大阪府警抗議!元旦行動に近畿各地から400名

司法・検察・国家権力らの不当弾圧
怒りの猛抗議で府警周辺を包囲

  前号速報の通り、2020年1月1日、大阪城公園教育塔前にて午前10時より、大阪府警に対する元旦行動が行われた。
 年の幕開けとなる連帯ユニオン関西地区生コン支部の恒例行事にとなっている元旦行動は、昨年に続き「労働組合弾圧を許さない実行委員会」主催で行われた。近畿の各地から闘う400名近い仲間が結集し、闘いの幕開け告げる「怒りの声」をとどろかせた。(電子版記事)

全港湾・樋口委員長が主催挨拶

全港湾の樋口執行委員長
全港湾の樋口委員長

 大阪城教育塔前には、のぼり・横断幕・赤色旗などを掲げた闘う仲間が結集し、主催者より出発前の挨拶があった。

 最初に全港湾労組の樋口執行委員長から実行委員会を代表して、「この元旦行動は、これまで共に闘ってきた仲間を支援するための闘いの火ぶたが切られたということだ」との挨拶があった。

 樋口委員長は「内外の政治情勢や社会情勢が混沌とする中においても、その矛盾に向き合い抗うという姿勢をあきらめることなく、しっかりと闘い、1日も早く、不当逮捕されている2名の仲間を奪還することに全力で取り組んでいくことを、本集会に集まっている仲間と共に確認して大阪府警本部への抗議デモに向かおう」と呼びかけた。

関生労組・坂田副委員長「民主主義とすべての労働者の仲間を守ろう」

連帯労組関西地区生コン支部の坂田副委員長
坂田副委員長

 続いて、関西地区生コン支部の坂田副委員長からは、「一年以上にも及ぶ異常な刑事弾圧を受けている生コン支部に対して、皆様の継続した熱い支援と協力に感謝している。今年は、仲間と共に反撃の一年にしたいと心を新たにしてここに来ており、臆することなく反撃の闘いを繰り広げていく」と述べ、以下のように発言した。

 「そもそも犯罪の構成要件さえ満たしていない、事件そのものがない。にもかかわらず、働く者の権利や利益を守るために闘っている我々に対し、警察・検察・裁判所は、正当な組合活動が犯罪であるというレッテルを貼り、差別排外主義者やヤクザチンピラの類いに忖度して事件を作りを行い、我々の仲間を不当逮捕し、長期拘留しており、絶対に許されないことであり、民主主義を根底から否定する暴挙である。

 他方、安倍政権は、内閣官房や内閣府は国民に対して息を吐くように嘘をつき、自らの犯罪を隠蔽しており、まさに民主主義の危機であり我々の人権も奪われるというもの。私たち労働組合の闘いは、経済要求だけでなく沖縄の闘い、反原発の闘い、憲法改悪反対の闘いと、微力ではあるが皆さんと共に団結し、闘いを継続していくことである。

 また、ストライキ行動や建設現場での安心や安全を守る活動に関しても、中小企業とそこを拠り所にしている仲間の生活を守るために、これまで通りどんどん行っていく所存である」

リレーアピールの後、大阪府警包囲デモへ

 各団体からのリレーアピールでは、9条ネット滋賀の稲村事務局長、若狭の原発を考える会の木原さん、関西合同労組と続き、森友問題で深層究明と責任追及の手を止めない豊中市議会議員の木村真さん元門真市議会議員の戸田ひさよしさんからも熱いアピールがあった。

 最後にまとめの挨拶として、反弾圧実行委員会の小林さんより「本日の元旦行動で予想していた以上の人達が、元旦の早朝に集まってくれたことは、とりもなおさず、生コン支部への弾圧は人ごとではない、安倍政権下に起こっている社会 矛盾に対する勤労国民の怒りの結集であるということを表している」との総括報告があった。

  その後、大阪教育塔前での集会終了後に、大阪府警を包囲するデモを開催し、参加者の怒りの声を大阪府警に向けてとどろかせた。

「コモンズ」138号の目次にもどる

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

  1. コモンズ最新号目次

特集記事(ランダム)

