組織と個人 勝つためには「組織化」をしなければ
青年座談会3/4

テーマⅡ 組織と個人 勝つために組織化しなければならない
20150917国会前大量逮捕

新春青年座談会-青年運動のこれからを語る(目次)
参加者紹介・解説(特に年配の方むけ)
「2011年」3・11から見える青年運動と地域的意義
・組織と個人 勝つために組織化しなくてはならない ←今ココ
資本主義を乗り越える新しいビジョンをつくる

F:さっき、Dさんが言っていたように「個人で反抗しても勝てないけど、運動でやれば勝つこともある。」っていうのは、端的に組織の意味ですよね。
 単純に活動家が献身して「人々の幸せのために」っていう以上に、自分達の怒りをもって勝つために組織化しなければならない。もちろん、組織の在り方は色々あると思うけど。

C:昔の社会運動で、誰が言ったか忘れたけど、「弱者を労わっているようで実は怠けさせていただけだった」みたいなのがあった※。俺ら輪廻しているよね。

F:それ自分で考えた言葉じゃないんですか。(一同笑)

C:本当だって!びっくりしたもん、こんなのあるんだ、昔も失敗したんだなって。

D:弱者を労わろうとして、運動してます?

C:してたよ、昔は。人の悩みがあったら、聞いてたし。その上で何が正しいのかみたいな。深夜にうつ病の人からの電話とか受けたり、労わっても何も返ってこないし、運動に還元されないなと気づいた時に絶望だった。

※編集部注「水平社宣言」の一節「人間をいたわるか如きの運動は,かえって多くの兄弟を堕落させた事を想えば」
 

社会を変える主体になるんだと伝える ジャステイス・リーグがわかりやすい
倒れてくる壁をささえるイラスト

D:労わるというか悩みとかは聞くけど、労わろうと思って運動したことなくて、個人的な悩みは聞くけど、最終的には個人の主体的な何かをしないとどうしようもないわけじゃん。
 差別問題とかもそうだけど、女の子に対して、「君が受けているのは女性差別だよ」って言われるとしんどくなるじゃん。でも、本人が変えようとする立場になれば、しんどくても何とかなるけど、ただ単に自覚だけしたらしんどくて死にたくなるじゃん。他の差別問題もそうだけど、社会を変える主体になるんだよって伝える事以外になくて……。

C:俺は部落とか在日とか、沖縄や北海道もそうだけど、基本的には差別されるわけやん。差別されてないようで差別されていて、その中で俺は「社会を変えよう」とは思わなくて、「マジで社会なめくさってんな」と思って、社会への報復みたいな、コミュニティ作って、自分たちのタウンを作ろうみたいになる。

F:それはわかります。

C:在日とかの運動に感銘受けるのはそういうところ。朝鮮総連や部落解放同盟とかを見た時に、シンパシーが抱けるよね。差別されたからって、社会を変えようってには繋がらなくない?

D:でも、コミュニティ作ったって、限界あるじゃん。法律とかの日本社会に差別構造があるわけだから。

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