汚染された砂川最高裁判決の 再審請求に起ち上がりました!/土屋源太郎

土屋源太郎(伊達判決を生かす会・砂川事件裁判元被告)

1・米軍基地拡張に反対する砂川闘争とは?

砂川事件の再審請求後、記者会見する元被告の土屋源太郎さん(右)ら 6/17、東京・霞が関の司法記者クラブで

砂川事件の再審請求後、記者会見する元被告の土屋源太郎さん(右)ら=6/17、東京・霞が関の司法記者クラブで

 戦前の陸軍立川飛行場は農民達の多くの犠牲によって作られたのです。 
 1945年、米軍が進駐して立川米軍基地にするため所有者の承認どころか通告もなしでブルドーザーと銃剣で拡張工事を行いました。

 1950年代、米ソ冷戦の激化により爆撃機、軍用機の高速化・大型化が競われ、基地滑走路の延長が必要となりました。1955年、基地拡張のため土地強制収用の通告が砂川町(現立川市)になされました。町議会は直ちに反対決議を行い、町をあげて「基地拡張反対同盟」を結成しました。1955年~57年、3度にわたり収用のための土地強制測量に反対する闘いが行われました。砂川闘争です。「土地に杭は打たれても、心に杭は打たれない」。地元の人たちの心意気です。

砂川町民に襲いかかる機動隊

砂川町民に襲いかかる機動隊

 1956年10月の砂川の闘いは総評、全学連を始め21の支援協ができ、延べ1万人を超える人々が闘争に参加しました。機動隊の暴力的な行為により1000人に及ぶ負傷者を出したが、測量は中止されました。

 1957年7月、基地内土地所有者が返還訴訟を進めたため、基地内の強制収用が行われました。これに反対する闘いが労働者、学生など数千人によって展開されました。その闘いの中で300人くらいの人が基地内に3~4メートル進入しました。所有地が基地内の土地なのですから進入しての抗議は当然のことでした。9月22日、基地内に進入したとして逮捕され、安保条約に基づく行政協定に伴う刑事特別法違反として労働者学生7名が起訴されました。
 
 そして、第一審東京地裁の、あのすばらしい伊達判決が出されたのです。
 この判決を出すにあたり伊達裁判長は、内外に多大な混乱をおこすだろうとし、辞表を懐にして強い決意をもって臨んだそうです。また彼は、最高裁で、差し戻しに反対する数人の少数意見があるだろうと考えていました。しかし、実際には彼の予想に反し、裁判官15人全員が一致した判決を下しました。そのことに彼は絶望し、司法の独立に疑問を抱かせることになり、裁判官を辞めるきっかけになったとのことです。(当時の左陪席裁判官・松本判事談)

2・砂川事件裁判一審無罪・最高裁、一審判決を破棄!

伊達秋雄東京地裁裁判長

伊達秋雄東京地裁裁判長

 砂川裁判は駐留米軍が我が国憲法9条に違反しているかいないかの憲法裁判でした。
 1959年3月30日、東京地裁の判決は、
「アメリカ軍がわ国内に駐留するのは、日米両政府の意見の合致があったからであって、アメリ力軍の駐留は、わが国政府の行為によるものであり、わが国政府の要請とそれに対する施設、費用の分担その他の協力があって始めて可能となるものである。わが国が外部からの武力攻撃に対する自衛に使用する目的でアメリカ軍の駐留を許容していることは、指揮権や軍出動義務の有無にかかわらず、憲法第九条二項前段によって禁止されている戦力の保持に該当するものであり、結局わが国内に駐留するアメリカ軍は、憲法上その存在を許すべからざるものと言わざるを得ない」として、被告全員を無罪としました。(伊達判決)。

 60年安保改定交渉を進めていた日米政府はこの判決に驚愕し、この判決を早期に棄却させる手段として、検察は最高裁に直接上告する「跳躍上告」を行いました。最高裁の審理は田中耕太郎裁判長のもとで短時間のうちに行われ、1959年12月16日「一審判決を破棄し本件を差し戻す」判決が出されました。判決の理由は
「我が国の防衛力の不足を補うため安保条約に基づき駐留している米軍は、我が国に指揮管理権もなく外国軍隊であり、違憲無効とは認められない」「安保条約のごとき高度の政治性を持つものは司法裁判所の審査になじまない」(統治行為論)。

 最高裁の憲法審査権を自ら放棄し、基地訴訟、自衛隊訴訟など、その後の憲法の司法判断に大きな障害となったのです。最近、厚木基地の騒音訴訟で自衛隊の夜間飛行禁止命令の判決が出されましたが、米軍についてはこれに触れないとしました。まさに、これがその統治行為論なのです。その後、差し戻し裁判で罰金2000円の有罪が被告全員に確定しました。

3・違法な最高裁判決と、田中裁判長とマッカーサー大使との謀議!

