天皇制と闘うとはどういうことか(1)/菅孝行
第一回 安倍政権の末期的醜態と天皇明仁の「護憲・平和」

新連載 天皇制と闘うとはどういうことか 第一回
安倍と天皇
Ⅰ.安倍政権の末期的醜態と天皇明仁の「護憲・平和」

菅孝行(評論家、変革のアソシエ運営委委員)

◇「幻想の共同性」との闘争

菅孝行さん

菅 孝行さん

 近代国民国家の権力の統治は三つの次元から成立する。第一が資本制による支配、第二が法的正統性に基づく権力の行使、第三が統治される側がそれらを是とする「幻想の共同性」の形成による支配である。日本人がまず問うべきは自国の権力すなわち日本国家である。近代日本国家の統治形態は、共和制でなく立憲君主制である。憲法は「主権在民」「基本的人権」「平和主義」を謳い「象徴」である天皇には国政に関与する権能を与えていない。但し、天皇の地位は主権者の総意に基づくと規定されている。日本国民を主権者とする「憲法制定権力」が存在し、主権者の意志で天皇の地位を保証しているということだ。象徴天皇制国家の天皇の憲法上の地位は「象徴」である。従って、天皇制を解体する闘争は、前記の第三のフェーズの闘いに特化される。つまり、ひとびとが権力に自己の「内面」を横領され、国家に神聖な価値を見出している状態からの覚醒が反天皇制闘争の課題である。

 それは制度化された「内面」を解き放つ「幻想の共同性」との闘争である。近代国民国家の「幻想の共同性」は、それぞれの国民国家に固有の宗教的権威に依拠している。大英帝国は英国国教会、アメリカはピュリタニズム、イスラム圏の諸国はそれぞれの宗派のイスラム教、日本は神道指令の陰で隠密裏に延命した国家神道である。

 因みに、日の丸・君が代強制反対闘争や、天皇皇族の記念施設への反対闘争への弾圧に対する闘争は、<法治>の名の下に行使される暴力に対する権利主張の闘いであるから、第二の次元の支配に対する抵抗闘争の範疇に属する。この闘争の直接の延長に天皇制国家の統治の解体がある訳ではない。天皇制の解体は、権力一般との抵抗が直接生みだすのではなく、日本国家の宗教的権威の根拠の除去によって達成される。宗教的権威が崩壊するのは、権威への畏敬を隣人への連帯が凌駕することによってである。

 権力は、第一、第二の次元の統治を貫徹するために天皇の権威を駆使する。しかし「民主主義」国家においては、その権力自体も国民の総意に基づいて、主権者の付託を受けたものとされる。よって、「悪政」を放置するのは主権者の責任にほかならない。選挙制度の不公正が、主権者の意志を立法府にも行政府にも反映させられないとする主張に根拠がない訳ではない。しかし、瑕疵にみちた制度の下でも、中南米諸国、ギリシャ、スペインなど、権力に抵抗する民意が広範に形成された事例は少なからず存在する。それがなし得ないのは権力に対して民意が加担しているからであり、民意を動かすことを使命とする左派・革新の反政府勢力の責任は免れないのである。

◇安倍政治は邪悪の極限

安倍晋三 数を頼んで腐敗の極致にある安倍政治の邪悪さは底知れない。特定秘密保護法、共謀罪によって反政府勢力の監視、治安弾圧のフリーハンドを最大限に拡大し、アベノミクスという成長の虚像を維持するために金融緩和を執拗に続け、雇用改善という美名の下で格差を拡大するに任せ、「働き方改革」で長時間労働を無制限化した。原発は、廃止はおろか削減さえ手を付ける気配もない。電力政策も、対米隷属の一環である。

 軍事外交では、安倍はトランプの「親友」を気取りつつ、米朝交渉から完全に蚊帳の外に置かれ、トランプに翻弄され続けている。軍事的対米隷属は極限に達し、辺野古への基地移設、オスプレイをはじめとする巨額の武器購入、イージス艦配備が強行されつつある。<アメリカのための戦争>を正当化するために、安倍は改憲発議を企んでいる。改憲の正当化のために、中国や朝鮮やイスラム圏の反発を誘導する排外主義的言動の反復を憚らない。それでもなお、内閣支持率は、調査方法のマジックが存在するにせよ、崩し切れていないことを結果の数値が示している。

