戦争犯罪に時効はない!不二越は朝鮮人強制労働に謝罪を 11・30本社前抗議

11・30不二越東京本社前行動
あばかれた「現代の徴用工」問題
11・30不二越東京本社前行動
 11月30日、東京汐留住友ビルの不二越東京本社前で抗議行動が闘われた。この日は事前に、同じく朝鮮人徴用工問題で居直りを続ける三菱重工に対する抗議行動も闘われた。支援の労組も集まり、各団体の訴えや、外国人労働者からの闘いの歌なども披露され、本社前空間は労働者の闘志みなぎる空気に包まれた。

 折しも前日29日は韓国ソウルの大法院が三菱重工側の上告を棄却し、被害者への賠償を命じる判決を下した。また最近では、技能実習生への苛酷な労働強制と極端な低賃金にたまりかね、多くの外国人青年実習生たちが逃げ出す実態が問題となっている。戦後70年以上も経つ今も、戦前の強制労働と何ら変わらぬ「現代の徴用工」問題の実態が明らかになるにつれ、それに無自覚なまま差別意識を温存し続ける日本社会の課題が浮かび上がってくる。

被害者が企業を訴えて何が悪い

11・30不二越東京本社前行動 集会では富山の第2次不二越強制連行・強制労働訴訟を支援する北陸連絡会の中川さん、学校ユニオンの増田さん、神奈川シティユニオンの村山委員長らが次々と、日本政府による歴史の偽造、外国人に対する差別、苛烈極まる労働強制などの問題を訴えた。
 名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会共同代表の寺尾光身さんは、「国同士で賠償を定めた日韓条約においても個人の賠償を排除していない」と述べ、安倍政権の居直りを糾弾した。

 被害者が企業を訴えることのどこが問題なのか。強制連行と苛酷な奴隷労働、外国人差別に対して「国家間の取引き」によって口をぬぐい、被害者たちにまったく寄り添うことも理解を示そうともせず、むしろまるで「日本が被害者」であるかのように振る舞う安倍首相の態度はあまりにも見苦しく、不遜極まりない。

 参加者は抗議行動のあと、衆議院第一議員会館にて開催された国際シンポジウムに合流。参加者に不二越問題をアピールした。

11・30不二越東京本社前行動
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