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アーカイブ:2014年 8月
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編集室から(74)
69回目の8・15を前に/1945年9月2日、「大日本帝国」は戦艦ミズリー号上でポツダム宣言を受諾し連合国に無条件降伏した。よって日本の「敗戦の日」は9月2日。「敗戦」を「終戦」と言い換え、玉音放送のあった8月15日を「終戦の日」とすることで、天皇とその戦争責任を隠蔽し、「天皇が戦争を終わらせた功労者」とする歴史の歪曲がまかり通り、従軍慰安婦問題など現在の歴史修正主義へと至っている。中国・東南アジアへの侵略戦争で、沖縄における地上戦で、広島・長崎への原爆で、大空襲で、軍民あわせて300万人以上の命が、侵略した中国をはじめとしたアジア各地域で2000万人以上の命が犠牲となった。安倍政権は再びアメリカと共にする「戦争の道」に突き進もうとしている。歴史の歪曲・修正ではなく、その真実と教訓の上に、再び戦争への道を阻止する覚悟の問われる夏である
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「ソウル宣言」の精神をわが国に(その6)ボローニャ・国家に先行した協同組合の存在
私は何回もケベックにもボローニャにも、もちろんソウルにも、マニラ、ケソン、フィリピンも参っておりますけれども、やはりどうやってこういうことが上手く行くんだろうなぁということを考えた場合に、企業経営というのはですね、生協みたいに物を仕入れて売るというのは比較的単純なんですよ。やっぱり物を作るには原材料が必要です。加工するには技術が必要です。販売するのも必要です。アフターケアも必要です。しかもそれが持続しなきゃいけない。2年か3年は上手く行ったけど、その後受注できないのではしょうがない。そこをどうやっていくかという、生産協同組合というのは消費協同組合と原材料というものとリンクしないと上手く行かない
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震災3年後の南三陸町を訪ねて(下) – 『黒い矢じり』
「50 年前の海に戻ったようです!」この言葉は何を意味するのか!そう!地球も生きているのだ!人はこの世に生を受けた瞬間から死にむけてのカウントダウンが始まる。地球も誕生の瞬間から地球崩壊に向けてカウントダウンが始る。2600万年に1度、地球上の生物は絶滅に瀕するという。人間の気がつかない場所で動かないと思っていた穏やかな現実が実は刻々と破壊され変化し、鋭いナイフで切り取ったような断層がマントルの地底へずりずりと崩れ去り飲み込まれて行く 、その歪みを解消する時がくる。膨大な歪み解消のエネルギーがM8 以上の巨大地震を惹起する。大津波は海底の大掃除をし、陸上の人間の作ったあらゆるものを破壊した。3・11の巨大地震・津波によって「神の領域」の核に手を染めて安全対策を怠った原発が爆発した。これが大気に、海洋に、放射性物質をまき散らした。核は人間のDNA を破壊する。核のゴミも処分できないでいる。このことは文明の崩壊を意味する。2600万年に1度、地球上の生物は絶滅に瀕するというこの自然のサイクルを待つしかないのだろうか。人間は天に向かって唾を吐いてしまった。人間消滅を覚悟せねばなるまい。
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