◇天皇明仁 象徴天皇制永続のための反政府

明仁天皇 天皇明仁は、即位以来一貫して護憲・平和のメッセージを反復してきた。とりわけ第二次安倍政権以後、政権と天皇の間に深刻な対立が継続している。周知のとおり天皇が政府の「助言と承認」なしに政治性のあるメッセージを発信することは、内容の如何を問わず現憲法下では「違憲」である。天皇が「護憲」(象徴天皇制護持)の意志を、改憲志向をむき出しにした政府に対して表明することが「違憲」となる、そういう憲法の下に我々はあるということだ。だから、先般の与那国島訪問のように、自衛隊誘致を後押しし、反対派に打撃を与えるような結果をもたらすことも少なくない。

 しかし、それでも、政府が<戦争>の危機を呼号して法整備を進める中、合憲の範囲という装いの下で<平和>祈念のメッセージを反復してきたことが重要だ。それゆえ、内閣の逆鱗に触れずに漠然とした他愛のない「平和」を語るのが精一杯なのである。それでも幾つか注目すべき事態が存在した。

 2004年の園遊会では国旗掲揚国歌斉唱を推進する東京都教育委員の米長邦雄に「強制」をたしなめた。首相の靖国参拝や供物奉呈に対抗して、2005年にはサイパン島、2015年にはペリリュー島に赴き、日本人戦没者だけでなく元「敵兵」や現地人も慰霊した。2011年の震災の後には災害への心理的補償のために甚大な被害を受けた地域の人々を慰問した。

「主権回復の日」記念式典・政府のサクラによって突然あがった「天皇陛下万歳」の声にとまどう明仁天皇

明仁天皇は突然あがった予定外の「天皇陛下万歳」の声に
とまどい、一切の応答をしなかった

 皇太子時代から数えて計10回に及ぶ沖縄訪問の反復には、「国民統合」の不可能性への強い拘泥が伺われる。2013年、沖縄県知事不在の4・28「主権回復の日」(沖縄の人々は「屈辱の日」と呼ぶ)記念式典で、政府のサクラの「天皇陛下万歳」に応答しなかったのも、そのことに関わる。そこに一貫しているのは「護憲」への執着である。

 政府の改憲志向が強まってから、護憲・平和を志向する勢力の間に天皇明仁への共感が広がったのには必然性があった。筆者とて、「個人」としての天皇明仁に対して「共感と敬意」(白井聡)を抱かぬではない。だが、天皇の「護憲」は当然のことながら、制度としての象徴天皇制の持続を目的としていることを忘れることは絶対にできないのである。安倍政権に対する包囲網形成のためにはタブーであろうが、それでも本紙読者には、君主制を容認してよいのか、と問いかけないではいられない。君主制容認は人間平等の原則の放棄を意味するからだ。

◇天皇の違憲・「壊憲」批判

退位を表明する明仁天皇

退位を表明する明仁天皇

 天皇が政府批判を意識して政治性を帯びた言動をなすたびに、その「違憲性」を指摘する声は絶えない。指摘するのは皮肉なことに、八木秀次のような日本会議系の論客と、一見正反対の反天皇制運動団体である。八木秀次は、2014年に天皇明仁の「おことば」が安倍政権の改憲への異議申し立てと解釈される、宮内庁の管理が不備だと批判した(『正論』4月号)。2016年8月8日の「おことば」以降、生前退位法制定過程のヒヤリングでも、八木をはじめとする安倍側近の右派は、天皇の言動全体を封じることに熱心であった。(天皇と政権の相剋の分析は、白井聡『国体論』第1章が正確で詳しい。)

 他方、「左」の「壊憲」批判の代表的なものは天野恵一『憲法解釈は朕のもの』(PP研パンフレット)及び、天野恵一「壊憲天皇制」(『反天皇制運動ALERT』1~24号連載2018年6月現在)である。要点は (1)天皇と安倍政権が合作して憲法破壊を推進している、(2)「壊憲」を牽引しているのは天皇である、(3)政府との間に矛盾があるように見えるのはデキレースである、の三点に集約できる。

