5.11 結成総会の報告
時代に起つ決意固め、運動概念型新党「革命21」準備会がスタート!

新党・革命21結成総会
第一部 スタート総会

 準備会の「公然化スタート総会」が開催されました。総会は、司会の関生コミュニスト同志会(以降、関コミと略)の高英男さんから総会議長の推薦があり、川村賢一、仲村実の両氏と総会書記が選出され、議長の開会の挨拶をもって開会しました。

 総会冒頭、中岡晋太郎さんより「新党準備会のスタートにあたって」と題する報告をうけました。中岡さんは、まず、この準備会への契機となった「関生コミュニスト同志会」発足からここに至る経過と、「今、何故公然化するのか」をはじめ、公然化する意義、組織の性格、社会的任務、当面の運動についての問題意識を熱く語られました。(別記報告参照

「呼びかけ文」を決議、「プログラム(骨子)案」の確認

 その後、「スタートに当たっての提案と趣旨説明」にはいり、最初に、生田あいさんより、5・11総会に至る経過報告が行われました。

 昨年3月に新党準備会が発足以来、「運動の発展のないところに新党はない」の見地から関西生コン支部弾圧をはねのけての準備活動、20世紀社会主義革命の挫折を超える新たなコミュニズムの可能性を探求する作業過程と「プログラム骨子(案)」への結実とその核心、中央集権制から民主自治制の「リゾーム(地下根茎)状」の新しい型の党組織論のイメージ、この1年の闘いの中での前進面、今後の準備活動の基本などが報告され、公然化後の広範な人々への「呼びかけ文案」などが提起されました。

 これを受けて、参加者より、米国のサブプライムローンを震源地とする世界信用恐慌の実証的分析、食糧危機と農業問題、農業基礎・工業主導の地域循環型社会を鮮明とした「農業テーゼ」の作成、内外情勢と激動の政局を切り開くためにどういう大統一戦線を形成するか、労働者や後期高齢者問題など老人・福祉政策と「われわれの政府」問題、今後の正式結成への結集テンポなどの実践的理論的問題についての諸課題、若い世代・女性などへの働きかけの強化、資本主義の変革は世界史的な長期の闘争過程と認識し抽象論・革命的楽観主義でなく資本主義を廃棄する具体論の課題、また「呼びかけ文」案についての修正意見も出されました。

 また、岡山の人力の亀高照夫さんから、準備会を共に推進し、現在病床にある前田勝章さんより託された「この身体が土に返るまで皆さんと共に」という魂の叫びのような伝言が総会に伝えられ、会場に熱い想いが走りました。

 討議の結果、「呼びかけ文」(総会後に意見を受けて一部修正する)が全員で決議され、「プログラム骨子(案)」を、「資料―プログラム案討議のたたき台」とともに、今後の討議の中で深め成文化していくことが確認されました。

名称をめぐって論議白熱 運営委員と顧問を決定

 続いて、注目の組織名称の議題に入り、高さんより3つの系統(1.アソシエ系、2.コミュニスト系、3.革命系などに準じる)に分けられた名称案が提案されました。

 その提案に対して会場の出席者より(来賓の方々まで入り混じって)、次々と新しい名称提案が提出され、それらを会場に設置された黒板に書き、それぞれの名称提案者、推薦者が趣旨説明を行い、熱気と活気にあふれた討議となりました。その中で、議長が消去方法で、一つずつ多数決をとり、最後まで残り多数の賛同を得た「革命21」に決定しました。

 名称討議の興奮も冷めやらぬなか、スタートする準備会の運営体制を確立すべく、麻生さんより、運営委員の推薦リスト、並びに顧問の推薦リストが提案され、確認されました。

■運営委員
 麻生英人  生田あい 川村賢一
 亀高照夫  木田耕介 高 英男
 小西 誠  後藤利夫 佐藤 毅
 中岡晋太郎 中島 弘 仲村 実
 浜村 暁  柳  充 室井健二

■顧問
 いいだもも(マルクス主義理論研究家)
 尾形 憲(法政大学名誉教授)
 来栖宗孝(元東海大学文明研究所教授)
 針生一郎(美術評論家連盟会長、和光大学名誉教授)
 矢山有作(元衆議院議員)
 脇田憲一(労働運動史研究家)。
 (アイウエオ順)

 この直後、総会はコーヒーブレイクタイムをとり、その間に選出された運営委員が会合を持ち、事務局長に生田あい、事務局次長に高英男両氏を決定し、再開総会にその報告がなされて承認されました。

閉会あいさつ – 本格的結成に向かって、決意固める

 こうして、総会は、選出された運営委員会を代表しての中岡晋太郎さんの挨拶をもって閉会しました。

―― 中岡晋太郎さん挨拶

 「今日は、参加者がたくさん集まり、しかも、参加者が熱心に問題意識を持って討論に参加していただき、本日、名前が決まりました革命21の前途を占うような非常に意義のあるスタート総会となりました。名前を決めるときに、大いに発言をいただいたということは、思い通りの名前になった方もそうでない方もおられたでしょうが、それは職場・地域、それぞれの戦線においてこの党準備を広げていこう、そういう熱い思いが色んな意見として出たと思います。ですから、機械的に名前を決めるのではなく、討論したということは、非常によかったのではないかと思います。

 これからスタートする革命21は、今後、それぞれの実践を重ねていくうちに、その実践の中に、前進面と停滞面、克服しなければならない点などが当然、運動ですから出てくるだろうと思います。先ほどの議論の中でも出ましたように、時代状況が大きくわれわれを求め、時代状況が大きく変化するときには、10年が1年に圧縮したような速度・勢いで運動が発展するわけですから、『一点の火花が燎原を焼き尽くす』ごとく前進するものであると、私は考えます。

 もともと、世の中を変える、世の中の腐敗しきった状態を変えていくことに気付く人は、最初は大勢ではない。この体制を変えようと思えば、やはり、少数から変えていかなければならない。しかし、少数はいつまでも少数でいるというわけではない。社会を変える主導権を確保する可能性を持っている少数です。
 ですから、今日スタートした革命21準備会というのは、少数ではあるのですが、これは一気に存在感を社会の中で高めていくことが可能な組織であると、確信を持っております。

 是非、全国各地から大きな成果をもっともっと重ねてきて、本格的結成を迎えようではありませんか。小さな成果でも確信にすることが、次なる運動が大きく発展する原動力になるものです。小さい成果を見逃すようなことをしてはなりません。それの積み重ねです。
 そういう決意の下で、新しくスタートした革命21、みなさんとともに支え、発展させていこうではありませんか。」

 ここに、新しい運動概念型の新党を準備する「革命21」の公然化と、本格的な活動が始まったのです。

第二部 祝 宴

スピーチと決意、熱く続く

 閉会後、同じ会場で、祝会・交流会に移りました。
冒頭、元衆議院議員で顧問の矢山有作さんが乾杯の発声の音頭をとり、続いて、来賓の挨拶、そして全国から結集した各産別、地域など現場の闘いの先頭に立って闘っている方々が、それぞれ熱ある報告と決意を述べました。(各氏の発言)
 最後に、来賓の方々、北海道をはじめ全国各地からの駆けつけた参加者全員が肩を組んで大きな円をつくり、インターナショナルを合唱して終了しました。

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