資料】労働者宣言(関生コミュニスト同志会)

※「新党・革命21」創生の元となった旧 関生コミュニスト同志会の文書

労働者宣言(関生コミュニスト同志会)チェンジ!『コモンズ』


我々は、ここに、労働者の自己解放を目指す集団として、新たなる船出をします。我々が、ここに起つその理由とは、歴史的大激動の時代と、そこで苦しみを受けている人々が求めているからです。

(1) 21世紀のこの時代とは

  •  1985年ソ連のゴルバチョフ政権誕生により「新思考」なるものが発表され、「資本主義も社会主義も勝者などあり得ない」と称して冷戦構造崩壊の端緒(たんちょ)を創った。そして1989年ベルリンの壁、1991年ソ連邦が民衆の力で崩壊するや否や、社会主義と言われていた国々が我を競って資本主義化の道に入りました。
  • 冷戦構造時代は、「資本主義」対「社会主義」の対立軸で世界は動いていましたが、冷戦構造崩壊後は、資本主義間の対立矛盾が激化するようになりました。それは1991年アメリカ帝国主義が行った湾岸戦争、引き続くアフガニスタン、イラク侵略戦争に顕著に表れました。その根底・背景にあるものは石油、天然資源などの利権構造の対立に加え、ドル支配、貿易拡大競争に対するユーロ、日本、中国等との経済摩擦であり、アラブ人民への支配と抑圧、アラブ人民への「アメリカ型社会システム」の押しつけです。
  • その様な中でいま進行していることは、今日の資本主義の危機が、従来の資本主義の枠組みを変える、正確には変えざる得ない所にまできており、そこからグローバリゼーション、I T 革命、金融革命、規制緩和となっているのであります。
  • この従来型資本主義から新たなるシステムの実行は何をもたらしているか。それは資本主義の基本的本性である資本の価値増殖をもとめての「内に抑圧、外に侵略」の本質は何ら変わることなく、それが更に一層露骨になっていることであります。すなわち、経済力、軍事力にものをわせ力の弱い国への収奪を強め強権的支配力を維持することであり、内側には利益構造の変化人民大衆への新しい搾取と抑圧を基本としています。
  • この資本の政策により犠牲を一身に受けているのは、労働者は言うまでも無く弱い立場の農民、中小企業、人民大衆であります。このことから世界的規模で反グロ―バリズム、反アメリカ帝国主義の運動が大きく発展しています。その形態はデモやストライキであり、軍事力で勝てない人民の自爆攻撃であります。
  • 我が国の人民は、不満の捌け口を資本、国家権力と闘う方向ではなく、また、政党や労働組合への方向でもなく、その行き場を見失い、結果として「自殺・集団自殺」「闇金地獄」「目的の為なら親や子供まで殺す」「おれおれ詐欺」など腐敗、堕落が蔓延しています。このままでは先行きは暗く、将来への希望の持てない社会と失望する者が少なからずいます。しかし、労働者人民への資本の攻撃は、客観的には人民が団結し闘いに立ち上がる条件を拡大しています。

(2) 人々が求めていることは何か

  • ところが「希望のある社会とは闘い以外にない」として大衆行動、ストライキに立ち上がり、中小企業と共に大独占資本・特権階級の支配と闘っている労働組合があります。それが「連帯ユニオン・関西地区生コン支部」であります。今日の激動の時代は、この組織にとって闘いの中核部隊の建設が、急務となっています。
  • 「生コン支部」の闘いは、労働者の労働条件改善はもとより、大企業支配の産業構造を中小企業本位の方向へ転換することを目指し、大きな成果を積み重ねています。この運動は一挙に全国に広がろうとしています。
  • 「階級闘争こそ社会発展の原動力だ」との立場から、支部結成以来今日まで、経済闘争・政治闘争・思想闘争を結合して闘っていること。資本、権力と闘い、日本共産党の行う大衆引き回しと「闘うふりをして闘わない」姿勢を暴露してそれと闘い、分裂主義と断固として闘い成果を上げたこと。
    敵との闘いにおいては妥協せず、懐柔策(アメ)、抑圧、差別、解雇(ムチ)等のあらゆる攻撃を反面教師として隊列を強化して成果を上げたこと。「裁判、地労委は活用する場であり、決定づけるのは大衆闘争である」との観点、「悪法は法にあらず」の観点を実践して成果を上げたこと。
    中小企業・労働者を主人公にする産業政策闘争が生コン支部から発展し、他業種へも拡大し成果を上げたこと。これら運動こそ、資本と権力のいう「資本主義の根幹に触れる運動だ」であります。
  • この運動こそ、資本と権力の収奪と抑圧で苦しんでいる労働者人民と中小企業が求めている運動であり、われわれは今後も引き続きこの運動に確信を持って取り組みを強化するものであります。

