編集室から(73) 沖縄の海に田中正造を思う

■編集後記

田中正造

田中正造翁

 6月28日、7月にも開始されるボーリング調査阻止への始まりとなる大行動があったので、今号の原稿・編集作業を抱えての厳しい日程であったが、東京の編集部に多くを任せ、沖縄の辺野古に行った。
 4-6月は第5期意見広告運動に集中したが、その6期に向けて、沖縄の現場の闘いがあっての意見広告運動ということを改めて確認したかったからである。そしてもう一つ、7月1日かといわれる安倍内閣の集団的自衛権行使の閣議決定への暴挙を、戦争のための米軍基地に苦しむ沖縄の現場に立って撃ってみたいと思ったから。
 久しぶりの辺野古の海は美しく、泰然とあった。この海に座る。身内から力の漲るのを感じる。何だろう。「真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし」(田中正造)を思う。(生)

■夏期一時金カンパのおねがい(「コモンズ」編集局)

 安倍自公政府はついに集団的自衛権を閣議決定し、戦争に荷担できる体制を確立しました。平和憲法の事実上の破棄であり、昨年末強行採決した特定秘密保護法ともども戦前の恐怖政治に限りなく近づく暴挙が進行しています。この体制のうえに消費税増税・法人税の引き下げ、そして福祉の削減と、庶民の生活はますます窮地に立たされています。日本の青年世代の死因は自殺が第一番目となり、もはや日本の将来には希望が持てないことを意味しています。このような内閣を成立させてしまった日本の政治状況を突破するために、私たちは団結し闘いを拡げてゆかなくてはなりません。
 機関紙コモンズはこの社会を変革してゆくために、闘いの最前線で取材し、闘いを全国に拡げてゆきます。厳しい経済状況とは思いますが、どうぞ私たちに力をお貸し下さい。

・165-0026 東京都中野区新井2-7-12-25
・郵便振替口座/00100-5-391171 (コモンズ政策研究機構)

■次号予告

戦争はいやだ!と声を挙げ、行動しよう!-69年目の「8・15」に考える
特集「自民党憲法草案」批判
朴元淳ソウル市長の呼びかけに応えて
 「グローバル社会的経済アソシエーション2014」を成功させよう
7.6国際シンポジウム報告  他

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