6・10 第9期 沖縄意見広告運動 関東報告集会

6・10 第9期 沖縄意見広告運動 関東報告集会
 8日の大阪集会に続いて東京でも6月10日、関東報告集会が東京御茶の水の全電通労働会館ホールにて開催された。
 同時刻に霞ヶ関では国会包囲集会が行われ、2万人を超える市民が結集したが、ここ全電通ホールにも、埋め立てを絶対許さぬ決意を固める500名の市民が詰めかけ、その熱気で溢れかえった。
 集会のメインゲストには、今回の市長選挙で自公の卑劣な戦術に敗れた稲嶺進前名護市長、そしてヘリ基地反対協議会共同代表で沖縄意見広告全国世話人でもある安次冨浩さんを迎えてお話を聞いた。

関連記事目次
6・8 沖縄意見広告運動 関西報告集会
・6・10 沖縄意見広告運動 関東報告集会 ←今ここ
新基地建設阻止へ、しなやかにしたたかに闘おう/稲嶺進
11月知事選勝利で新基地建設はストップする/安次富浩
条例もアセスも約束もすべて無視して藻場を破壊/伊波洋一

■ 朝鮮半島に平和が訪れようとしている
 沖縄軍事基地の意味が失せつつある


上原公子さん

 最初に元国立市長で沖縄意見広告全国世話人の上原公子さんは、賛同者が増えたのは「沖縄の事を自分の事として考えている人が多いことの証しだ」と語った。
 また「南北首脳会談が行われ東アジアの脅威が解決に向かっている今日、沖縄基地の意味が失せつつある。もう基地はいらないと言える時期に来ている」と指摘。また国会を愚弄する安部政権を批判し、「公文書の改ざんを認めたということは民主主義政府の破壊を示している」と糾弾。沖縄・辺野古の闘いを通して日本の崩壊しつつある民主主義を奪還しようと訴えた。
生田あいさん
 続いて、今期第9期の意見広告運動について事務局長の生田あいさんが解説を行なった。辺野古新基地建設に向けて埋め立て区域への土砂投入が8月中旬にも始められようとする緊迫した状況の中、今回初めて掲載3紙のデザインをそれぞれ別にし、沖縄2紙は4色カラーで掲載した。朝鮮戦争終結の合意に向けて南北会談が進み、朝鮮半島有事の危機が去ろうとしている今、このチャンスを沖縄の基地建設反対のたたかいにどう活かしていくのかが問われていると語った。

■ 地元の民意も民主主義も破壊しながら
 基地建設を強行する卑劣な日米政府


 生田さんは「今期の賛同者数は前期より約3000件増えて1万5298件(個人・団体合計)となった。また賛同者1件あたりの金額が増えており、それだけ沖縄のたたかいへの連帯意識が地熱のように全国に拡がっているからだ。また沖縄からの賛同者に匿名希望者が多かったのは、日米政府が地元の民意も民主主義も破壊しながら強行している辺野古新基地建設が地域の住民の皆さんの人間関係を破壊しているあらわれではないか、それは本土のわれわれの運動の弱さのあらわれでもある」と語った。

花輪伸一さん 全国世話人の花輪伸一さんは沖縄意見広告運動9年の歩みの中で、賛同者数が2016年の第7期に大きく拡大し始めたと指摘。その大きな原因は、前年2015年に沖縄のヘリ基地反対協議会と島ぐるみ会議が主催者となり、主要全国紙3紙(読売、朝日、毎日)、全都道府県の地方紙48紙にカラーで意見広告を掲載したことだろうと語った。また、国内の他アメリカの政治家や官僚、シンクタンクに向けて米紙(ワシントンポスト、ニューヨークタイムス)電子版にも広告を過去合計5回掲載してきた。また大阪の連帯ユニオン関西生コン支部や全港湾の労働者を中心にオスプレイの訓練飛行ルートに合わせた全国キャラバンも実施してきた。近年、このキャラバン隊は海を越えて米軍基地のある韓国にも行っている。「私たちは辺野古新基地建設が止まるまで多くの人々に訴えつづけてゆく。ひとりでも多くの人たちに訴えてゆきたい」と語った。

