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- 国際短信】ソウル宣言の朴元淳市長再選、中国天安門事件25周年
韓国ソウル市長選挙・統一地方選挙
ソウル宣言の朴元淳市長再選
韓国で朴槿恵(パックネ)政権の中間評価となる統一地方選が6月4日、投開票された。KBS開票速報によれば、与野党混戦のなか、与党セヌリ党は8都市9道の首長選挙で重点地区で敗退した。
ソウル市長選では左派系第1野党、新政治民主連合の現職、朴元淳(パク・ウォンスン)氏(58)がセヌリ党重鎮の鄭夢準(チョンモンジュン)元議員(62)を抑えて再選。
朴元淳氏の発した「ソウル宣言」が広まっていく事がこれで確実となった。
中国天安門事件25周年
香港で20万人が追悼集会
中国当局が民主化運動を武力弾圧した天安門事件から25年となる6月4日、香港で約20万人が集まり、キャンドルを灯して流血の惨事となった同事件の犠牲者を悼んだ。天安門事件への抗議と追悼の集会は、この他、台湾、韓国、日本などでも行われた。
中国天安門事件25周年
中国当局は厳戒体制
天安門事件から25周年の6月4日、中国当局は天安門及び市内周辺に多数の軍、警官を配置し、抗議行動の発生を押さえ込んだ。
また中国の反ネット検閲団体「GreatFire.org」からの情報では、主要インターネットで監視が行われ、グーグル検索や翻訳などがほとんど停止された。また他の国の主要サイトへのアクセスなどもできなくなったという。
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