 次号で詳細に言及するが、結論だけ言うと、第一に政権と天皇による憲法破壊の合作、両者の矛盾はすべてデキレースという認識は悉く事実に反している。第二に、天皇制を堅持して駆使したい日本会議派ならともかく、反天皇制派が自身認めていない第1章の天皇条項に反しているから違憲だという論法は、政府に対する9条違憲論と違って甚だしく滑稽である。第三に、この論法からの天皇個人攻撃に依拠した反天皇制論では日本君主制は解体に導けない。

◇敵の所在・〈外部〉の視線

靖国神社 日本君主制を解体に導くには先ず、冒頭に述べた第一と第二の次元、資本制と<法治>の正統性を背負った国家暴力との闘いを前進させなくてはならない。この闘争に最終段階で勝利するには、先述のように国家の権威への畏敬を隣人への連帯が凌駕する関係の形成が不可欠である。かつてそれを可能にする拠点は職場生産点とその延長にある地域と考えられた。労働が変容し、雇用が変容し、反攻の拠点を賃労働と資本が対峙する関係の下に継続させることが困難となった。しかし、隣人への連帯が幻想の共同性を凌駕する関係形成の場は失われたのではなく、労働の場に限定されない様々な場面の諸関係に飛散したと考えるべきだろう。後述するが、私は関係形成にはグラムシの陣地戦の構想が有効だと考えている。

 資本との闘いが発展し権力との対峙が進むと共に、最後の敵=<幻想の共同性>が見えてくる。「幻想の共同性」を断ち切る不可欠の参照項は<外部>の視線である。仲里効は、天皇明仁の「8・8メッセージ」と天皇裕仁の「沖縄メッセージ」は一対だといった(『情況』2018年春季号)。それは沖縄という<他者>から天皇制がどう見えるかを示唆する。

 また、過去に「大東亜共栄圏」とされた地域の人々から、日本君主制国家がどう見えるかに想到する必要がある。旧「大東亜共栄圏」からは戦後日本国家もまた、武器の代わりが札束になっただけで、問答無用の暴力以外のものではなかった。東アジア反日武装戦線と船本洲治は<外部>の視線を最も誠実に受け止めようとした。私が天皇制に関心を抱かざるを得なくなったのは、<内部>では何の障りもない衛生無害の集合的無意識、<外部>からは戦前と変わりのない侵略国家という、この懸隔を自己の裡でひとつに繋ごうと考え始めたためだったことを思い起こさずにはいられない。(次号につづく


新連載に当たって(コモンズ編集部)
 来年は、天皇明仁の退位、皇太子の新天皇即位、そしてそれに伴う改元が行われる。
 コモンズは、社会変革の『プログラム』(素案)において、戦後日本の対米隷従の政治と社会のあり方を決めてきた「戦後のサンフランシスコ・システム」の根本に、戦後国家の日米安保と「平和憲法」の異質な原理システムの抱き合わせの特徴があること。さらにその「平和憲法」は「象徴天皇制」という民主主義とは無縁の第1章を遺しており、象徴天皇制及び天皇制イデオロギーが最大限活用されて日常生活世界に張りめぐらされ、諸個人に内面化され、権力の労働者民衆への差別・分断と支配・抑圧・管理の体系の重要な柱になっているとの認識を示してきた。
 その上で、当面する社会・政治革命において、安保条約を破棄し、米軍基地を撤去し、天皇制を廃止することは、資本の企業社会・地域を変革し、わが国の金融独占資本を主柱とするブルジョア権力を打倒し労働者民衆の自治権力を創っていく事と一体不可分の革命的課題である、としてきた。来年に向かって進む事態は、改めて「天皇制と闘うこと」の意味と意義を問いかけている。この問題意識に立って、「反天皇制」の戦線で先駆的に問題を喚起し論陣を張ってきた菅孝行氏に、この連載をお願いした次第である。