  1. 労働者は物じゃない

    2018-2-24

    安倍「働き方改革」の本質を問う 狙いは労働の破壊と労働組合の解体/大野和興

緊急出版「ストしたら逮捕されまくったけど それってどうなの…」

最近の記事

  1. 武建一&ネルソン・マンデラ
    例年通り編集局員の夏期休暇を確保するため、143号は9月10日発行の予定です。ご了承の上ご…
  2. あさがおのフリーイラスト
    資本主義こそがビヨーキとコロナ告げ イージス・アショア次は辺野古だ断念だ 開業…
  3. オルテガ・イ・ガゼット
    匿名性に埋没する大衆を定義現代の「野蛮人」への警世の書 ホセ・オルテガ・イ・ガセット…
  4. 映画「エジソンズ・ゲーム」
    電気を制する者が未来を制す現代につながる争闘の歴史の始め  19世紀末、米国。自ら発…
  5. 1995年少女暴行事件に全沖縄が憤激した(10.21県民大会)
    (前号からのつづき) 日米政府の押し付ける新基地絶対反対「琉球民族」自らで、世界に平…

職場・労働相談はこちら(外部リンク)


連帯労組の闘い ↑ 映画「フツーの仕事がしたい」より 労働相談は連帯ユニオン

行動予定

10月
31
13:30 “他者への想像力”を~日韓の歴史認... @ オンライン
“他者への想像力”を~日韓の歴史認... @ オンライン
10月 31 @ 13:30 – 16:00
“他者への想像力”を~日韓の歴史認識をめぐる問題にジャーナリストと共に目を向けて @ オンライン
【同時通訳付き Web開催】 SJFアドボカシーカフェ第67回 “他者への想像力”を ~日韓の歴史認識をめぐる問題にジャーナリストと共に目を向けて~  組織ジャーナリズム・メディアの報道に接する日々において、政権に対する「忖度」やフェイクニュースの横行など目を覆うばかりの状況に不信感や危機感が高まっています。  長年メディアの中で活動をしてきたベテラン(?)のおじさん・おばさんたちも危機感を共有してきました。そこから、ジャーナリストを目指す若い人たちに「権力を監視し、市民の側に立つ」という姿勢を育んでもらおうと、「ジャーナリストを目指す日韓学生フォーラム」の活動が3年前から始まりました。  なぜ「日韓」なのか。日韓の間には、従軍慰安婦や徴用工の人たちのこと、強制労働など、今も「歴史認識」をめぐる問題が横たわっています。その解決のためには、まずお互いが相手を学び、理解していくことが必要です。その行為は、ジャーナリストにとって大切な“他者への想像力”に思いを寄せることにもつながります。  ジャーナリストが日々伝える「今」の一つひとつは、「過去」つまり歴史を背負っています。そこに目を向けられるようなジャーナリストが日本で、韓国でニュースを発信していければ、今のメディアは少しずつ変わっていけるのではないか。そんな日韓学生フォーラムの試みをもとに、日韓の皆さんと歴史認識を共有する道を探っていければと思います。 ゲスト 〇植村隆さん:  1958年、高知県生まれ。早稲田大学政経学部卒、82年、朝日新聞社入社。大阪社会部記者などを経て、テヘラン、ソウル特派員。北海道報道部次長や外報部次長などを経て、北京特派員、函館支局長など。2014年、早期退職。17年秋に「ジャーナリストを目指す日韓学生フォーラム」をジャーナリスト仲間たちと立ち上げる。また現在まで、16年より韓国カトリック大学客員教授、18年より週刊金曜日発行人兼社長、19年6月から「金曜ジャーナリズム塾」塾長も務める。 〇西嶋真司さん:  1957年生まれ、早稲田大学卒。81年に「RKB毎日放送」入社。記者として報道部に配属され、91~94年にJNNソウル特派員。2000年に制作部に異動し、ドキュメンタリー番組を制作。18年に退社し、映像制作会社「ドキュメント・アジア」を設立。ドキュメンタリー映画の代表作に『抗い 記録作家 林えいだい』。現在は元朝日新聞の植村隆記者のバッシング問題をテーマにした映画『標的』を制作中。 〇「ジャーナリストを目指す日韓学生フォーラム」に参加し、現在メディアで働く記者や学生も出演します。 詳細 ●日時: 2020年10月31日(土)  13:30~16:00 ※受付時間13:00~13:25 ●会場: オンライン開催 ★オンライン会議システム・Zoom(言語通訳機能付き)を使用します。スマホやPC等の端末から参加いただけます。参加方法の詳細は、お申込みくださった方に10月26日までにメールいたします。 ★グループ対話セッション(逐語通訳付き)や、ゲストとの対話も行う予定です。聞くだけの参加も可能ですが、この対話の場を一緒につくれるよう、お声を出していただけましたら幸いです。参加者さまのお顔は写らないよう初めはこちらで設定いたしますが、グループ対話中は、自主的にお顔を写していただけます。 ●参加費: 無料  ※通信料は参加者さまのご負担となります。 ●お申込みフォーム: https://socialjustice.jp/20201031.html ★先着50名様。完全事前登録制(上記フォームからのみの受け付けとなります)。 ★締め切りは【10月25日】、または【定員に達した時点】の早い方とさせてください。 ●イベントホームページ: http://socialjustice.jp/p/20201031/ ★同時通訳(日本語・韓国語)をいたします。 ★韓国語でのご案内ページ http://socialjustice.jp/p/ko20201031/ もございます。オンライン開催のため韓国など海外からの参加も容易です。もしお知り合いで韓国語でのご案内の方がよろしい方がいらっしゃいましたら、こちらのリンクを広めていただけましたら幸甚です。 ― 助成: オープン・ソサエティ財団/JANICグローバル共生ファンド ― ■主催・お問い合わせ先: 認定NPO法人まちぽっと ソーシャル・ジャスティス基金(SJF) メール: info@socialjustice.jp
18:30 止めよう!沖縄・南西諸島への大軍... @ かながわ県民センター
止めよう!沖縄・南西諸島への大軍... @ かながわ県民センター
10月 31 @ 18:30 – 20:30
止めよう!沖縄・南西諸島への大軍拡!~小西誠さん講演 @ かながわ県民センター | 横浜市 | 神奈川県 | 日本
■ 日 時: 2020年10月31日(土)  18:30~20:30 (開場18:15) ■ 場 所: かながわ県民センター2Fホール  横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2(横浜駅きた西口から徒歩5分)  http://www.pref.kanagawa.jp/docs/u3x/cnt/f5681/access.html ■ 資料代: 800円 ■ 定 員:事前申込み優先で130名  申込先: ytkouen@gmail.com  Fax: 045-881-2772 Tel: 070-6481-4362 ■ プログラム ※予告なく変更する場合があります ⭐18:30~19:00 闘うシンガー川口真由美さんの歌 ⭐19:00~20:00 小西誠さんの講演 ・要塞化される琉球弧~対中国の日米共同「島嶼戦争」~ミサイル戦争の実態 ・琉球弧全域のミサイル基地化・要塞化計画ー与那国島・石垣島・宮古島・奄美大島・馬毛島への新配備 ・エアシーバトルとオフショア・コントロール、オフショア・バランシングと南西シフト ・国民保護法と住民避難~「非武装地域」宣言 再び沖縄を戦場にするな! ⭐20:00~20:30 質疑応答 賛同金募集中!  一口千円 口座名:横浜講演実行委員会2020  〒00290ー1ー98382 店名〇二九 0098382 主催  横浜講演実行委員会2020 ytkouen@gmail.com    

特集(新着順)

  1. 1995年少女暴行事件に全沖縄が憤激した(10.21県民大会)

    2020-8-5

    沖縄の「自己決定権」その歴史と現在(4)/伊波洋一 400年間、奪われた歴史再発見の時

  2. 総選挙で圧勝した文政権のこれからの動向に注目

    2020-8-3

    韓国総選挙の分析 キャンドルの民意(4) 今後の課題~文政権のこれからの動向に注目を

  3. 6・21 シンポ・今、見逃せない労働組合弾圧

    2020-7-26

    6・21 シンポ・今、見逃せない労働組合弾圧 各界識者が語った権力思惑とメディア発信

  4. 奪還された武建一委員長

    2020-7-25

    武建一 連帯労組・関西生コン支部委員長に聞く 弾圧された関生産別運動とは何か?今後にむけた胸中は?

  5. アレイダ・ゲバラさん大阪講演(2011)

    2020-7-4

    ゲバラの娘アレイダさんの語る『連帯』の重い意味 「命をビジネスにしてはならない」

バックナンバー

カテゴリ一覧

本日
昨日
累計
FROM 2014/01/01
ページ上部へ戻る