ヘイトスピーチ解消と自治体の責務を考える研修会 戸田議員が奮闘

先進の門真市に学べ、自・公・共市議ほか各地の議員も参加

戸田ひさよし議員が奮闘

自治体の担当職員・議員が49名の盛況

自治体の担当職員・議員が49名で研修

 8月26日、大阪府門真市で全国初となる<ヘイトスピーチ解消法>を自治体の当事者レベルで同取り組み、いかに実践するかを考える講演研修会が、同市ルミエールホールで開催された。
 これは連帯ユニオン議員ネット代表で、近年これら卑劣なファシスト集団と闘う戦闘的市議として名を高めている戸田ひさよし同市市議会議員が独力で立ち上げた一連の活動が結実したカタチの研修会であった。
 戸田市議は、ここ数年ネットは勿論、街頭でも加えられるザイトク右翼たちのたび重なる直接暴力行為にも屈せずこれら卑劣な者どもと対峙して来た。同市議は、「平和と人権破壊の連中たちの集会を市民公共施設で行わせるな」という真っ当なアピールと取り組みを周辺の市町村に呼びかけ、今回の自治体当事者のよる具体的勉強会になったものだ。
戸田ひさよしさん(革命21所属・門真市議会議員)

戸田ひさよしさん(革命21所属・門真市議会議員)

 当日は、門真市行政からの参加で市民生活部、総務部法務監察課、市民生活部・人権女性政策課ほか教育関係市政実務者と、法案に関心を示す自民党4議員全員と公明のいわゆる政権与党グループや共産党など自主参加を申し出た市議など49名の篤い志の関係者が集い、下記の講演に学んだ。

  1. 鈴木大志(ヘイトスピーチ・カウンター):「ヘイトスピーチ解消法」のビフォー&アフター
  2. 師岡康子弁護士:「ヘイトスピーチ解消法」の法文や附帯事項の成立過程や意味など
  3. 文公輝(ムン ゴンフイ)「NPO法人多民族共生人権教育センター」理事:大阪市ヘイトスピーチ対処条例について、その問題点や、それを克服して実効性を高める実践など
  4. 戸田ひさよし門真市議:あなたのまちの行政に反ヘイト施策を取らせて行く虎の巻~門真市での実践

【ヘイトスピーチの定義】
 「人種、民族・国民性などの属性を有するマイノリティの集団もしくは個人に対し、その属性を理由とする差別的表現であり、その中核にある本質的な部分は、マイノリティに対する「差別、敵意又は暴力の煽動」(師岡康子『ヘイト・スピーチとは何か』)である。
 ヘイトスピーチはマイノリティの集団、もしくは個人に向けられる表現による暴力である。またマイノリティの集団をその属性ゆえに社会から排除する意図を伴う。
…など、ヘイト集団に対する共通認識がこの講演会で、保革を超えた新たな広がりで確認されたことはまさに朗報だと言えよう。

(「コモンズ」99号の目次にもどる)

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