武健一さん 冒頭開会挨拶 ‐ 6・11関西集会より

武健一さん(沖縄意見広告運動代表世話人)の冒頭挨拶

武健一さん(沖縄意見広告運動代表世話人)の冒頭挨拶

 我々日本人は、1945年にポツダム宣言を受諾しているが、安倍首相はポツダム宣言文書など見も知らないだろう。その12項目に連合国占領は民主主義的政権ができるまでとの約束があり、駐留軍はその後撤退という流れになっていた。
 サンフランシスコ講和条約を1951年に締結し終えて、その段階で本来は米軍は沖縄はもちろん、日本すべてから撤退の必要があったはずである。だがなぜずっと、前後70年以上にもわたって沖縄に米軍が存在し続けているのか?

 実は1947年の昭和天皇書簡で、わが国に共産革命をおこされてはとの恐れと心配から、天皇はマッカーサーに泣きついた。わが国防衛のためにも、貴国防衛のためにもとの言い状で、米軍の半永久的な駐留を認める屈辱の施策を打ってきた。その47年書簡をもとにして、総理の吉田茂が、51年のサンフランシスコ講和条約と日米安保条約をセットにして売り渡したものだ。それが元になって、現在のような基地状態が存在している。
戦後の日本をアメリカ軍事植民地として差し出し、沖縄を切り捨ててアメリカに売り渡した昭和天皇

戦後の日本をアメリカ軍事植民地として差し出し、
沖縄を切り捨ててアメリカに売り渡した昭和天皇


 経済大国、2010年までは米国に次いで2位であった。今でも3位である。これだけの経済大国でありながら、米国の駐留が続くということは、わが国が完全に独立していないことを意味している。

 日米安保条約を破棄し、対等互恵の精神で行かねばならないのに、自民・公明・おおさか維新の保守反動どもではなくせるわけがない。7月の選挙においてはこれらの反動勢力は通すことなく、できれば野党統一候補を多く押し出すことで、沖縄の運動に弾みがつけばいいし、議会にのみ頼ることもしない。なぜなら勝ち負けで一進一退を繰り返すからだ。

 われわれ労働組合は、先の戦争法強行採決に憤り、6つの労組が各職場で2時間の時限ストを打ち、辺野古にもミキサー車を宣伝カー代わりに持って行って、ストの前列でパレードもし、また北陸方面などへの行動隊の展開など、多くの実行動を続けている。
 すべての労組が職場でストができるだけの実力を蓄えられたらいいが、その事で即時安保破棄の道も開ける。ここ一連の米軍による沖縄への屈辱的事件の根底から破棄しうる未来を掴むこと。その意味でこの沖縄意見広告運動の役割は大きく、この集会を期に8期も目指し、活動をさらに継続していく決意を申し述べる事で、皆さまのこれからの大なるご協力を切に願う次第であります。

「コモンズ」97号の目次にもどる

トラックバック・ピンバックはありません

トラックバック / ピンバックは現在受け付けていません。

現在コメントは受け付けていません。