著名人・言論人・ジャーナリストが大阪広域協に抗議声明

わが国を代表する著名人・ジャーナリスト・言論人が レイシスト集団を利用する大阪広域生コン協組に抗議の共同声明!

 わが国を代表する著名なジャーナリストらが、「レイシスト集団を利用する大阪広域生コン協組に抗議する共同声明」を5月1日付けで発表、全国へ発信された。既報の通り、同協組(木村貴洋理事長)は、在特会らレイシスト集団を先兵に連帯ユニオン労組襲撃や、各地域協組破壊を進めていたが、彼らの悪行が今回の著名人共同声明で全国にさらに知れ渡る事になる。

鎌田慧さん
鎌田慧
(ルポライター)
香山リカ(精神科医)
香山リカ
(精神科医)
佐高信(評論家)
佐高信
(評論家)
斎藤貴男(ジャーナリスト)
斎藤貴男
(ジャーナリスト)
青木理(ジャーナリスト)
青木理
(ジャーナリスト)
宮崎学(作家)
宮崎学
(作家)
レイシスト集団を利用する大阪広域
生コン協組に抗議する著名人の共同声明
(内容の一部抜粋)


 醜悪な”癒着“が問題となっています。
 排外主義を主張し各地で外国人の差別を煽るデモを繰り返してきたレイシスト集団が、生コンの業者団体と密接な関係にあることが判明しました。
 業者団体をスポンサーとしたレイシスト集団は現在、生コン業界における労働組合つぶしに加担しています。

 私たちは、差別のない自由で公正な社会を願っています。そうした観点から、業界に寄生して利益を得るレイシスト集団も、レイシスト集団を”傭兵”として利用する業者団体も共に許すわけにはいきません。
 企業がレイシズムの増長を流すような事態を、決して看過することはできないのです。

 いま、あるまじき”暴走”が問題視されているのは、大阪府と兵庫県の生コン企業によって組織される業者団体「大阪広域生コンクリート協同組合」(広域協)です。
 加盟164社を誇る日本最大の生コン協同組合であります。その広域協が、今年に入ってから労組対策を名目に、業界外部からレイシスト集団を招き入れました。
 ナチスのシンボルであるハーケンクロイツの旗を公然と掲げ、振り回し、マイノリティーを威嚇しながら、差別デモを主導してきた者たちです。
 レイシスト集団は街宣車を使って、連日、連帯ユニオン関西地区生コン支部の事務所などに押しかけ、示威行動を行っています。
 街頭で労組攻撃の宣伝活動を行うこともあります。広域協の役員をも帯同した活動は異様としか言いようがありません。
(中略)
 人間のつながりや地域、社会を分断するための活動に加担することは、協同組合の役割ではないのです。
 私たちはマイノリティに対する不当な差別を絶対に許容しません。
 差別に加担する企業家業者団体の存在も認めません。
 「ヘイトスピーチ解消法」の理念に反するような動きを看過しません。私たちは自由で公正な社会を願っています。差別や偏見のない社会を望んでいます。そのために私たちは表現活動を行っています。私たちは差別をあおるいかなるを動きにも反対します。レイシスト集団の跳梁跋扈に、そこに肩入れする広域協に、強く抗議します。                       
  2018年5月 

よびかけ人(第一次/5月1日現在)
青木理(ジャーナリスト)/明土隆浩(立教大学ほか講師)/魚住昭(ジャーナリスト)/金沢壽(全労協議長)/海渡雄一(弁護士)鎌田慧(ルポライター)/香山リカ(精神科医)/河合弘之(弁護士)/木下武男(労働社会学者)熊沢誠(甲南大学名誉教授)/後藤道夫(都留文科大学名誉教授)/斎藤貴男(ジャーナリスト)/佐高信(評論家)/里美和夫(弁護士)/鈴木剛(全国ユニオン)/土屋トカチ(映画監督)/中川敬(音楽家)/中沢けい(作家)/永嶋靖久(弁護士)/松本耕三(全港湾委員長)/宮崎学(作家)/宮里邦男(弁護士)安田浩一(ジャーナリスト)/棗一郎(弁護士)/平賀雄次郎(全国一般全国協委員長)/藤本泰成(平和フォーラム代表)他


鎌田慧さん(ルポライター)のよびかけ声明抜粋
鎌田慧さん 労働組合活動は労働者の権利である。労働者の生命と生活は労働組合によってかろうじて擁護される。労働者の権利を認めない社会は人間の権利を認めない世界であり暗黒の社会である。労働者の社会的活動を認めない社会は民主社会ではない。
 しかし労働運動に暴力団が介入し、破壊しようとした歴史はさほど古いものではない。(中略)東京山谷でも労働運動家や映画監督が右翼に刺殺されている。今また関西生コン労働者の運動に敵対する右翼暴力団の攻撃が始まっている。これらは反社会的行動であり犯罪であり決して無視できない行為である。地域の民主主義のためのこの闘争を支持します。

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