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行動予定

11月
17
18:30 パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか
パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか
11月 17 @ 18:30 – 20:30
パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか | 大阪市 | 大阪府 | 日本
■ 講師:役重善洋(パレスチナの平和を考える会) ■ 会場:エルおおさか(大阪市中央区北浜東3−14)  http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html ■ 第1回 米国大使館エルサレム移転と帰還大行進の歴史的意味  2018年9月29日(土)18:30~20:30  会場:エルおおさか701号室(定員54) ■ 第2回 ジェンタイル・シオニズムとイスラエル国家  10月13日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第3回 中東和平とオスロ合意  10月27日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第4回 “反ユダヤ主義”をめぐる議論  11月17日(土) 18:30~20:30  会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第5回 日本とパレスチナ問題、BDS運動の経過と課題  11月24日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ***** ■ 参加費:毎回¥1000(割引希望の方は応相談)  ☆通し参加を申し込まれた方は第2回以降各¥800 ■ 主催:パレスチナ問題連続学習会実行委員会  賛同団体:ATTAC関西グループ/関西共同行動/パレスチナの平和を考える会  連絡TEL090-42980-3952(喜多幡)
11月
18
10:00 港合同 第40回 交流秋まつり/大阪 @ 田中機械 構内
港合同 第40回 交流秋まつり/大阪 @ 田中機械 構内
11月 18 @ 10:00 – 15:30
港合同 第40回 交流秋まつり/大阪 @ 田中機械 構内 | 大阪市 | 大阪府 | 日本
■ 日 時:2018年11月18日(日)10:00~ ■ 会 場:田中機械 構内(地図)  JR環状線「弁天町駅」南口下車 徒歩10分  〒552-0011 大阪市港区南市岡3丁目6−26 ■ 主催:全国金属機械労働組合港合同     港合同もちつき実行委員会  連絡:TEL06-6583-4858 ■ 共催:NPOみなと
10:00 第12回「国際有機農業映画祭」/市... @ 法政大学市ヶ谷キャンパス
第12回「国際有機農業映画祭」/市... @ 法政大学市ヶ谷キャンパス
11月 18 @ 10:00 – 19:45
第12回「国際有機農業映画祭」/市ヶ谷 @ 法政大学市ヶ谷キャンパス | 千代田区 | 東京都 | 日本
第12回「国際有機農業映画祭」~世の中、えらいことになるでえ ■ 2018年11月18日(日) 10:00~19:45(開場 9:30) ■ 会場:法政大学市ヶ谷キャンパス 富士見ゲート棟 G201教室  〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1  http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html ■ チケット:  一般 前売り¥2,000/当日¥2,500  25歳以下 前売¥500/当日¥1,000  中学生以 下無料 *25歳以下、中学生は当日身分証を提示 ■ 上映スケジュール:  10:00 海―消えたプラスチックの謎  11:15 狂った蜂2 〔本邦初上映〕  13:40 3分ビデオ(15分)  14:00 たねと私の旅 〔本邦初上映〕  15:50 シンポジウム これからを話そう  17:05 トマト帝国  〔本邦初上映〕  18:35 大平農園401年目の四季  19:45閉会 ■ 公式:http://www.yuki-eiga.com/ *上記の映画祭ウェブサイトから作品の詳細・予告をご覧いただけます。 ■ 主催:国際有機農業映画祭  法政大学大学院グローバルサステナビリティ研究所 ■ 協力:NPO法人アジア太平洋資料センター  NPO法人日本有機農業研究会  NPO法人 日本消費者連盟 ■ 協賛:アジア農民交流センター  たねと食とひと@フォーラム  (株)EMジャパン  特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター https://youtu.be/yXKTG3WDMUo
