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砂川判決と安保法制―最高裁判決は違憲だった! 高ヒット
2015/9/30 11:45 投稿者: com21 (記事一覧) [ 2154hit ]

安倍内閣が集団的自衛権を行使できることの根拠となると主張している砂川事件最高裁判決。それは一方当事者でもある米政府と裁判所(最高裁)が、秘密裏に謀議をこらした上で判決を作成するという違憲無効なものだった。
50年ぶりに公開されたアメリカ公文書にはその経緯が細かく記録されていたのだ!数々の記録や論文を通して、最高裁の砂川判決が実は無効だったことを明かす。同時に元被告たちの判決無効へ向けた再審請求の思いを語る。

[目次]
○あばかれた密議と陰謀裁判
 ‐解禁公文書の発見最高裁判決はアメリカの圧力によるものだった!
○砂川事件とは?
 ‐流血の砂川闘争―1955~1957
○司法の独自性と良心を殺した判決を解読する
 ‐砂川事件の第1審判決(伊達判決)
○最高裁判決‐砂川最高裁判決の読み方
○再審請求、かく闘うべし
○砂川事件再審請求と無効な砂川最高裁判決
 ‐吉永満夫(砂川事件再審請求弁護団代表)
○再審請求人たちのことば

『それは偶然の発見だった。二〇〇八年四月、国際問題研究者の新原昭治は、メリーランド州にあるアメリカ国立公文書館で、日米安保条約関連の解禁文書の調査を行なっていた。
 明日で調査も終わりという日のことである。手にしたファイルの中に「SUNAKAWA」という文字が飛び込んできた。これは砂川事件のことだろうか……。

 思わず手にしたファイルは、まがうことなく一九五〇年代後半の砂川闘争およびその裁判に関する外交資料だった。米軍駐留が合憲か違憲かをめぐって争われた、あの砂川裁判の公文書がアメリカに残っている。資料のコピーをホテルに持ち帰り、夜通し目をとおした。それは司法を巻き込んだ日米の密議だった。

 まちがいない。あの逆転有罪判決は、アメリカの外交圧力によるものだったのだ。アメリカ大使館(マッカーサー大使=ダグラス・マッカーサー二世)や在日米軍司令部(バーンズ将軍)はいうにおよばず、国務省・国務次官・国防総省、ひいてはホワイトハウスまでがこれに関与していたのは疑いない。日本側は藤山愛一郎外務大臣が窓口となり、一審判決(いわゆる伊達判決)ののち、なぜか東京高裁への控訴ではなく、いきなり最高裁に跳躍上告された。あの不可解な跳躍上告の謎を、いま目のまえにある公文書が明瞭に語ってくれているのだ。

 (略)読みすすむにつれて、新原はこの公文書のもつ政治的な衝撃に興奮した。国とアメリカ側が伊達判決をくつがえそうとするのは当然だが、なんと最高裁の田中耕太郎裁判長までがマッカーサー大使およびレンハート主席公使と密会して、判決の内容と時期をうち合わせているではないか――――。』
【本書「あばかれた密議と陰謀裁判」より】

参考URLhttp://com21.jp/modules/cpress/archives/10353
発行元世界書院 (2015/09)
体 裁ブックレット83ページ
価 格648円
著 者土屋源太郎
ISBN978-4792795658
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