田中耕太郎最高裁長官

田中耕太郎最高裁長官

 一審伊達判決を破棄し、駐留米軍の存在を認めた最高裁裁判の審理中に日米政府・マッカーサー大使、田中耕太郎裁判長の謀議密約の実態を明らかにした公文書簡が、2008年から2013年にかけて研究者3名によりアメリカ国立公文書館で発見されました。
 私はこの事を知り、怒りと共に「米軍駐留は違憲とした伊達判決の意義をあらためて多くの人に知ってもらいたい」「アメリカ側に公文書があるならば、日本側にも行政文書がある」と考え、その内容の開示請求を行うこととしました。

 2009年、坂田・武藤の元被告を始め多くの闘う仲間と共に「伊達判決を生かす会」が結成されました。情報開示請求は外務省・法務省・内閣府・最高裁に4度にわたって開示請求を行いました。しかし多くの請求部分については「文書不存在」として不開示となり、異議申立てについても同じく文書不存在として却下されました。最高裁は異議申立てすら受け付けませんでした。

米公文書の公開で明らかになった田中長官の不正行為

米公文書で明らかになった田中長官の不正の数々

 このように国民に情報を開示することもせず、特定秘密保護法を強行成立させ、国民の知る権利を奪うだけでなく知るための開示請求活動をも法によって抑え込もうとしていることは許せません。アメリカの公文書によると、伊達判決が出された翌31日早朝、マッカーサーアメリカ大使と藤山外相が会い、大使は跳躍上告を示唆し藤山外相はそれに応じ、閣議にかけることを約束したのです。当事者ともいえるアメリカが日本の司法にまで介入したのです。

 更に許せないことには、田中最高裁長官が裁判長を自ら務め、最高裁裁判の審理中3度にわたりアメリカ大使・公使に密かに会い、この裁判は優先権が与えられているから早期に進められる公判日程を、被告弁護団に通知する前に、アメリカと日程の報告協議をしています。
 さらに伊達判決を破棄するため15人の裁判官の審理の取り組みについても話し、条約は憲法より優位にあるかについて取り組んでいるなど報告し、密議・密約を行っている事が明らかになりました。

 田中長官の行為は憲法37条が保障する「公平な裁判」に違反し、裁判所法75条の「評議の秘密の保持」を破る犯罪的行為です。このように中立公正を欠き汚染された砂川事件最高裁判決は無効です。

4・砂川事件裁判の再審請求を行い、免訴を求めるために決起!

6月17日に再審請求書を東京地裁に提出

6/17東京地裁に再審請求をする土屋源太郎氏ら元被告

 憲法37条に違反し、汚染され公正でない最高裁判決にしばられて開かれた、やり直し東京地裁の判決も憲法37条に違反する不公平な裁判であり、そこで有罪となったことは認められません。東京地裁は審理を行うべきでなく打ち切り免訴にするべきだと私共は考えています。

 そこで、私を始め元被告椎野氏、武藤氏、故坂田氏の長女和子さんの4名で再審請求を行うことにしました。今国会開会中の6月17日東京地裁に再審請求書を提出しました。代理人弁護士は吉永満夫氏が代表となり70名程の弁護団となりました。この再審請求が開始決定されることにより、司法の独立と中立公正が是正されると確信しています。

ペテン師か?ただの無知か?安倍首相のご都合主義的な詐欺解釈

ペテン師か?ただの無知か?安倍首相のトンでも解釈

 国会開会中の6月17日提出には安倍首相、高村氏、更に安保法制懇の答申で集団的自衛権の憲法解釈による行使のための法律のよりどころとして砂川最高裁判決を持ち出していることがあります。最高裁裁判では安保条約と憲法の審理を放棄していることでも明らかなように、集団的自衛権など一切審議されていません。まさに苦し紛れの詐欺的行為そのものです。国民をだます恥知らずの発言です。これらの発言を打ち破るためにも再審請求を提出しました。
 
