2014 年頭の挨拶 -新しい年の挨拶を送ります-

怒りをたぎらせ、民衆の力を結集、安倍政権打倒へ!
沖縄と結び日米安保破棄し、東アジアの平和と民衆自治の道へ!


ここが分岐点、ここが正念場民衆を犠牲にしつつ戦争への道を突き進む安倍を許すな

 人の一生において、諸運動のそれぞれにとって、時代の歴史的推移において、ここが分岐点、ここが正念場という時機がある。新年は、日本列島に暮らす民衆にとって、その未来の運命を左右するような分岐点、正念場の年です。
 安倍政権は、日米軍事同盟進化の下で、平和国家の道を歩んできた戦後の国是を投げ捨て、中国・朝鮮など隣国を敵視し侵略と殺戮の「戦争のできる国」に変え、その国家への「愛国心」まで強制しようとしている。
 安倍政権が、民意を無視し民主主義を踏みにじって進めてきた彼らの暴挙の数々に、今、人々の怒りと平和への思いと声が、沖縄をはじめ日本列島社会の隅々からふつふつとわきあがってきています。
 ここに時代の希望と確信がある。追い詰められているのは彼らです。暮らしや働く場から、地域から、怒りをたぎらせ、安倍政権打倒へ起ちあがり、行動するときです。
 わたしたちは渾身の力と知恵を絞ってともに闘う決意です。

人が、人らしく生きられる共生・協同型社会を
関生型運動は世界の潮流


 正念場の闘いに向かって、わたしたち「革命21」がいかなる時代認識に立って、何を目指して闘うかを、はっきりさせておきます。
 第1に、時代認識について。アメリカの衰退と米一極覇権の時代が終わり、米中の争奪と結託の時代に入ったこと。一方で中南米、韓国の協同組合ブームのように、資本の危機が生み出す格差・貧困問題の解決のため、相互扶助、共生・協同の方向へ闘いが発展しており、この方向が世界の潮流であるとの認識に立つこと。
 第2に、その資本主義の弱肉強食の競争型社会に代わる構想として、わたしたちもまた、人が人らしく生きられる「協同組合型社会」(アソシエーション)への転換を目指し、1%の支配層と闘い、資本主義を廃棄していく運動に全力を挙げること。
 具体的には、関生型労働運動とその産業政策闘争が、独占資本に対抗して産業構造の在り方を変え、経済を民主化し、世の中を変え、協同組合型社会に通じる闘いであり、世界の潮流と同じ質を持つものと確信していること。
 第3に、政治方向について。日米金独占資本・産軍複合体の意を汲む安倍政権の戦争国家への道に抗して、安倍とは真逆の意味で「近代日本」を問いなおし、沖縄の「構造的差別」に支えられている日米安保体制下の戦後国家の、憲法の平和主義と安保の軍事的原理の抱き合わせの関係にある「この国のかたち」を根本より変える構想に立つ。つまり、沖縄民衆の自立と自己決定権行使を支持し、日米安保条約を破棄し、9条平和主義を発展させ、≪「日本」列島弧に自治・共和連邦≫(仮称)を実現する構想である。この実現をもって、「日本」が戦争と暴力、他民族抑圧と支配の根源の一つになることをやめ、東アジア・太平洋の平和と民衆自治を実現する扉を開くものと確信し、その実現のために闘うことです。
 新年を前に、先般、わたしたちは第2回総会を持ち、旧来の中央集権型を破棄した協同原理による「運動型」組織である革命21発足のこうした理念・政治方向を改めて確認し、苦しむ人々に寄り添い、この時代の求めるところに応えて,闘う決意を固めたところです。

安倍政権打倒闘争の広い共同
名護市長選挙 埋め立て反対の稲嶺現市長の再選を


 新年、闘争課題は山積しています。
 沖縄の辺野古埋立て強要、秘密保護法、国家安全保障戦略、原発再稼働・原発輸出と武器輸出3原則の見直し、TPP参加、放射能の垂れ流しと被災地・東北の切り捨て、消費税8%増税、生活保護切り捨て、労働者首切り自由化法、東京オリンピックによる国威発揚など、さらにこの先にある「集団的自衛権の行使」容認、憲法9条改憲に反対する運動を大きく展開する年です。
 これらの大衆運動を安倍政権打倒に発展させるため、政党、諸運動分野の枠を超え、できる限りの大きな広い共同戦線を創りだすために奮闘します。そのためにも、その核となり、新しい社会・政治構想を掲げて、大衆運動の発展に全力を挙げ闘う「反資本主義左派・政治勢力」の形成を急ぐことです。
 年の瀬には、沖縄の仲井真知事が米海兵隊普天間基地を名護市辺野古へ移設するための国の埋立て申請を承認するように、日米両政府からカネと恫喝で強要されており、年末にも承認か不承認の態度を明らかにする。この新聞が読者の皆さんの手に届くときには、その結果は出ています。
 いずれにしても、辺野古埋め立てに「断固反対」を表明し出馬した稲嶺進・名護市長の、新年1月19日名護市長選での再選・勝利を勝ち取ることが、日米両政府への答えとなる。この市長選は、単なる一地方の選挙ではなく、辺野古新基地建設と日米の安保戦略―安倍の戦争国家形成を巡って、沖縄と本土の民衆の未来のかかった選挙です。
 全国からの名護へ支援を集中し、稲嶺現市長の勝利を勝ちとろう!
 新年の安倍政権への反撃の突破口はここから始まる。沖縄・秘密保護法・脱原発の闘いを結びつけ、2月に予定されている東京都知事選、そして4月消費税8%実施への大衆的反撃へと連鎖する反転攻勢に転じていこう!

 大きな協働と連帯、闘いの前進の年に!

(機関紙『コモンズ』第67号1面)

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