■ 親たちの訴えをまったく取り合わず
 今も米軍機は上空をとびかっている


 米軍基地周辺では航空機から様々なものが落下してくる。昨年12月には宜野湾市の緑ヶ丘保育園に米軍機の部品が落下し、市立普天間第二小学校にもヘリコプターの窓枠が落下した。まかり間違えば死者が出る危険な状況に、緑ヶ丘保育園の父母会が起ちあがり、園長とともに外務省や防衛省に訴えたが、「調査中」というばかりでまったく取り合わない。国も米軍も、親たちの訴えをまったく受け止めることもなく、飛行訓練を平然と続けている。
 本日の集会にはこの緑ヶ丘保育園父母会からのメッセージビデオが届けられ上映された。ビデオの中でお母さんたちは「今も米軍機は保育園の上空を飛びかっている。この現状をひとりでも多くの方に伝えていきたい」と語った。

緑ヶ丘保育園父母会

 続いて、沖縄からヘリ基地反対協議会共同代表の安次冨浩さんから現地の報告(別掲)、5分間の休憩をはさんで本日のメインゲスト、稲嶺進前市長が登壇し発言した(別掲)。次に参議院議員で沖縄意見広告全国世話人の伊波洋一さんの発言(別掲)と続いた。

加藤宣子さんから安次冨さんへ贈呈 「伊達判決を生かす会」の土屋源太郎さん、「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」の中村利也さん、「直接行動」の木元将太郎さんからそれぞれ連帯のあいさつが行なわれた。

 会場でのヘリ基地反対協へのカンパ20万4363円が集まったことが報告され、沖縄意見広告事務局の加藤宣子さんから安次冨さんへ贈呈された。最後に、全国世話人で「辺野古へカヌーを送る会」の山口千春さんが集会宣言「第10期へ」を読み上げ、拍手で確認されていった。

