「森友疑獄」発覚の一歩から一年 渦中の木村豊中市議に聞く(中)
トカゲの尻尾から巨悪の本体へ!

佐川やめろ!全国一斉アクション
 「森友疑獄」発覚から一年。将棋で言えばとうに詰んだ状態であるのにまだ権力にしがみつく総理。その本人と妻、彼らにまつわる右翼カルト連中のおそましい姿はまさに反面教師たるに相応しい。安倍記念小学校とまで持ち上げた籠池夫婦を逮捕・口封じし、既に拘禁8カ月。国民の怒りの沈静化をひたすら待とうとする卑怯な彼らに反旗を翻す官僚たちも現れたようだ。森友に関する財務省公文書の書き換え偽造と言う前代未聞の疑いも飛び出て<然るべき人物に然るべき責任を>と発言する、木村真市議に今の思いを聞く【文責・編集部】

前号からのつづき

■ トカゲの尻尾から、巨悪の本体へ

――今般2月16日は期せずして全国で「佐川辞めろ」アクションの声が響きました。

木村 一番判り易い所がターゲットという事だったですが、そんな財務官僚を辞めさせた所で尻尾切りだけという声もあるが、それは一理あるものの、尻尾さえ切れないようでは、胴体にも頭にも上らないだろうと。

――トカゲの本体にも迫るような……。上げた火の手を休めないためにも、燻ぶりだけでは敵は増長します。

木村 国税庁の長官であればかなりの高官です。所管だから当然責任の大部分は財務省にあり、(最高責任者の)麻生が副総理でもある。安倍も(佐川国税庁長官を)適材適所だと言い切っている。仮にその佐川を辞めさせる事が出来れば、政権側としたら「佐川という尻尾だけで」と思っていても、その政権の目論見を越えてどんどん大きく波及してくるので、まずは当面、佐川に絞って。

■ 地元立脚のスタンスは変わらずに

――この一年で木村さんの存在が全国区になって、TV各局も回られてご自身への反響とか変化とかは?

木村 確かに忙しくはなった。地元豊中はもちろん、全国各所で学習会の立ち上げやお話に呼ばれてて。でも基本的活動としては市内での街頭宣伝が中心である事には変わりない。

――地元立脚のスタンスは変わらずに。一部懸念のあった、極右からの暴力攻撃とかは?

木村 今はないですが、何が起こるかは……。最近は門真でザイトクの連中が動き回っていて。大阪のメーカー系列の生コン協組理事長が連帯労組潰しを広言し、このザイトク極右の連中に10億もの活動原資を出すなどと異常極まりない事を企む層が確かにいる。

――敵側の手駒もそんな札付きの極悪連中しか残ってないという声もありますが。

木村 何か言い訳がましく差別主義ではなく、関西生コン支部批判には同感するとか何とかで。全国の右翼、ヘイト連中が騒いでいて。

■ 右翼さえ認めて沈黙?総理の犯罪、歴然とした事実

――全国にワッと顔を知って貰った方がむしろ危険は遠のく?。

木村 右翼であろうと、国有地をタダで叩き売った事については文句のつけようもない歴然とした事実からなのかなと。

――解釈なんかの問題ではなく、歴々とした事実そのモノですし。

木村 僕としては本来この事件は国有地を叩き売っただけの事ではなくて、安倍政権中枢と大阪維新が車の両輪となってカルト右翼学園に肩入れした。
 その具体的な例と手法が国有地の叩き売りであった訳で、本来あり得ない国の一人芝居があったと受け止めてます。

――プラス財務省での、政界関係者に利得を貢ぐ…古典的手法(明治の官有地払下げ疑獄など)だったとの説があります。大蔵独特の金ばら撒き手法だと。それら相談の場が、公明党執行部親族の店だったと。

木村 創価にかかわる…冬柴の関係のでね。

――国有地休眠土地の地上げ疑惑では、創価の文化会館などを巡っても一大疑惑がと指摘する情報も。

木村 国交省大臣ポストは公明が独占し続ける裏側でね。
 どちらにしてもマスコミ報道では、国の財産を不当に廉売したとの範囲のみで絞っているので、そう言う書き方をしてる限りが右翼と言えど、文句のつけようもないですね。そのためか、今の所、右翼連中からの脅しとかは特別にはない状態ではあります。(→次回に続く


全国に「佐川辞めろコール」広がる!
佐川やめろ!全国一斉アクション

 「佐川ヤメロ!」全国一斉アクションは予想通り全国で2月16日大きな広がりを見せた。
 大阪では、17時から大阪国税局前アピールを、「森友学園問題を考える会(木村真、山本一徳豊中市議らのグループ)」の主催で。神戸では、「神戸デモ実行委員会」と「NHK問題を考える会」の主催で14時に兵庫県庁前広場でミニ集会後、神戸税務署までデモ。佐川辞職を求める申し入れを行った。その他、京都、、名古屋、福岡、金沢、今治など国内主要都市で納税者の怒りは頂点に立っている。

「コモンズ」116号の目次にもどる

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

  1. コモンズ最新号目次

特集記事(ランダム)

  1. 2018-6-19

    著名人・言論人・ジャーナリストが大阪広域協に抗議声明

季刊「変革のアソシエ」第34号発行

最近の記事

  1. ■ 編集後記 ●平成から元号が変わる。無論庶民の側からの願いに応えたと言う事ではなく、全て皇室…
  2. 七福神イラスト
    これからの革命興す年が明け 原発の次は辺野古も頓挫する 天皇をヨイショの記事があふれ出る…
  3. 笙野頼子『ひょうすべの国』
    笙野ワールド・魂の連作 汚辱世界と表現で対決 怨念の巫女の口伝のような…    追い詰められた…
  4.  12回目を数える「国際有機農業映画祭」が2018年11 月18日にに法政大学・市谷キャンパスで…
  5. アムネスティ 死刑制度反対
    安倍政権下で相次ぐ死刑執行 国際社会は死刑廃止に大きく前進している  日本で死刑執行が相次い…

職場・労働相談はこちら(外部リンク)


連帯労組の闘い ↑ 映画「フツーの仕事がしたい」より 労働相談は連帯ユニオン

特集(新着順)

  1. 新年天皇一般参賀(2019)

    2019-2-4

    天皇制と闘うとはどういうことか(6)/菅孝行(評論家) 第六回 象徴天皇制―権力・霊性・日本資本制

  2. F35Bステルス機

    2019-1-23

    新連載】要塞化すすむ南西諸島(1)/小西 誠(軍事評論家)

  3. 土砂投入阻止12・13辺野古集会

    2019-1-22

    2019 辺野古新基地反対闘争の前進へ!/安次富 浩

  4. 韓国・沖縄民衆と連帯しトランプ・安倍両政権を追い詰め、 東アジアから米軍を撤退させていく新しい扉を開こう! ーー日米安保破棄し対米隷従の「この国のかたち」変える時だーー

    2019-1-21

    年頭主張】激動する時代の基本認識と わたしたちの政治・運動戦略の重心

  5. 大阪府警本部前に翻る抗議の連帯旗

    2019-1-15

    獄中よりの新年挨拶/武建一(関生労組委員長)

バックナンバー

カテゴリ一覧

本日
昨日
累計
FROM 2014/01/01
ページ上部へ戻る