
前号既報のように10月10日の連帯労組・関生支部第57回大会で、武建一委員長(当時)が大会会場から排除されたという衝撃的なニュースとともに「一組合員として関生再生に奮闘します」という武建一氏の「声明」が公表された。
このニュースは、全国の関生への大弾圧に抗議し支援に取り組む支援戦線のみならず、労働運動・市民運動に瞬く間に拡がった。
あまりに突然のことで、「関生に何が起こったのか」という驚きと共に、この事態をどう考え態度するのかを巡って、武「声明」支持の声と共に、困惑と静観など様々な態度が入り乱れている。
この状況の中でいち早く武建一氏は「関生再生委員会」を起ち上げ、これに呼応し大阪では関生支部労組OBほか有志が「武建一と共に歩む会」を発足させ活動を開始。
続き10月29日には東京で「武建一と共に歩む会・東京」(仮)の呼びかけ人会議が開かれ、協議の結果、共同代表などを決め発足した。
富山でも今号に紹介したように村山和弘氏が「歩む会」発足を呼びかけている。
この問題には日本の労働運動再生の未来がかかっている。
全国で「武建一と共に歩む会」を起ち上げよう!(詳細次号)
チャンネル「関生再生」もYouTubeで注目の開設
YouTube内で「チャンネル関生再生」が開局され、連帯労組関西生コン支部武建一前委員長が10月30日に東京で行った報告「関生で何が起こっているのか」がアップされた。https://www.youtube.com/channel/UCJaHTNtzqExOFQeNbCSFaSQ
チャンネル 関生再生 – YouTube
【大野和興より】 武前委員長がなぜ辞任せざるを得なかったのか、関生に何が起こったのかについては、委員長辞任の後登場した新執行部によって厳重なかん口令が敷かれ、真実が覆い隠されています。
今回開局した「チャンネル関生再生」は独立した民衆テレビとして、現在の関生支部の実態を掘り下げて報道すると同時に、関生支部が57年間にわたって切り拓いてきた労働組合運動が、いかに労働者、独占に収奪される重層下請け事業者、社会的弱者にとって正当なものであり、これからも必要なものであるかを様々な角度から多様な視点で伝えて行きます。
視聴者からは「大変に重要な動画です。ありがとうございます」「この問題を議論し始めていたところです。大変参考になりました」といった声が寄せられています。
「チャンネル関生再生」youtubeで検索いただくか、上記URLで見ることが出来ます。ご登録をお願いします。