土屋源太郎さん 中村利也さん 木元将太郎さん 山口千春さん
写真左から、土屋源太郎さん、中村利也さん、木元将太郎さん、山口千春さん

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行動予定

10月
27
18:30 パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか
パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか
10月 27 @ 18:30 – 20:30
パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか | 大阪市 | 大阪府 | 日本
■ 講師:役重善洋(パレスチナの平和を考える会) ■ 会場:エルおおさか(大阪市中央区北浜東3−14)  http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html ■ 第1回 米国大使館エルサレム移転と帰還大行進の歴史的意味  2018年9月29日(土)18:30~20:30  会場:エルおおさか701号室(定員54) ■ 第2回 ジェンタイル・シオニズムとイスラエル国家  10月13日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第3回 中東和平とオスロ合意  10月27日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第4回 “反ユダヤ主義”をめぐる議論  11月17日(土) 18:30~20:30  会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第5回 日本とパレスチナ問題、BDS運動の経過と課題  11月24日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ***** ■ 参加費:毎回¥1000(割引希望の方は応相談)  ☆通し参加を申し込まれた方は第2回以降各¥800 ■ 主催:パレスチナ問題連続学習会実行委員会  賛同団体:ATTAC関西グループ/関西共同行動/パレスチナの平和を考える会  連絡TEL090-42980-3952(喜多幡)
11月
17
18:30 パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか
パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか
11月 17 @ 18:30 – 20:30
パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか | 大阪市 | 大阪府 | 日本
■ 講師:役重善洋(パレスチナの平和を考える会) ■ 会場:エルおおさか(大阪市中央区北浜東3−14)  http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html ■ 第1回 米国大使館エルサレム移転と帰還大行進の歴史的意味  2018年9月29日(土)18:30~20:30  会場:エルおおさか701号室(定員54) ■ 第2回 ジェンタイル・シオニズムとイスラエル国家  10月13日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第3回 中東和平とオスロ合意  10月27日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第4回 “反ユダヤ主義”をめぐる議論  11月17日(土) 18:30~20:30  会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第5回 日本とパレスチナ問題、BDS運動の経過と課題  11月24日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ***** ■ 参加費:毎回¥1000(割引希望の方は応相談)  ☆通し参加を申し込まれた方は第2回以降各¥800 ■ 主催:パレスチナ問題連続学習会実行委員会  賛同団体:ATTAC関西グループ/関西共同行動/パレスチナの平和を考える会  連絡TEL090-42980-3952(喜多幡)
11月
24
18:30 パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか
パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか
11月 24 @ 18:30 – 20:30
パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか | 大阪市 | 大阪府 | 日本
■ 講師:役重善洋(パレスチナの平和を考える会) ■ 会場:エルおおさか(大阪市中央区北浜東3−14)  http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html ■ 第1回 米国大使館エルサレム移転と帰還大行進の歴史的意味  2018年9月29日(土)18:30~20:30  会場:エルおおさか701号室(定員54) ■ 第2回 ジェンタイル・シオニズムとイスラエル国家  10月13日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第3回 中東和平とオスロ合意  10月27日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第4回 “反ユダヤ主義”をめぐる議論  11月17日(土) 18:30~20:30  会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第5回 日本とパレスチナ問題、BDS運動の経過と課題  11月24日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ***** ■ 参加費:毎回¥1000(割引希望の方は応相談)  ☆通し参加を申し込まれた方は第2回以降各¥800 ■ 主催:パレスチナ問題連続学習会実行委員会  賛同団体:ATTAC関西グループ/関西共同行動/パレスチナの平和を考える会  連絡TEL090-42980-3952(喜多幡)
12月
3
19:00 元陸自レンジャー隊員・井筒高雄さ... @ 元町映画館
元陸自レンジャー隊員・井筒高雄さ... @ 元町映画館
12月 3 @ 19:00 – 21:00
元陸自レンジャー隊員・井筒高雄さん講演会「元自衛官だからこそ語る 自衛隊を憲法に明記してはならない理由」/神戸 @ 元町映画館 | 神戸市 | 兵庫県 | 日本
元陸自レンジャー隊員・井筒高雄さん講演会 「元自衛官だからこそ語る 自衛隊を憲法に明記してはならない理由」 ■ 日 時:2018年12月3日(月)19:00~21:00(開場18:30) ■ 会 場:元町映画館2Fイベントルーム  〒650-0022神戸市中央区元町通4丁目1-12  https://www.motoei.com/access.html ■ 講 師 井筒高雄さん(元陸自レンジャー隊員) ■ 参加費:1000円   ※お申込みなしでどなたでもご参加できますが人数把握のためご連絡くださればありがたいです。  メール:civilesocietyforum@gmail.com まで。 ■ 主 催:市民社会フォーラム  http://shiminshakai.net/post/4784 ■ ご案内  安倍首相は9月3日、防衛省の自衛隊高級幹部会同での訓示で、「全ての自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整えるのは、今を生きる政治家の責任だ。私はその責任をしっかり果たしていく決意だ」と述べ、憲法に自衛隊の存在を明記する改正に取り組む考えを改めて示しました。  10月から12月まで開会予定の通常国会でも、安倍首相は憲法改正の自民党案を提出し、早期の発議を目指す方針を明らかにしています。  はたして、自衛隊を憲法9条に明記すれば、日本の平和を保障することになるのか? 9条を現実に合わせて現状追認するだけのことなのでしょうか?  そして、有事があれば命がけで日本を守る自衛官たちも、憲法に自衛隊を明記することを望んでいるのでしょうか?  元自衛官の井筒高雄さんに、改憲発議がされようとする今、自衛隊を憲法に明記することの問題点についてお話しいただきます。 井筒高雄(いづつたかお)さん 1969年、東京都生まれ。 88年、陸上自衛隊第31普通科連隊に入隊。91年にレンジャー隊員に。 92年にPKO協力法が成立すると、武器を持っての海外派遣は容認できないとして翌93年に依願退職。 大阪経済法科大学卒業後、2002年から兵庫県加古川市議を2期務める。 元自衛官の立場から戦争のリアル、コスト、PTSD などリスクを 伝える講演活動を行う。 現在、ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン(VFP) 共同代表。 共著に『安保法制の落とし穴』(ビジネス社)、単著に『自衛隊はみんなを愛している』(青志社)など

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