2020 新年に当たって「終わり」見えた安倍政権打倒の年に

9条改憲・辺野古新基地・関生「共謀罪」弾圧打ち砕き
「終わり」見えた安倍政権打倒の年に
韓国・香港民衆とともに東アジアの新しい時代を切り開こう

関生労組デモ

トランプ政権のイランへの戦争挑発テロ、
安倍政権の中東への自衛隊派兵を許さない!

トランプはイラクから手を引け!ワシントンでも抗議デモ(2020.01.04)

 2020年は、米トランプ政権がイラクのバクダット空港での空爆によってイラン司令官らを殺害して中東での破滅的な戦争の引き金に手をかけました。
 これに対しイラクで数万の怒りのデモや「イラクからの米軍撤退」の声が上がり、全米各地でも「イランとの戦争反対!米軍はイラクから撤退を!」の抗議デモが巻き起こるなど、激動の幕開けとなりました。

 安倍政権は、トランプの「有志連合」の呼びかけに事実上応える形で中東沖への自衛隊派兵を準備しており、断じて容認できません。全国から声を挙げ、行動を起こそう!

「アメリカの時代」の終わり
私たちはどのような世界・時代に生きているか

習近平とトランプ

 世界は、「アメリカによる平和(パックス・アメリカーナ)の時代」が終わり、中国の軍事大国化と覇権拡大の野望とも相まって、トランプ政権が「対中戦争戦略」に舵を切り「対中貿易戦争」を仕掛けるなど、硬軟両面で世界を揺るがす「米中争覇の時代」が始まっています。
 この米国機軸の世界秩序の崩壊過程それ自身が断末魔のあがきにも似たトランプの蛮政を一層激化させ、世界に「分断と憎しみ」「戦争への志向」を広げているのです。

 他方で、画期をなす民衆の闘いが、韓国のキャンドル革命、沖縄の新基地建設阻止の闘い、香港での民主主義と自由を求める闘い、地球温暖化による地球丸ごと次世代の生存と社会の再生産そのものにかかわる人類史的危機を訴える若者たちの闘い,「性暴力」を告発する女性たちの闘いなどと、世界の民衆の闘いに新たな地殻変動が起こり、新しい時代を開く大きなうねりとなって台頭しています。

 世界は一言でいえば、グローバル資本主義の終焉に向かう諸大国が延命と新たな世界支配の覇権を争い、差別と排外主義を駆り立てながら、「憎しみと暴力の連鎖」を繰り広げ戦争へと向かうのか、それとも資本主義のもたらす貧困と格差の解消、地球的規模の環境破壊と温暖化解決、腐った民主主義に代わる新しい民主主義の創始、競争と弱肉強食の資本主義に代わる「核なき平和な世界」「共生・協同の社会」へと進むのか、人類文明史的大転換期の未来をかけたせめぎあいと激動の階級闘争の時代の只中にあります。

資本主義との共滅でなくそれに代わる新たな社会構想・主体を~「関生モデル」の意義、大弾圧の階級的本質をつかもう

GSEF2018ビルバオ大会
GSEFビルバオ大会

 このせめぎあいの根底にはあるのは、5世紀にわたる資本主義の世紀=西欧的近代が確実にその終末期を迎え、地球上の至る所で「地獄絵」を繰り広げながら、戦後のアメリカ帝国主義機軸の資本の世界秩序が崩れつつあるという事実です。

 しかしながら、もしこれを倒す主体が現れず、資本主義に代わる新たな社会構想をもって世界を変えることができないなら、人類文明は資本主義の終焉に伴う地獄への道ずれとなり共滅するしかありません。
 世界を変革する主体とその主体的活動が待ったなしの課題となり問われる所以です。

 その課題は、気候問題を掲げて立ち上がった若者たちの行動に、韓国に始まり世界に広がりつつある「社会的連帯経済協議体〈GSEF〉」の挑戦や、世界の若者に広がる「新たな社会主義」への挑戦など、「資本の世界」を変革する新しい実践と主体が世界史に登場する契機や回路を発見しつつ広がっています。

New Economy

 私たちは新たな社会革命の構想を、地域に生産・流通・金融などの協同諸組織と自治諸組織を形成し、それを基盤に労働者市民の自己決定権行使と大衆闘争の発展で資本の経済・政治・権力構造を根本より変え、「協同社会」をめざすアソシエーション革命への挑戦と考えてきました。
 それは、人間の生のあり方の差異や多様性を差別や抑圧の根拠とせず、人類と地球の生存の危機を克服し、生命と多様性を大切にする新たな文明・生活様式への根本的転換の構想です。

 弾圧下にある関生支部はこうした「資本の世界」の変革に通じる「カンナマ・モデル」と実践をもって「社会的連帯経済」の世界の流れに参加しその一翼を担ってきました。

 「関生型産業別労働運動」は、労働者の闘争力を軸に、独占資本から中小企業の自立・自主を高め、事業協同組合化して対等取引のできる関係を作り、独占資本に対抗する中小企業と労働組合の生産共同体に産業構造を民主化し作り変え、労働者が「共生・協同型」の産業・社会構造の在り方を創っていく運動です。

 ゆえに「関生弾圧」は、関生支部の存在と実践が企業内労働組合に封じ込めている日本労働運動再生の戦略的展望につながり、「資本主義の根幹を揺るがし」労働者が「資本の世界」を生産現場から変えていくことを恐れた資本・権力の危機感のあらわれだといえます。「関生弾圧」の階級的本質つかみ、全国の仲間の団結・連帯の力で、跳ね返していきましょう。

9条改憲・辺野古新基地建設・関生大弾圧を打ち砕き
終わり見えた安倍政権打倒の年に

 安倍政権は、集団的自衛権の合憲化、安保―戦争法、共謀罪法を強行し、沖縄辺野古新基地建設強行軸に南西諸島を軍事要塞化し、日米安保条約体制の下でアメリカの「対中戦争戦略」に隷従して自衛隊の中東派兵を決め、米軍とともに「血を流して」闘うことのできる「戦争国家」-「軍事強国」への戦後の国家再編の新しい段階に踏み込みました。

 憲法9条に自衛隊明記する安倍改憲はこの実態の法的総括であり、戦争体制構築の総仕上げを狙ったものです。働き方改革や共謀罪の法制化が、政治的にはこれに抵抗し闘う労働組合の団結権・争議権解体に通じる先制攻撃であることは、現在の関生支部への共謀罪先取り的大弾圧に示されています。

 しかし、今、安倍一強政治の矛盾とほころびが拡がり、安倍政権の終わりが見えてきました。消費税10%による大不況、韓国敵視政策の破綻をはじめその内政・外交の破綻が行き着くところまで来て八方ふさがり状況にあり、最近の「桜を見る会」疑惑に続いて「カジノ汚職」が発覚して安倍首相にとどめを刺すような大問題となっています。

 2020年は、韓国・香港・沖縄の民衆と連帯し、あらゆる問題で共闘を広げ、安倍政権を包囲し、9条改憲・辺野古新基地建設・関生大弾圧を打ち砕き、終わりの見えてきた安倍政権を打倒する年にしよう!

 戦争への危険な引き金を引き矛盾と孤立深めるトランプ・安倍両政権を追い詰め、イラクから、東アジアから米軍を撤退させていく闘いの新しい扉を開こう!東アジアに戦争でなく平和を創る日米安保破棄―対米隷従の戦後日本の「この国のかたち」を変える大きな展望を拓こう!

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