労働学校アソシエ、注目の2講座から

大阪労働学校アソシエ・学働館
 4月7日から第2期がスタートした大阪労働学校・アソシエ。これまでの資本主義のオルタナティブ的思潮を鮮明にした各種講座に加え、今先進気鋭の若手言論人の主張を大胆に展開する2講座に人気と関心が集まっている。
 ベストセラー『永続敗戦論』で戦後日本の精神的荒廃の主因を説いた政治学者白井聡氏。また『はだかの王様の経済学』ほかの大衆的経済理論で普通の市民が豊かになる健全な「景気拡大論」を説く経済学者松尾匡氏。以下、これら両氏の講義を事務局が概説する。


<戦後「国体」=米国論>白井聡氏
<第3世代・左翼経済史>松尾匡氏

 こんにちは。大阪労働学校アソシエ事務局です。「労働学校ってどんな授業を行なっているの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかと思い、この機会に簡単に紹介させていただきます。
 まず、看板講師の一人である白井聡氏の講義では、「国体」というキーワードを軸に戦後史から現代を解説します。

 天皇の存在感で言えば、明治(強)―大正(弱)―昭和(再び強)という流れだった。戦争を通じて、国体が天皇から米国へと変容していると仮定すれば、米国(=国体)の存在感は1945年から1960年代(強)―1970年代から1980年代(弱)―1990年代から現在(再び強)といえる。前者と後者の関係性はとても類似しているのではなかろうか。(※一部です)

 同じく看板講師の松尾匡氏の講義は、左翼史と経済学を重ねて解説します。

 ・レフト1.0(60年代全盛)とは、急進派にマルクス・レーニン主義、穏健派に社会民主主義がいた。共通項は(1)国家主導型、(2)生産力拡大、(3)労働者階級主義であった。
 ・レフト2.0(90年代全盛)では、急進派に発展途上国のコミュニティーに連帯・ディープエコロジー派、穏健派にブレア路線・第3の道路線。共通項は(1)脱政府的な第三セクターに依拠した市場メカニズムの利用、(2)反生産力主義、エコロジー、(3)多様性の共生である。
 ・台頭する労働党のコービンやスペイン・ポデモスの主張から、レフト3.0の風潮を分析すると、(1)国家主導の復活、(2)生産力主義の復活、(3)労働者階級主義の復活、(4)インターナショナルを重んじ、他の左派政府へも批判的である。(※一部です)

 以上の内容は、あくまで要約ですので意見等は事務局にお願いします。
 いかがでしょう。
 全てを記述してしまいますと、受講する楽しみが損なわれてしまうので、お待ちしております。


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