沖縄特派員報告(番外編)独特の雰囲気「沖縄のこころ」

辺野古テントに猫の訪問 昨日の闘争はなかなかハードでした。しかし、こちらへ来て感じたことがあります。それは「沖縄のこころ」みたいなものです。温かく優しいものを感じるんですね。例えば東京の下町の人情にも似ているけど、もっと独特な連帯感です。山城ヒロジさんは、その沖縄マインドを持って若い機動隊員たちにも語りかける。「君たちをここまで育て上げた親たちを裏切る行為だぞ」「県民のための警察官となれ!防衛局の犬になるな!」
 何度も語りかけて来ました。すると防衛局は機動隊の数を減らし、警備会社アルソックのガードマンを増やして来た。面白い現象です。

 また、警察の側でも抗議者たちを決してケガさせないように、との指示が出ているようでゴボウ抜きした時の警官も対応がどことなく優しい。官邸前など本土で体験してきた事務的で敵対心むき出しの機動隊とは全く違う。沖縄全体をやさしく包むこの独特の「沖縄の連帯感」は、400年にわたる薩摩、明治政府、米軍支配の中で育まれて来たのでしょうね。

 朝の清々しい空気の中で、山から聴こえてくるアカショウビンの声。突き抜けるような青い空と入道雲。そしてやけつくような強烈な陽射しとクマゼミの声。そして夕暮れに聴こえてくる別のセミ(おそらくはヒグラシの仲間)の声。カジカの仲間と思われるカエルの声。夜には降って来そうに明るい満天の星ぼし。
 なにもかもが美しい自然と、その中でつくられてきた沖縄マインドはとても魅力的です。多くの人が魅了されるのがわかります。そこに、あまりにも場違いに展開される基地問題。このギャップの大きさを本土の人々にも伝えていきたいと思います。(7/29 02:33)

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