 また安倍首相は5月15日の改憲で紙芝居のごとき絵によって紛争地域からおじいちゃん、おばあちゃん達を救出するためにアメリカの軍艦で行なった時に自衛隊はなにもできないと説明しました。これはとんでもない話で、もし地域紛争が起こり、邦人に危険が及びそうだとしたら、まず政府がやるべきことは民間機をチャーターしたり政府専用機を出したりして全員の救出と安全を確保することが政府の危機管理の責任であるのに、まさにあの発言は、自分の無能ぶりをさらけ出したものです。そして、国民をだます話です。

土地に杭は打たれても心に杭は打たれない!

土地に杭は打たれても心に杭は打たれない!

 集団的自衛権の憲法解釈による行使、これを許したら、日本国憲法の立憲主義、基本的人権、平和主義を否定することになり、憲法を閣議で勝手に解釈できたら、まさに独裁国家になります。「平和で安全のため」として安倍内閣は財産と生命を守るため集団的自衛権を行使し、アメリカ軍と共に自衛隊員が血を流す。こんな馬鹿にしたことは許せません。「戦争のできる国家にする」ことは絶対に阻止しなければなりません。
 
 私たちの再審請求もその闘いの一つだと考えています。これらの闘いを進めるためにも、左翼、リベラルの構築が必要です。それには労働組合、市民運動、それぞれの立場を尊重し、党派を超えた闘いを手を組んで根気よく続けることだと考えます。
 集団的自衛権の行使、特定秘密保護法、武器輸出禁止三原則の廃止、辺野古新基地建設、アメリカ追随のTPP、原発再稼動、原発輸出、弱者を苦しめるさらなる増税等、私たちの闘う課題はたくさんあります。
 今起ち上がらなくていつ起ち上がるのですか!(了)


コモンズ73号の目次に戻る

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

  1. コモンズ最新号目次

特集記事(ランダム)

  1. 「働き方改革」

    2018-5-14

    安倍政権を追撃し「働き方改革」法案を廃案へ/仲村実

季刊「変革のアソシエ」No.33

最近の記事

  1. 11月紅葉のイラスト
    超えてきた徴用工の幾山河 国会がネゴトばかりをくりかえし 政治家を問えば民度もまた問われ…
  2. 大阪広域協に大阪府警の家宅捜索の手
     9月5日、連帯労組と近隣の各協同組合に様々な妨害行為を繰り返す元凶、大阪広域生コンクリート協同…
  3. 第54回関生支部定期大会
    大津警察留置所よりの武委員長の定期大会への挨拶 (要旨) 弾圧は不当労働行為であり 独占禁止…
  4. 第54回関生支部定期大会 武洋一書記長
    大弾圧に揺らぐことない不動の確信、11月反転攻勢へ決意打ち固める  10月14日、第54回関生支部…
  5. コモンズ最新号目次
    ※次号発売日までに、順次Web上でも公開していきます。お急ぎの方は書店売り・郵送・定期購読を是非…

職場・労働相談はこちら(外部リンク)


