日よりー第1次全国キャラバン出発
- 第9期意見広告の実施
●15000件の個人賛同件数の達成をめざす。
●2ページぶち抜き広告の実施。(6月初旬予定)
●掲載紙ーー別途検討 - 例年のように東西報告集会(6月)の開催
- 広告実施以降‐秋の翁長県知事再選選挙の勝利のため奮闘する。
- アメリカを始め国際世論を喚起するための活動の継続・強化。
2017年9月実施の「ニューヨークタイムス紙用広告」をリーフレットにすることを追求する。
12・1「スタート集会」-熱気と盛況のうちに開催
全国世話人会議の後、「ただちに辺野古埋め立て工事を中止せよ!」の集会スローガンを掲げた大衆的な「第9期スタート」集会が開かれた。
集会は細野関西事務所の司会のもと、盛況のうちに開催された。特に、川口真由美さんの魂のこもった迫力と熱ある歌が会場に響きわたり、闘いを鼓舞した。
- 特集:沖縄意見広告運動 第9期スタート集会(目次)
- 全国世話人会議で9期活動方針と行動指針を決定
- 労使の垣根を越えて意見広告運動へ/武健一(連帯関生支部委員長)
- 日米安保は日本を戦場に米を守るためのもの/伊波洋一(参議院議員)
- キャラバン隊からのアピール/小林勝彦(全港湾大阪副委員長)
- 永田町から見える「現実」ではなく沖縄から見える「現実」を突きつける/野平晋作(ピースボート共同代表)
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