「2011年」3・11から見えた青年運動と地域的意義
青年座談会2/4

テーマⅠ「2011年」から見えた青年運動と地域的意義
20110410高円寺デモ

新春青年座談会-青年運動のこれからを語る(目次)
参加者紹介・解説(特に年配の方むけ)
・「2011年」3・11から見える青年運動と地域的意義 ←今ココ
組織と個人 勝つためには組織化しなくてはならない
資本主義を乗り越える新しいビジョンをつくる

――活動家になったきっかけは?
学生ハンスト実行委員会

A:活動を始めた経緯は京大の学習サークルに入って、色んな社会問題とかマルクスとかを勉強した事ですね。学習だけでなく、学生ユニオンを結成しようと色々やりましたね。

B:元々、家が貧しくて学校も行けてなかった。高校の補修で学生運動を経験した教員に社会科学を教えられ、大学生になったタイミングで学生運動に参加した。

C:運動に参加するきっかけは、同級生が貧困家庭だった事。高校在籍時に新左翼運動に参加した。

D:小中高の管理教育に対する反発があり、一人の教師とケンカしたりと反抗していたが、大学で自治寮に入り、運動としてやる必要を感じたし、運動としてやれば勝てると思ったことですね。

E:15歳の時に高校を辞めてから、大工の父親を手伝ったり、中学の先輩が外壁塗装の仕事をやっていたので、それを手伝ったり、結構現場で働きながら生きてきた。もっと広い世界を見てみようと思って大学に進学した。そこで被災地支援のサークルに入って、被爆労働や原発の下請け構造を知り、運動に参加しようと思った。

F:母親が外国人で、めちゃくちゃに働かせられている外国人の話、奴隷労働とかブローカーやっているやつとか、そんな話を日常的に聞いていたのと、元々、社会問題に興味があって勉強していたので、中学生の頃に原発が爆発したのを機に運動体に所属したことから始まった。

「2011年」を境に青年運動はガラッと変わった

――原発事故の前後で運動の流れはどう変わった?
923さよなら原発大集会
A:僕は、2006年に大学入った後から原発に関連する運動は結構やってた。2008年に新潟の柏崎・刈羽の原発事故があって、その時に大学内で「これはやばいな」となった。その時に中越沖地震と色んな地震が起き始めていたから、神戸大の先生が「原発震災が危ない」と警告を出していて、そういう集まりをやろうと開いた。そしたら、誰も来なかった。
 原発(反対)の運動やっている人は、ほんまにやばいと思ってやっていたけど、皆は興味ないという感じで、デモとか少なかった。それが2011年(3・11原発震災)が起こって、それより前にやっていた人は、「危ないで、危ないで」と思っていたけど、「ほんまに起こるんや」と思った。

C:爆発の前なんて、原発の運動なんて聞いたことなかった。左翼も興味なかったもん。

B:俺も2010年に原発のデモがあって、同日に京都で沖縄の(米軍基地反対)のデモがあって、どっちかって言ったら、基地反対の方が喫緊の問題やった。

A:(原発反対運動)やっていた人ほど、起こってしまったと絶望すんねんけど、わぁってなりだして、運動の様子が変わったね。

C:めっちゃ不謹慎だけど、興奮したよね。事故が起きた時、「これいけるわ、革命情勢入ったな」とほんまに思った。

A&B:それはない!

原発以外のデモもそれを契機に増えてきた
20110410高円寺デモ

A:ほかのテーマでも、デモに行きたい層が変わった気がした。今までの「シュプレヒコール、よーし、シュプレヒコール、よーし、安保粉砕!」みたいなデモから、今みたいに太鼓をたたいたり、変な恰好していったりとかになった。今までは、組織の旗しか立ってなかった。「3・11」が起こった時に、なんやこのデモは、もっと新しくせなみたいなムーブメントがめっちゃ起こってきた。昔から無骨なデモをやっていた僕らはちょっと戸惑ったね。(笑)

C:東京が一番すごかった。いきなりの早さが凄すぎて、元々デモをやっていた人たちのキャパを超えていた。デモ隊の人たちは「結構集まって、二千人くらいやろ。」と思っていたら、「一万人超えていた」みたいなレベルだった。デモの指揮系統の人達がパニックになるみたいな。

次ページ:「若者をおだてる運動」がはじまった

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