連帯労組の闘い ↑ 映画「フツーの仕事がしたい」より 労働相談は連帯ユニオン

行動予定

11月
17
18:30 パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか
パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか
11月 17 @ 18:30 – 20:30
パレスチナ問題連続学習会/大阪 @ エルおおさか | 大阪市 | 大阪府 | 日本
■ 講師:役重善洋(パレスチナの平和を考える会) ■ 会場:エルおおさか(大阪市中央区北浜東3−14)  http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html ■ 第1回 米国大使館エルサレム移転と帰還大行進の歴史的意味  2018年9月29日(土)18:30~20:30  会場:エルおおさか701号室(定員54) ■ 第2回 ジェンタイル・シオニズムとイスラエル国家  10月13日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第3回 中東和平とオスロ合意  10月27日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第4回 “反ユダヤ主義”をめぐる議論  11月17日(土) 18:30~20:30  会場:エルおおさか707号室(定員18) ■ 第5回 日本とパレスチナ問題、BDS運動の経過と課題  11月24日(土)18:30~20:30   会場:エルおおさか707号室(定員18) ***** ■ 参加費:毎回¥1000(割引希望の方は応相談)  ☆通し参加を申し込まれた方は第2回以降各¥800 ■ 主催:パレスチナ問題連続学習会実行委員会  賛同団体:ATTAC関西グループ/関西共同行動/パレスチナの平和を考える会  連絡TEL090-42980-3952(喜多幡)
11月
18
10:00 港合同 第40回 交流秋まつり/大阪 @ 田中機械 構内
港合同 第40回 交流秋まつり/大阪 @ 田中機械 構内
11月 18 @ 10:00 – 15:30
港合同 第40回 交流秋まつり/大阪 @ 田中機械 構内 | 大阪市 | 大阪府 | 日本
■ 日 時:2018年11月18日(日)10:00~ ■ 会 場:田中機械 構内(地図)  JR環状線「弁天町駅」南口下車 徒歩10分  〒552-0011 大阪市港区南市岡3丁目6−26 ■ 主催:全国金属機械労働組合港合同     港合同もちつき実行委員会  連絡:TEL06-6583-4858 ■ 共催:NPOみなと
10:00 第12回「国際有機農業映画祭」/市... @ 法政大学市ヶ谷キャンパス
第12回「国際有機農業映画祭」/市... @ 法政大学市ヶ谷キャンパス
11月 18 @ 10:00 – 19:45
第12回「国際有機農業映画祭」/市ヶ谷 @ 法政大学市ヶ谷キャンパス | 千代田区 | 東京都 | 日本
第12回「国際有機農業映画祭」~世の中、えらいことになるでえ ■ 2018年11月18日(日) 10:00~19:45(開場 9:30) ■ 会場:法政大学市ヶ谷キャンパス 富士見ゲート棟 G201教室  〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1  http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html ■ チケット:  一般 前売り¥2,000/当日¥2,500  25歳以下 前売¥500/当日¥1,000  中学生以 下無料 *25歳以下、中学生は当日身分証を提示 ■ 上映スケジュール:  10:00 海―消えたプラスチックの謎  11:15 狂った蜂2 〔本邦初上映〕  13:40 3分ビデオ(15分)  14:00 たねと私の旅 〔本邦初上映〕  15:50 シンポジウム これからを話そう  17:05 トマト帝国  〔本邦初上映〕  18:35 大平農園401年目の四季  19:45閉会 ■ 公式:http://www.yuki-eiga.com/ *上記の映画祭ウェブサイトから作品の詳細・予告をご覧いただけます。 ■ 主催:国際有機農業映画祭  法政大学大学院グローバルサステナビリティ研究所 ■ 協力:NPO法人アジア太平洋資料センター  NPO法人日本有機農業研究会  NPO法人 日本消費者連盟 ■ 協賛:アジア農民交流センター  たねと食とひと@フォーラム  (株)EMジャパン  特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター https://youtu.be/yXKTG3WDMUo
13:30 アイヌ民族連帯!大阪交流集会 ア... @ PLP会館
アイヌ民族連帯!大阪交流集会 ア... @ PLP会館
11月 18 @ 13:30 – 16:30
