経産省前テントひろば撤去!真夜中に寝込みを襲う卑劣さ

経産省前テント強制撤去! 21日未明 寝込みを襲う卑劣と臆病!
夕刊報道を恐れて異例の日曜未明に執行、現場を記録していたカメラマンを逮捕・封殺

経産省前テントひろば撤去は、普段は朝9時以降にしか執行しない役人が、深夜就寝中に寝込みを襲い、夕刊報道での反発を恐れて通常は行わない日曜に執行するなど異例づくめの卑劣でビクビクとした強制執行だった。

普段は朝9時以降にしか執行しないくせに深夜就寝中に寝込みを襲い、夕刊
報道での反原発世論への刺激を恐れて通常は行わない日曜に執行する卑劣さ

 8月21日、間もなくテント建設5周年を迎えるこの日、まだ夜も明けぬ午前3時半に裁判所執行官20名、作業員40~50名、警官など総勢100名が東京霞ヶ関の経産省前テントひろばを包囲し、テント内で泊まり番の5名を排除。続いてテントの強制撤去を行なった。そして撤去後の跡地は、およそ身長ほどの高さのバリケードで誰も立ち入りできないように覆ってしまった。

 撤去後、現場で記者会見が行われ、テント撤去裁判の被告を代表する淵上太郎さんは「日曜の寝込みを襲うとは卑劣だ! テントを無くすことはできても私たちの脱原発の意志は無くせない」と怒りに声を荒らげた。
経産省前テント跡地では今も毎日座り込みが続けられている

テントは破壊されたが今も毎日座り込みは続いている

 撤去の報せを受けて、都内近在の市民が続々と結集し、テント跡地のバリケードの前の歩道に椅子をならべ、抗議の座り込みを続けた。

 午後1時より緊急抗議集会が開かれ、約100人の市民が集まった。福島県浪江町の畜産農家吉沢正己さんも参加し、ウシのオブジェを持ってきたが、丸の内警察がこれを力ずくで奪い取ろうとした際、その様子を撮影していたカメラマンを大勢で取り囲み、逮捕していった(後日釈放)。

 日曜日に執行したのは、新聞の夕刊による報道を避けるためだと考えられる。テント撤去を市民の目からできるだけ遠ざけ、こっそりと行なったところに、カメラマンの逮捕とあわせて警察権力の「うしろめたさ」を見て取れる。
 この日はテント建設1807日目。これからも経産省前「テント跡地」前での抗議は原発廃炉までつづく。(東京M)

■テント撤去後の記者会見(2016年8月21日)


■テントはなぜあるのか、その思いと被災者の訴え(2013年4月10日)


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