組織と個人 勝つためには「組織化」をしなければ
青年座談会3/4

E:少なくとも、活動のきっかけってそこにある何かから始まっているわけで、そこにある問題というか、そこに取り組む過程で、実践もし始めて、今だったら、指導する立場で、そこで人を育てるような立ち位置になっているわけでしょう。そこで繋がって、思想闘争していくなら、していかなくちゃいけないっていうさ、端から思想集団、シンクタンク作ってドーンみたいなさ。現場と乖離しない?

C:「上からの強制ではないよ」っていう、「一人一人に解説をする、結構こまめに」っていうのをしないのが弱かったのかなと。

社会的連帯経済も協同社会主義も、運動がないと思想オタクになる

イラスト・植木鉢とおもちゃのトラックE:AIを踏まえた上で、社会的連帯経済とか協同社会主義(フーリエやロバート・オーウェン)も良いけど、それ目指そうとなった学生がいたとして、何を実践していいのってなるわけじゃん。

F:この路線だと学習会ばかりになるので、それで学内で運動をするってのが無いとただの思想オタクになってしまう。

E:学習会をするって発想もでないと思うよ。勉強して終わり、俺は凄いことを思いついたで終わりじゃない?

C:実践と直で結びつくってのが誤りだと思う、根源的には。だって、マルクスが言っていた労働手段の話とかって、実践に直で結びついてなくね?学生運動なんて、なんら関係ないからね、ほとんど。
 でも、ワンクッション、ツークッションをおいて、揉め事なりなんなりが起きないと繋がっていくっていう……一緒に考えていく事が重要だよね。

B:でも、もうドイツで「インダストリー4.0」が言われ、実践され始めていて、日本でどうごちゃごちゃやっていこうが、そういう方向で世界は進んでいくわけで、ある種、労働環境を含めて、それに対応できる態勢を作らないといけない。あと理論。

運動・地域をつなぐプラットホームになる組織を

    
――話がそれてしまいましたが、組織と個人における未来については?

連帯する若者イラストB:やるしかないというよりも勝たないといけない。

C:やるしかないは当たり前で、次の段階だよね。

A:これが勝ち方だというのがないんちゃう。

F:分かっていたら勝っていますからね。普通に生活していると取り込まれてしまうので、意識していかないといけないんですよね。
 だから組織化が重要で、個人を放っといて、わぁーっと立ち上がるかと言ったら、そういうわけでもない。それぞれ見えているところが全然違う。交差する所を見ていくしかない。

C:政治運動も地域運動も、大学の運動も一つの地域運動だと思うけど、全然違うなと思って。
 地域運動からの批判だと、理論作ったって「いつこっちに来るんだよと。サンステップがいつ来るんだよ」と。政治運動だったら、理論作って、魅力的なんだと伝える。一番簡単、いや、一番難しいけどOS作ったら全てみたいな。地域運動は難しいけど、地域運動の体力がなかったら政治運動は潰れるから。

A:「新たな思想を」という時も、地域で起こっている具体例とかを、そこに共通する普遍的概念を作っていくんちゃう?

B:そういう理論とか現場とか、乖離しないためにプラットフォームになる組織があって、媒介していくんじゃないの。

A:地域と政治決戦を繋げなあかんという話やんな?

C:地域の情報を集めるのって、めちゃくちゃ難しい。左翼の地域しか知らないから、異常に偏りを見せている。

A:反原発の村とか?

C:そうそう。大学のサークルボックス周っても、「原発労働なんてどうだっていい、僕の身体に被害あるんすか?」みたいな情報は絶対に行かないじゃん。そういう悪いところをみないといけない。
 例えば、農協のデータをちゃんともらいにいく、左翼が。そういうのしないからね。全部を包み込む理論でないといけない。

A:調査とか、そういうのは大学の実践でもありえるんちゃう。思想集団としてやる任務としては、それぞれに詳しい人を集めないといけないよね。
(→次項に続く


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