13:30 アイヌ民族連帯!大阪交流集会 ア... @ PLP会館
アイヌ民族連帯!大阪交流集会 ア... @ PLP会館
11月 18 @ 13:30 – 16:30
アイヌ民族連帯!大阪交流集会 アイヌ民族の遺骨をコタン(郷里)にかえせ! @ PLP会館 | 大阪市 | 大阪府 | 日本
■ 日 時:2018年11月18日(日)13:30~16:30 ■ 会 場:PLP会館 4階小会議室  〒530-0041 大阪市北区天神橋3−9−27  http://plp-kaikan.net/access/a_index.html ■ 参加費:¥1000円 経済的に厳しい方は受付でご相談下さい ■ 講演:川村シンリツ・エオリパック・アイヌ     平田 幸 ■ ビデオ上映『アイヌシモリに生きる』 ■ 主催:「北方領土の日」反対!「アイヌ新法」実現!全国実行委員会・関西  連絡TEL06-6304-8431(労働者共闘) https://www.dailymotion.com/video/x6qfzsl
14:30 井筒高雄さん 横田基地へのオスプ... @ 青梅市福祉センター
井筒高雄さん 横田基地へのオスプ... @ 青梅市福祉センター
11月 18 @ 14:30 – 16:30
井筒高雄さん 横田基地へのオスプレイ配備と安部9条改憲について @ 青梅市福祉センター | 青梅市 | 東京都 | 日本
市民講座2018 横田基地へのオスプレイ配備と安部9条改憲について 講師:井筒高雄さん(元自衛隊レンジャー隊員) ■ 日 時:2018年11月18日(日)  14:00開場 14:30~16:30 ■ 会 場:青梅市福祉センター第1・2集会室  〒198-0042 東京都青梅市東青梅1丁目177−3  https://www.city.ome.tokyo.jp/korei/fukushi_center.html ■ 資料代:¥300 高校生以下無料 ■ 講 師:井筒高雄(元レンジャー隊員) ■ 主催:青梅九条の会  連絡TEL0428-31-1302(中村 項)
11月
20
18:30 原発事故から7年『福島の今』講師... @ ウイングス・京都
原発事故から7年『福島の今』講師... @ ウイングス・京都
11月 20 @ 18:30
原発事故から7年『福島の今』講師:和田央子さん/京都 @ ウイングス・京都 | 京都府 | 日本
■ 日 時:2018年11月20日(火)18:30~ ■ 会 場:ウイングス・京都  〒604-8147 京都市中京区東洞院通六角下る御射山町262番地  地下鉄烏丸御池駅・地下鉄四条駅・阪急烏丸駅、下車徒歩約5分  https://www.wings-kyoto.jp/about-wings/access/ ■ 講 師:和田央子(放射能ゴミを考える福島連絡会) ■ 主催:ユニオンネットワーク・京都  連絡TEL075-691-6191
11月
21
18:30 辺野古・海は哭いている/文京 @ 文京区民センター
辺野古・海は哭いている/文京 @ 文京区民センター
11月 21 @ 18:30 – 21:30
辺野古・海は哭いている/文京 @ 文京区民センター | 文京区 | 東京都 | 日本
■ 日 時:2018年11月21日水曜日 18:30〜21:30 ■ 会 場:文京区民センター  〒113-0033 東京都文京区本郷4-15-14  都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」A2出口すぐ   東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」下車徒歩3分  https://goo.gl/maps/Td9nCJ52W9F2 ■ 資料代:500円 ※予約不要:直接会場においでください 【講演1】大久保奈弥さん(東京経済大学経済学部准教授) 『サンゴの移植は環境保全措置となり得ない』 プロフィール:立教大学文学部ドイツ文学科卒業。東京水産大学(現・東京海洋大学)水産学研究科 資源育成学専攻 博士前期課程修了。東京工業大学生命理工学研究科 生体システム専攻 博士後期課程修了。東京工業大学博士(理学)。主な研究分野は、サンゴを中心とした海洋生物。主な担当科目は、生命の科学。「海の生き物を守る会」運営委員。 【講演2】柳川たづ江さん 『戦場・戦争体験を私たちはどう受け継ぐか―― 腹話術で伝える 父・日比野勝廣の沖縄戦』 ■ 共 催:沖縄戦の史実歪曲を許さず沖縄の真実を広める首都圏の会(沖縄戦首都圏の会)/沖縄平和ネットワーク首都圏の会 ■ 連絡先(沖縄戦首都圏の会)  〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-19-8杉山ビル2F千代田区労協気付   TEL :03-3264-2905 FAX: 03-6272-5263   郵便振替 口座番号 00150-0-706527 加入者名 沖縄戦首都圏の会
