大阪「維新政治」にストップかける候補者の勝利へ/戸田ひさよし門真市議インタビュー

大阪府・市の「維新政治の正体」
ストップかける候補者の勝利で反維新戦線の構築を

戸田ひさよし(門真市議「連帯議員ネット」代表)

戸田ひさよし門真市議
■ 橋本演出人気に便乗
 大衆の「公」は破壊

 
――なぜ「維新政治ストップ」なのか

戸田 橋下徹の2008年登場時から大きな危機感はあった。当時、自民・公明推薦で出てきた。だが自・公の下で面白くないとの気持ちやWTCビル購入などのもつれから、彼は2010年に大阪維新を立ち上げた。この時、自民・保守のはみ出し連中が橋下人気に便乗した。そして今も彼らはヘイト・フェイクのサイト投稿を繰り返し、自民より下劣な議員連中がまんまと行政を支配してきたというのが経過です。

 嘘宣伝に長けた連中の「改革者イメージ」に大阪の府・市民は騙された。橋下らに拍手をおくっている連中の利権は、例の箱モノや森友など民間教育業です。教育の無償化と称し「公」教育システムを破壊し、その分を民間教育業者に注ぎ込み、付け替えでごまかした。教育利権だ。

 こうした利権に巣くう連中なのにそれと知らず拍手喝采をおくってきた大阪府・市民ですが、そうさせて来た関西メディアの罪悪は実に大きい。黒幕をバックに最大1日40本も在阪テレビに出演させ、露出し、洗脳するという構造です。維新後では、関西のお笑いの吉本興行芸人連中に迎合そのもののシンパシー発言をばら撒かせ、まんまと<関西は維新>の空気感が作られてしまった。

■ 関西マスコミとお笑い界の罪
 改革イメージの嘘

戸田 橋下は知事時代、囲みの記者たちを吊るし上げ萎縮させたし、東京と違うとのアピールで関西人気質をくすぐってね。そして、執拗に何も罪のない府職員など下級公務員叩きに終始し、大衆の下劣なウサ晴らしをさせた。

 だがこの間、橋下維新が一回でも労働者や地域住民のためになる発言をしたか。労働者を救おう、賃金を上げようなど労働者や民衆視点に立った事は一切ない。彼らが言うのは単に関西の「ビジネスチャンス」のみです。

 維新がこれまで書いたモノをよく見れば、グラフの軸を勝手に換えたりで、さも実績が上がったように見せて、フェイクな嘘を平気でバラ撒く連中だ。安倍政権のやっている統計疑惑などと同じ手口だ。

 維新の参議院候補の長谷川豊などは「透析患者など殺せ」「女の8割はハエと一緒」などの差別的、排外主義的暴言を吐き続けており、これが維新の「党の顔」ですと堂々と出ている。最早、常識以下の本当に下劣な連中でしかない。

注:犯罪巣窟として維新連中のこれまでの不祥事リストの数々は戸田議員HPに列挙されている<検索:ひげ戸田>

 ですから、前の大戦で、米ソ英中が反ナチ・反日で連帯したように、広範な市民戦線が必要です。維新の極右信条は、その思想も政治の手法も現在の安倍官邸に根元で繋がっていて、安倍と維新は食事仲間だ。最新の「大阪府・市の成長戦略」と称しての大阪への万博誘致もカジノ(IR-統合型リゾート)も安倍の根回しあってのものです。まさに安倍の別動隊のくせに、大阪で今度の「府・市クロス選挙」に反発して自民・共産が連携すると、急に被害者ぶりっ子をして野合だと騒ぐ。こんな連中や、こんな維新政治は終わらせて、大阪の街を支配させてはいけないと言う強い思いですね。

■ 「反緊縮」薔薇マーク運動と連携し、
 地域経済の立て直しへ世論喚起を

ー4月7日を前に地方選への意気込みはどうですか。

戸田 ご存じのように、大阪労働学校アソシエの講師でもある経済学者の松尾匡さんの提唱している「反緊縮」薔薇マーク運動と連携し、身近な地域経済の立て直しへの世論を喚起する旗振りを目指したい。

 詳しいことは省くが、議員報酬削減とか活動費返還とか<貧乏働き>が美徳なような風潮だが、ただ予算を削れとか公的財政まで緊縮せよとするのは、さもしい人気取りに過ぎず、地域住民の命や暮らしを破壊するものですよ。

 それから、若狭原発で一端事あれば琵琶湖が放射能で死滅しそれは即、関西全滅の地獄図だ。それへの危機感があまりに薄い。反・脱原発の世論の喚起も大事です。また当方の地元門真市では、この間の活動の成果で反ヘイト地域となっているためか、現在ではヘイト候補の出馬情勢はないが、大阪全域での反ヘイトも重要です。

■ 反緊縮と<共生協同>の
 理念広め地域経済の活性を

――連帯議員ネットでの今後の展開は

戸田 協同組合主義の観点で、中小零細と労働者の連携からなる地域の所得の向上、産業と街起こしなど、<共生協同>の理念を採り入れて保育福祉従事者の賃金是正、消費税10%増税反対はいうまでもなく5%に戻せなどの表明を議員候補としても行い、地域での要望意見を吸い上げて行きたい。

 わが議員ネットは、大阪府・市だけでも、森友事件摘発で有名になったわが盟友の木村真豊中市議、維新の不正と虚偽を暴いたたかひら正明さん(岸和田市議候補)、最初に反橋下で対抗した女性職員で名を上げた大石あき子さん(大阪府議・淀川地区候補)などすごい顔ぶれだ。私のHPでは3千数百本の動画が搭載されていて日本一と評価を受け、超巨大企業並みの情報量なので、読者の皆さんにはぜひ一度閲覧願いたい。

 最後に、貴紙とともに頑張り、正面突破の決意を全国にお伝えするとともに、連帯議員ネットの候補者の勝利のために、絶大なる支援のことお願いしたい。
(2面参照)


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