韓国野党「正義党」の李貞味(イ・ジョンミ)代表が安倍晋三日本首相の韓米合同軍事演習実施要求に対して妄言だと批判した。
5日午前、李代表は常務委員会議に出席して「安倍氏が9日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談する席で『平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)閉幕後、早期に韓米軍事訓練を実施してほしい』と要求をする予定だと日本メディアが報道した」とし「この報道が事実なら、平昌平和オリンピックに冷水を浴びせる妄言」と批判した。
続いて「日本が韓半島(朝鮮半島)の平和安保問題に対して、ああしろこうしろと言えるような立場ではない」とし「五輪開幕を祝いに来るという友好国代表が祝宴を前にして言うことではない」と指摘した。
また「アイスホッケーチームで初めてのオリンピック南北合同チームが誕生し、一緒に試合に臨むなど平和の雰囲気が醸成されていて、世界がこのような韓半島に注目している」とし「安倍氏はオリンピック精神を忘れず、韓国政府が日本を招待した意味について、もう一度考えていただきたい」と強調した。(中央日報2/26電子版より)
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