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アーカイブ:2015年 1月
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私たちはお互いに協力するために生まれた-朴元淳ソウル市長の講演から
「人の両手、両足のように、私たちはお互いに協力するために生まれました」…素敵な言葉ですね。マルクス・アウレリウスのエッセーに出てきた言葉です。人類は協力して連帯する時、最も偉大な歴史を作り上げました。今日の世界は、貧富の格差と資源の枯渇、大量の失業問題、少子高齢化に伴う低成長などの深刻な危機に直面しています。しかし「危機はチャンスのもう一つの名前」という言葉があります。この危機を世界市民がみんなでより良く生きるための、もう1つの世界へ跳躍するための足場にしなければなりません。
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韓国ソウル市 GSEF創立総会報告【1】 一緒に見る夢は現実になる
2014年11月17日―19日、韓国ソウル市で、世界の14か国の自治体・組織と海外機関130団体が参加し、「変革のための連帯」を掲げて開かれた「グローバル社会的経済協議会創立総会」(GSEF2014)は、その最終日に「GSEF憲章」を採択して、グローバルな社会経済協議会を創立。ここに、2013年11月、「創造してください、協同の世界を」を掲げて集まり採択された「ソウル宣言」を継承し、変革への連帯のために、地域に、世界に広がって活動していく実体的な国際組織が誕生しました。
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「地域自給圏」をつくりだす―山形置賜地方の取り組み 菅野芳秀氏(置賜百姓交流会世話人、長井市レインボープラン推進)
ぼくは百姓です。4町歩の農地とニワトリを1000羽放し飼いで飼っています。今日は、私たちの「希望づくり」の紹介にやって参りました。置賜は「ウキタミ」というアイヌ語が語源だそうで、アシやヨシが生えている湿地帯という意味で、山形県の4分の1のエリア、人口が23万人、3市5町で構成されています。かっての米沢藩です。ここで「自給圏」をつくり出していこう、という壮大な目標に向かって、3市5町の住民と首長、行政、森林組合、温泉組合、旅館業組合、居酒屋組合、飲食業組合等々が連携して、4月12日、300人規模の「置賜自給圏構想を考える会」の結成総会がおこなわれました。
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協同組合こそよりよい経済、社会の建設に貢献できる 吉原毅氏(城南信用金庫理事長)
人間とは、元来、我が儘で自分勝手な生き物です。だからこそ、お互いに話し合い、道徳や倫理、良識を持って、健全な社会、健全なコミュニティをつくらなければならない。そして、そうした健全なコミュニティの中でこそ、お金も健全に使われるのです。何よりも、原発ゼロは、何よりPPS、火力発電等の技術革新、再生可能エネルギーといった新たな産業を活性化し、発送電の分離や電力の自由化と相まって、日本経済を押し上げることになり、脱原発の実現は、日本経済にとっても良い効果をもたらすと私は考えています。
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市民参加によるWE21ジャパン&福島の支援活動から実践する新たな社会つくり/郡司真弓氏(前WE21ジャパン理事長)
家にあるいらないものを持ち寄ってWEショップというリサイクルショップで販売し、その収益をアジアの女性支援に使うという事業をしながらNGOをする活動をしております。本日は市民の立場から、どのように国を超えて連帯するか、また市民社会を豊かにするかという報告をさせていただければと思います。
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