アイヌ民族連帯!大阪交流集会 アイヌ民族の遺骨をコタン(郷里)にかえせ! @ PLP会館 | 大阪市 | 大阪府 | 日本
■ 日 時:2018年11月18日(日)13:30~16:30 ■ 会 場:PLP会館 4階小会議室  〒530-0041 大阪市北区天神橋3−9−27  http://plp-kaikan.net/access/a_index.html ■ 参加費:¥1000円 経済的に厳しい方は受付でご相談下さい ■ 講演:川村シンリツ・エオリパック・アイヌ     平田 幸 ■ ビデオ上映『アイヌシモリに生きる』 ■ 主催:「北方領土の日」反対!「アイヌ新法」実現!全国実行委員会・関西  連絡TEL06-6304-8431(労働者共闘) https://www.dailymotion.com/video/x6qfzsl
14:30 井筒高雄さん 横田基地へのオスプ... @ 青梅市福祉センター
井筒高雄さん 横田基地へのオスプ... @ 青梅市福祉センター
11月 18 @ 14:30 – 16:30
井筒高雄さん 横田基地へのオスプレイ配備と安部9条改憲について @ 青梅市福祉センター | 青梅市 | 東京都 | 日本
市民講座2018 横田基地へのオスプレイ配備と安部9条改憲について 講師:井筒高雄さん(元自衛隊レンジャー隊員) ■ 日 時:2018年11月18日(日)  14:00開場 14:30~16:30 ■ 会 場:青梅市福祉センター第1・2集会室  〒198-0042 東京都青梅市東青梅1丁目177−3  https://www.city.ome.tokyo.jp/korei/fukushi_center.html ■ 資料代:¥300 高校生以下無料 ■ 講 師:井筒高雄(元レンジャー隊員) ■ 主催:青梅九条の会  連絡TEL0428-31-1302(中村 項)
11月
20
18:30 原発事故から7年『福島の今』講師... @ ウイングス・京都
原発事故から7年『福島の今』講師... @ ウイングス・京都
11月 20 @ 18:30
原発事故から7年『福島の今』講師:和田央子さん/京都 @ ウイングス・京都 | 京都府 | 日本
■ 日 時:2018年11月20日(火)18:30~ ■ 会 場:ウイングス・京都  〒604-8147 京都市中京区東洞院通六角下る御射山町262番地  地下鉄烏丸御池駅・地下鉄四条駅・阪急烏丸駅、下車徒歩約5分  https://www.wings-kyoto.jp/about-wings/access/ ■ 講 師:和田央子(放射能ゴミを考える福島連絡会) ■ 主催:ユニオンネットワーク・京都  連絡TEL075-691-6191
11月
21
18:30 辺野古・海は哭いている/文京 @ 文京区民センター
辺野古・海は哭いている/文京 @ 文京区民センター
11月 21 @ 18:30 – 21:30
辺野古・海は哭いている/文京 @ 文京区民センター | 文京区 | 東京都 | 日本
■ 日 時:2018年11月21日水曜日 18:30〜21:30 ■ 会 場:文京区民センター  〒113-0033 東京都文京区本郷4-15-14  都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」A2出口すぐ   東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」下車徒歩3分  https://goo.gl/maps/Td9nCJ52W9F2 ■ 資料代:500円 ※予約不要:直接会場においでください 【講演1】大久保奈弥さん(東京経済大学経済学部准教授) 『サンゴの移植は環境保全措置となり得ない』 プロフィール:立教大学文学部ドイツ文学科卒業。東京水産大学(現・東京海洋大学)水産学研究科 資源育成学専攻 博士前期課程修了。東京工業大学生命理工学研究科 生体システム専攻 博士後期課程修了。東京工業大学博士(理学)。主な研究分野は、サンゴを中心とした海洋生物。主な担当科目は、生命の科学。「海の生き物を守る会」運営委員。 【講演2】柳川たづ江さん 『戦場・戦争体験を私たちはどう受け継ぐか―― 腹話術で伝える 父・日比野勝廣の沖縄戦』 ■ 共 催:沖縄戦の史実歪曲を許さず沖縄の真実を広める首都圏の会(沖縄戦首都圏の会)/沖縄平和ネットワーク首都圏の会 ■ 連絡先(沖縄戦首都圏の会)  〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-19-8杉山ビル2F千代田区労協気付   TEL :03-3264-2905 FAX: 03-6272-5263   郵便振替 口座番号 00150-0-706527 加入者名 沖縄戦首都圏の会
11月
23
14:00 パリ5月革命・プラハの春から50年... @ スペースたんぽぽ
パリ5月革命・プラハの春から50年... @ スペースたんぽぽ
11月 23 @ 14:00
パリ5月革命・プラハの春から50年 朝鮮半島と世界のパラダイムシフトを問う 鵜飼哲さん他 @ スペースたんぽぽ | 千代田区 | 東京都 | 日本
