関西生コン6労組連携・国政要求で年内統一行動へ

関西生コン関連6労組・連携

国政直接要請で年内共同行動へ向け、労働側意見を集約

関西生コン6労組連携・国政要求で年内統一行動へ 関西生コン関連労働組合連合会(武建一議長)では、過去実施していた国政直接要請を今年内に再開すべく、労働側要請内容を共同で検討を進めている。その骨格は大要5項目から成る。中でも官庁発注工事では、○適マークを取得し補償制度の確立した協同組合工場からの購入を官側に強力に求めるなど、労使を超えた産業全体での要求が打ち出されてている。今後の動きに大きな期待が集まる。

 国政要請は、2009年の民主党政権時代に数度にわたって、経済産業省や国土交通省を始めとする担当官庁に向けて行われた経緯をもつ。当時、物議を起こした民主党マニフェスト文言の変更要求や、社会インフラへの生コン需要喚起などの産業要請が主であった。
 これらは近畿での生コン関連団体・協同組合など経営者側のその他要請と合わせ、主務官庁に申し入れされ、当時産業全体からの初の国政直接要請だとして大きな話題を呼んだ。

 今回の国政要請再開では、例えば国土交通省向けには、同省からの発注工事での品質適正化、施工時での違法・不法行為の撲滅。また建設現場での労働環境改善と担い手の育成などに実現可能な範囲で論点を絞っている点が特筆される(下記要望書案参照)。

【要望書案・概要】
  1. 貴省(国土交通省)発注工事での安心・安全の確保。安定供給と品質確保の○適マーク取得とPL・瑕疵保険に加入した補償制度の確立した既存協同組合からの購買を関係業者・団体へ指導。
  2. 生コンクリートの品質確保のため、「過積載・加水・時間超過」など規格外の原材料不正使用など違法・不法を行わないよう関係業者・団体へのコンプライアンス遵守の観点からの適切指導。生コン打設時、業者任せでなく生コン関連資格を有する貴省職員の直接立会。
  3. 安全確保のため、ミキサー車バック時での誘導員配置。シュート洗浄場所確保の観点からの適切指導。
  4. 建設現場の労働環境改善と担い手確保養成のための「土日完全休日化」での現場閉鎖。
  5. 正規雇用労働による品質確保と安定供給にむけての関係業者・団体への指導。

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