資本主義の根幹に触れる産業民主化闘争/武洋一(関生労組書記長)

財界・権力の根幹に触れる産業民主化闘争
連帯関生支部書記長 武洋一さん
武洋一さん

9・22集会 目次
主催者挨拶/樋口万浩さん(全港湾大阪執行委員長)
・資本主義の根幹に触れる産業民主化闘争/武洋一(関生労組書記長)
私たちは一歩も引かない!/広瀬英司(連帯トラック労組委員長)
弾圧の質が変わってきている/永嶋靖久(弁護士)
次々と続く連帯発言 弾圧が強まれば団結も強くなる!
考察】組合活動そのものを違法とする関生労組弾圧/佐藤隆

 続いて連帯関生支部武洋一書記長が事実経過を説明した。80年代にも中小企業と労働組合が団結し、大手セメントメーカー、ゼネコンに対して価格値上げを要求。中小企業の協同組合化が進められてきた。この運動に対して当時の日経連会長大槻文平は「関生の運動に箱根の山を越えさせるな!」と豪語したが、関生はこれを乗り越えて、名古屋、静岡、東京などに影響を拡げている。

■ 広域協の背後に大資本と国家権力がいる

2017春闘 ミキサー車パレード 「生コン運賃を2015年ころの1㎥(リューベ)8千円から1万円にすることができた。それは企業が協組に結集したからだ。こうして協組と労組との協力関係ができた。大阪広域協組は労組の協力によって業者のほぼ100%を加入させることができた。
 しかし、80年代に協組と労組で取り交わした福利厚生費のための1㎥あたり100円の約束を協組が履行しなかったのでストライキを実行すると、「威力業務妨害」と言われた。この時、我々と共闘してきた建交労、生コン産労、UIゼンセンの3労組は労組の連合会から脱退し、今は大阪広域協組の側についている。

 大阪広域協組は我々と約束してきた100円/㎥を使ってザイトクなどの連中を雇い入れ我々に攻撃を仕掛けている。大阪広域協組の背後には「中小企業と労働者の団結で大企業にものを言う構造へ変えていこう」という行動を許せない大企業や国家権力の思惑がある。だから警察は、この大阪広域協組の動きに便乗し関生をつぶすために動いている。

 このような弾圧は2005年にもあり、武委員長が1年2カ月も勾留された。その時も、建交労も生コン産労も我々の運動から離れていった。そして業者も「関生はもうだめだ。これからは建交労の時代だ」と言いだしたが、その建交労は2006年も2007年も春闘を闘わず、賃上げはゼロ。我々は2007年から春闘を再開させ、賃上げを闘っていった。

■ 沖縄反基地闘争、反原発、政権打倒に向けて闘い抜く!

辺野古キャラバン隊沖縄へ この弾圧は去年の9月、和歌山の生コン企業に組合を結成した時から始まっている。権力は生コン企業や共同組合など11カ所を捜索し何でも持っていっている。

 警察とザイトクと大阪広域協組はグルになっている。マスコミも警察に情報をもらい、朝5時の捜索に同行している。今、毎朝5時頃から大阪広域協組が関生の事務所を監視しており、ガサ入れの時には必ず警察と一緒に来ている。木村理事長は「関生に2億円も盗られた」などと言い、武委員長を「生コンのドン」「金をむさぼっている」などと言っているが、相手が約束を履行しなければペナルティ金を課すのは当然だ。

 政権打倒の闘い、沖縄の辺野古の闘い、原発廃炉に向けた闘いは絶対に譲るわけにはいかない。弾圧はその最先頭に立っている関生に対する攻撃だ。(事項へ

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