1968年「パリ5月革命」「プラハの春」から50年 朝鮮半島と世界のパラダイムシフトを問う 11・23 シンポジウム ■ 日 時:2018年11月23日(金祝)14時開始(13:30開場) ■ 会 場:スペースたんぽぽ  〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2丁目6−2 ダイナミックビル4階  http://vpress.la.coocan.jp/tanpopotizu.html ■ 発言者:  鵜飼 哲(一橋大学教員、フランス文学・思想家)  原 隆(NO―VOX Japan)  草加耕助(ジグザグ会)  司会:津川 勲(差別・排外主義に反対する連絡会) ■ 会場費:500円 ■ 主 催:11・23シンポジウム実行委員会  連絡先:090-1429-9485(荒木) ●今から50年前、1968年に二つの大きな歴史的出来事が起きた。フランスの「5月革命」とチェコスロパキア(当時)の「ブラハの春」だ。一方は68年5月、大学や政府の管理強化に対するパリの学生反乱で始まり、ベトナム反戦運動とも結びついて西側先進国に波及。 既成の価値観や権威、秩序といった旧来の国家権力や体制の枠組み(パラダイム)に対する反逆が世界的規模でうねり、各国の社会運動や反体制運動に大きなインパクトを与えた。他方、「ブラハの春」は、「人間の顔をした社会主義」を掲げたドプチェク新政権による民主化を、8月旧ソ連と東欧諸国のワルシャワ条約機構が軍事介入によって圧殺し、「社会主義=スターリン主義」への幻滅を広げた。「社会主義」への信頼は地に落ち失望と怒りに取って代わられた。それは89—91年の東欧・ソ連の「疑似社会主義体制」の相次ぐ崩壊の連鎖をもたらす前奏曲になったとも言える。 ●この「冷戦」時代、資本主義と「社会主義=スタ一リン主義」の東西両陣営で同時期に起きた異議申し立ては、不公正・不平等な社会の変革を求め、民主主義を問う(あるいは真の民主主義を目指す)闘いであった。それは今日の草の根からの反乱のうねり ―欧米の占拠(オキュパイ)運動や韓国のキャンドル運動に象徴される世界中で登場した新しい変革の潮流— の歴史的な源流として捉えることもできるのではないか。89年「ペルリンの壁」が崩壊、「冷戦」そのものも終焉した。その一方で、米ソによって南北に分断された朝鮮半島は今も「冷戦」構 造を引きずったままだ。だがこの間の南北―米朝の首脳会談によって「世界で最後に残った冷戦構造」は終わりの始まり―つまりパラダイムシフト、歴史的転換を迎えている。 ●なぜ今、50年前の二つの歴史的出来事を問おうとするのか。そんな必要があるのか? それは端的に言えば、未来への扉を開くためには、過去と向き合い対話することによって、示唆や教訓を得て現状を打破していくことが肝要ではないかと考えるからだ。世界の歴史的な動きを俯瞰して見れば、「パリの5月」や「ブラハの春」は、遠い過去の、済んだ話なのだろうか。今日の政治状況に、それは重なっていることはないだろうか。「歴史とは現在と過去との対話である」とE・H・カーは述べた。だとすれば、私たちは現状の淀みの中で過去と対話し示唆を得ようとする思想的営為や議論を怠っているのではないか。行動も大事だが、思考停止に陥って井の中の蛙にならないために、立ち止まって、これでいいのかと考えることも必要ではないだろうか。 ●異論を認めぬ「反多元主義jを特質とした国家主義(ナショナリズム)が台頭する日本や世界は、かってないほどの危険水位に達している。何もしないことは、こうした現状を認めることになる。本当にそれでいいのか?世界はいま、国家主義と草の根からの民主主義という二つの大きな潮流が攻めぎ合う歴史の転換点にある。したがって国家主義との対抗軸を明確に打ち立てることは今日、世界共通の政治的なテーマであり「時代の要請」とも言える。そのことを問い、草の根から直接民主主義をいかに可視化するか。私たち自身のこれまでの思考―行動様式のパラダイムシフトもまた求められているのではないか。

特集(新着順)

  1. 第54回関生支部定期大会

    2018-11-13

    大津警察留置所よりの武委員長の定期大会への挨拶

  2. 第54回関生支部定期大会 武洋一書記長

    2018-11-12

    第54回 連帯労組・関生支部定期大会 大弾圧に揺らぐことない不動の確信、11月反転攻勢へ決意打ち固める

  3. 多田謡子さん

    2018-10-28

    速報】関生労組が本年の「多田謡子反権力人権賞」を受賞!

  4. 4・28「屈辱の日」、那覇で300人集会

    2018-10-20

    天皇制と闘うとはどういうことか(3)/菅孝行(評論家) 第三回 象徴天皇制 起源の欺瞞 ―「国体」護持のために沖縄は売り渡された

  5. 2018年3回目の南北首脳会談

    2018-10-16

    今年3回目の南北首脳会談 実質的な「終戦宣言」合意の重大性

バックナンバー

カテゴリ一覧

本日
昨日
累計
FROM 2014/01/01
ページ上部へ戻る