11月
23
14:00 パリ5月革命・プラハの春から50年... @ スペースたんぽぽ
パリ5月革命・プラハの春から50年... @ スペースたんぽぽ
11月 23 @ 14:00
パリ5月革命・プラハの春から50年 朝鮮半島と世界のパラダイムシフトを問う 鵜飼哲さん他 @ スペースたんぽぽ | 千代田区 | 東京都 | 日本
1968年「パリ5月革命」「プラハの春」から50年 朝鮮半島と世界のパラダイムシフトを問う 11・23 シンポジウム ■ 日 時:2018年11月23日(金祝)14時開始(13:30開場) ■ 会 場:スペースたんぽぽ  〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2丁目6−2 ダイナミックビル4階  http://vpress.la.coocan.jp/tanpopotizu.html ■ 発言者:  鵜飼 哲(一橋大学教員、フランス文学・思想家)  原 隆(NO―VOX Japan)  草加耕助(ジグザグ会)  司会:津川 勲(差別・排外主義に反対する連絡会) ■ 会場費:500円 ■ 主 催:11・23シンポジウム実行委員会  連絡先:090-1429-9485(荒木) ●今から50年前、1968年に二つの大きな歴史的出来事が起きた。フランスの「5月革命」とチェコスロパキア(当時)の「ブラハの春」だ。一方は68年5月、大学や政府の管理強化に対するパリの学生反乱で始まり、ベトナム反戦運動とも結びついて西側先進国に波及。 既成の価値観や権威、秩序といった旧来の国家権力や体制の枠組み(パラダイム)に対する反逆が世界的規模でうねり、各国の社会運動や反体制運動に大きなインパクトを与えた。他方、「ブラハの春」は、「人間の顔をした社会主義」を掲げたドプチェク新政権による民主化を、8月旧ソ連と東欧諸国のワルシャワ条約機構が軍事介入によって圧殺し、「社会主義=スターリン主義」への幻滅を広げた。「社会主義」への信頼は地に落ち失望と怒りに取って代わられた。それは89—91年の東欧・ソ連の「疑似社会主義体制」の相次ぐ崩壊の連鎖をもたらす前奏曲になったとも言える。 ●この「冷戦」時代、資本主義と「社会主義=スタ一リン主義」の東西両陣営で同時期に起きた異議申し立ては、不公正・不平等な社会の変革を求め、民主主義を問う(あるいは真の民主主義を目指す)闘いであった。それは今日の草の根からの反乱のうねり ―欧米の占拠(オキュパイ)運動や韓国のキャンドル運動に象徴される世界中で登場した新しい変革の潮流— の歴史的な源流として捉えることもできるのではないか。89年「ペルリンの壁」が崩壊、「冷戦」そのものも終焉した。その一方で、米ソによって南北に分断された朝鮮半島は今も「冷戦」構 造を引きずったままだ。だがこの間の南北―米朝の首脳会談によって「世界で最後に残った冷戦構造」は終わりの始まり―つまりパラダイムシフト、歴史的転換を迎えている。 ●なぜ今、50年前の二つの歴史的出来事を問おうとするのか。そんな必要があるのか? それは端的に言えば、未来への扉を開くためには、過去と向き合い対話することによって、示唆や教訓を得て現状を打破していくことが肝要ではないかと考えるからだ。世界の歴史的な動きを俯瞰して見れば、「パリの5月」や「ブラハの春」は、遠い過去の、済んだ話なのだろうか。今日の政治状況に、それは重なっていることはないだろうか。「歴史とは現在と過去との対話である」とE・H・カーは述べた。だとすれば、私たちは現状の淀みの中で過去と対話し示唆を得ようとする思想的営為や議論を怠っているのではないか。行動も大事だが、思考停止に陥って井の中の蛙にならないために、立ち止まって、これでいいのかと考えることも必要ではないだろうか。 ●異論を認めぬ「反多元主義jを特質とした国家主義(ナショナリズム)が台頭する日本や世界は、かってないほどの危険水位に達している。何もしないことは、こうした現状を認めることになる。本当にそれでいいのか?世界はいま、国家主義と草の根からの民主主義という二つの大きな潮流が攻めぎ合う歴史の転換点にある。したがって国家主義との対抗軸を明確に打ち立てることは今日、世界共通の政治的なテーマであり「時代の要請」とも言える。そのことを問い、草の根から直接民主主義をいかに可視化するか。私たち自身のこれまでの思考―行動様式のパラダイムシフトもまた求められているのではないか。

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