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ウィリアム・モリスのマルクス主義 アーツ&クラフツ運動の源流 高ヒット
2012/6/17 0:41 投稿者: com21 (記事一覧) [ 1095hit ]


マルクス思想の正統な後継者はウィリアム・モリスである
マルクス思想の正統な後継者はウィリアム・モリスであると主張する著者が、その〈共同体社会主義〉の全貌を明らかにする。働くことの意味を問い続けたモリスの思想が現代に甦る。

工芸デザイナーとして著名なウィリアム・モリスは、マルクス主義者を自認する社会運動家でもあった。『資本論』の精緻な読みに支えられたその思想は、エンゲルスやレーニンを超えて、現代社会の変革への可能性を秘めている。マルクスの正統な後継者、モリスが到達した思想――。〈コミュニティ社会主義〉の全貌を明らかにする。

■目 次
 序 章 いま、なぜウィリアム・モリスなのか
 第一章 モリスとアーツ&クラフツ運動
  一 世界で一番美しい村、イギリスのコッツウォルズ─モリスの自然と思想
     コッツウォルズの自然とモリスの思想/オックスフォードの学生生活
  二 ヴィクトリア&アルバート博物館のグリーン・ダイニングルーム
    ──モリスの芸術思想アーツ&クラフツ運動とは?
     モリス商会の設立/グリーン・ダイニングルームとミュージアム・レストラン
     モリスの芸術思想
  三 「芸術は労働における人間の喜びの表現である」──モリスの労働観
     労働は苦しみ=アダム・スミスの労働観/労働は喜び=モリスの労働観

 第二章 モリスとマルクス、エンゲルス
  一 モリスが熟読した『資本論』──モリスとマルクスの接点を探る
     モリス所蔵のフランス語版『資本論』/マルクス思想の媒介者バックス
     『共産党宣言』─初期マルクス・エンゲルスの共同作業
     『経済学批判』から『資本論』へ─プラン変更の問題
     唯物史観の事実上の放棄
  二 マルクス、エンゲルスとレーニン主義─パリ・コンミュンとプロレタリア独裁
     パリ・コンミュンの影響/マルクスのコンミュン評価
     エンゲルス、レーニンのコンミュン評価/マルクス主義者モリスの誕生
  三 モルガン『古代社会』とマルクスのザスーリチへの手紙
     マルクスの「共同体」評価/モルガン『古代社会』の影響
     ユートピア社会主義の評価/エンゲルスのモリス批判
  四 モリスの『資本論』解説
     唯物史観の位置づけ/労働価値説の立場に立つ/「資本」の解明と「剰余価値論」
     「労働力の商品化」を超えて/資本主義社会の「秩序」を凝視する
     「本源的蓄積」を重視する/「所有法則転換」への新しい視点
     真の科学的社会主義者モリス

 第三章 モリスの社会主義論──共同体主義への道
  一 『ユートピアだより:いこいの一時代──ユートピアン・ロマンスの章』
     社会主義三部作/ベラミーの『顧みれば』/モリスのベラミー批判
     六月のうららかな朝──第一章~第七章/国民国家は廃絶する──第八章~第一四章
     労働が喜びに──第一五章~第二〇章/生活芸術の創造──第二一章~第二七章
     友愛と平安と幸福の新しい時代へ──物語の終わり
  二 “News from Nowhere” の意味するもの
     Nowhere は「来世」か?/マルクスの墓、エンゲルスの散骨
     ユートピアは「空想」ではない/〈恐慌=革命テーゼ〉を乗り超える
     科学からユートピアへ
  三 モリスの〈共同体社会主義〉
     格差社会への眼差し/大衆の意識を重視する/国家死滅への道筋
     国民国家に代わるコミュニティ/宗教と倫理の役割/文明的危機論/新しい宗教への道
     倫理や道徳が変化する/家族・労働・芸術/都市論そして永続する社会主義

 第四章 現代に甦るモリスの〈共同体社会主義〉─東日本大震災と近代文明の大転換
  一 近代文明批判の先駆者、モリスと宮沢賢治
     モリスの死と賢治の誕生/東北開発と3・11大震災
     近代文明を批判するモリスと賢治
  二 瓦礫の山と職人の復権
     106年分の瓦礫/スローライフを目指したモリス/労働力の過剰と不足
     職人を軽視した高度経済成長/職人による労働の復権
  三 無縁社会を克服する〈共同体社会主義〉
     無縁社会を生んだ高度経済成長/〈絆〉をとり戻すモリスと賢治の思想
     南三陸コンミュン/近代国家の変遷/国家の死滅に向けて/近代科学文明と原発
    〈共同体社会主義〉への道
 参考文献
 あとがき

■著者略歴
東北大学名誉教授。マルクス経済学者。仙台・羅須地人協会代表。
1932年東京生まれ。東京大学経済学部を卒業、東京大学大学院社会科学研究科博士課程修了。1963年に 『価値論の形成』で東京大学より経済学博士の学位を受ける。その後、東北大学経済学部教授を務め、東北科学技術短期大学学長を経て、東北大学名誉教授。
著書に「ウィリアム・モリスのマルクス主義 アーツ&クラフツ運動の源流」(平凡新書)「賢治とモリスの環境芸術―芸術をもてあの灰色の労働を燃せ」(時潮社)「東アジア地域統合と日本経済」(日本経済評論社)「建設業再生のシナリオ―住民支援型コミュニティ・ビジネスの展開」(日本評論社・共著)「土着社会主義の水脈を求めて-労農派と宇野弘蔵」(社会評論社・共著)など他多数

発行元平凡社 (2012/6/17)
体 裁新書: 239ページ
価 格820円+税
著 者大内秀明
ISBN978-4582856453
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