(3) われわれの方向と決意

  • ところでこの運動を更に継続的に進め、日本の労働運動の典型にし全国に広げ、各地域・世界の労働者の闘いと連帯し労働者人民に希望と勇気を与えるには、この運動の中核をなすべく集団形成が重要である。この集団は、資本主義を打倒し、新しい社会主義を目指す政治・思想集団であります。
  • この集団は、資本主義打倒に向け、自然弁証法、弁証法的唯物論、共産主義(社会主義)論の世界観を共有し、階級闘争を前進させる集団である。この集団は、全ての人民の理想とするあらゆる貧困、支配と強制、抑圧、差別、環境破壊をなくし、全人類を真に解放することにあります。
  • われわれはそのために、ここに政治・思想集団を結成することにしました。この政治・思想集団は生コン支部の強化・発展はもちろんのこと、日本と世界の人民解放を目標としたものであります。
    今日は、後世歴史に残るであろう政治・思想集団の歴史的出発の日であり、われわれは、今日の日を喜びと誇りを持って迎えた記念日として胸に刻みます。われわれはここに、全国の労働者の団結と日本と世界の人民の解放を目指し崇高なる使命を自覚します。
  • われわれは、今後数々起きるであろう事案については、具体的方針のもとに対応しつつ、志を高く資本主義を打倒し、新たなる社会主義を目指し、力強く一歩を踏み出すことを、ここに宣言する。

2004年12月11日
関西生コン労働者「関生コミュニスト同志会」一同

「関生コミュニスト同志会」の内規(ルール)


  1. 本組織は、2004年12月11日、「プログラム」の基本方向への支持と「労働者宣言」の精神に立ち、労働者の自己解放による全人類解放のために資本主義を打倒し、新しい社会主義を目指す「政治・思想集団」であり、「協同・未来」との協力組織として、関西生コン労働者自身によって結成された。本組織は、これまでの日本共産党をはじめ抑圧型の「民主的中央集権主義の唯一前衛党」原理が、正しいか否かの研究を深め、労働者が参加の喜びをもって生き生きとその自立・自治(自己決定)、自己解放性を徹底して伸ばし、発展させてゆく解放組織である。
  2. 本組織の連絡先は、関西生コン会館内に置く。
  3. 本組織は、自発的意志に基づいて、「労働者宣言」と「内規(ルール)」の確認、「党費」の納入をもって、構成員となることが出来る。
  4. 脱退は、自由である。
  5. 構成員は、「組織活動3原則」(機関紙の購読・「党」費の納入・会議への参加)を徹底し、国家権力・公安警察による不当な弾圧・介入と闘う。
  6. 本組織の運営は、「構成員(党員)主権、民主的自治制」などの原則に準じ、本組織構成員の自己決定にて行う。
    構成員は、本組織の目的を尊重し、その実行と発展のために同志的友情をもって助け合い、支え合って活動する。
  7. この「内規(ルール)」は開かれており、活動の発展にあわせ、より発展的に改正する。

旧関生コミュニスト同志会サイト(跡地)

  1. コモンズ最新号目次

特集記事(ランダム)

  1. 文在寅(ムン・ジェイン)

    2017-9-15

    講演】東アジアの平和を!韓国・文在寅(ムン・ジェイン)政権の誕生を受けて/李泳采(イ・ヨンチェ)(恵泉女子学院大学教授)

季刊「変革のアソシエ」No.29

最近の記事

  1. 借金なし大豆
    (→先月号からの続き) 秩父郡横瀬町の百姓、八木原章雄さんの話を聞いた。 幻の大豆  借金なし物…
  2. technology-slaves2
     スマホの世帯普及率がガラケーを上回ったのは2015年度。つい2年前にすぎない。そして今、電車に乗る…
  3. シンポジウム:イタリアの連帯思想とその実践
    シンポジウム「イタリアの連帯思想とその実践       -社会的連帯経済のネットワーク形成に向けて…
  4. 社会的連帯経済の実践に学ぶ-6.30シンポジウム
     関西地方の労使双方の有志によって「社会的連帯経済の実践に学ぶ-6.30シンポジウム-」が、大阪…
  5. ウオール街占拠デモ
    国際援助団体「オックスファム」が2014年に公表した報告書によれば、多くの国で経済格差が拡大しており…
さようなら原発 さようなら戦争全国集会

行動予定

特集(新着順)

  1. 借金なし大豆

    2017-9-20

    種は誰のものか「種と百姓の物語」種子法廃止に思う(下)

  2. 社会的連帯経済の実践に学ぶ-6.30シンポジウム

    2017-9-18

    社会的連帯経済の実践に学ぶ 山形県置賜地域から菅野芳秀さんを招いて

  3. 文在寅(ムン・ジェイン)

    2017-9-15

    講演】東アジアの平和を!韓国・文在寅(ムン・ジェイン)政権の誕生を受けて/李泳采(イ・ヨンチェ)(恵泉女子学院大学教授)

  4. 島袋文子さんを迎え沖縄に連帯する市民のつどい

    2017-9-5

    8・17島袋文子さんを迎え沖縄に連帯する市民のつどいー高校生たちと対話

  5. 2017-8-14

    種は誰のものか 種子法廃止で思う「種と百姓の物語」(上)

バックナンバー

カテゴリ一覧

本日
昨日
累計
FROM 2014/01/01
ページ上部へ戻る