強行採決から1年!戦争法廃止!9・19 国会正門前行動

国会正門前に雨の中2万3千人が結集


 昨年9月19日、戦争法が強行採決されて1周年となるこの日、雨の中を多くの市民がかけつけ、国会前で戦争法廃止を訴えた。強行採決から1年!戦争法廃止!9・19 国会正門前行動
 集会ではまずシュプレヒコールのあと、野党各党から発言が行われ、民進党・岡田克也さん、日本共産党・志位和夫委員長、社民党・福島みずほ副党首、今回の参議院選挙で野党統一候補として勝利した生活の党・木戸口英司さんらがそれぞれ市民と野党の統一候補による安倍政権打倒を訴えた。

 つづいて主催者の発言にうつった。最初に登壇した「戦争をさせない1000人委員会」の清水雅彦さん(日本体育大学教授)は昨年、戦争法廃止の声明に235人の憲法研究者が名を連ね、また9割の憲法学者が「戦争法は違憲」としている事実を挙げた。また辺野古訴訟裁判でも三権分立が失われていると批判した。
 「憲法こわすな実行委員会」の高田健さんは青森の陸上自衛隊第9師団第5普通科連隊300数十名が重装備で南スーダンの内戦地に派遣されると報告し、10月30日に青森現地で行われる反対行動への参加を呼びかけた。
 憲法共同センターの小田川義和さん(全労連議長)からは、全国で戦争法廃止へ向けた集会が行われている、市民と団体、野党がちからを合わせて「戦争する国」への後戻りを阻止しようと訴えがあった。

強行採決から1年!戦争法廃止!9・19 国会正門前行動 集会ではさらに「安全保障関連法に反対する学者の会」共同代表の高山佳奈子さん(京都大学教授)、立憲デモクラシーの会の西谷修さん(立教大学教授)、旧シールズの林田光弘さん、安保関連法に反対するママの会@東京の諸星牧子さん、日本弁護士連合会憲法問題対策本部本部長代行の山岸良太さん、が発言した。

 元陸上自衛隊レンジャー部隊の井筒高雄さんは自衛隊の南スーダン派遣について「邦人NGO団体も日本大使館職員もすでに脱出しており、「邦人保護などあり得ない。目的は戦闘行動しかない。めちゃくちゃ大問題だ!」と訴えた。
 沖縄 一坪反戦地主会関東ブロックの石原敏幸さんは最近まで沖縄の高江に行きヘリパッド建設阻止の行動に参加してきた。強行採決から1年!戦争法廃止!9・19 国会正門前行動石原さんは、重機を使ってやんばるの森を破壊し、抗議する市民に対しては全国都道府県から1000人の機動隊を投入し暴力を加えるという安倍政権の過酷な弾圧体制を糾弾し、「戦争の基地は絶対に作らせない。私たちは勝ちます」と力強く締めくくった。

 連帯あいさつの最後に、「安保法制違憲訴訟の会」の黒岩哲彦弁護士が、国を相手に訴訟を開始した報告を行なった。最後に「戦争させない1000人委員会」の福山真劫さんが市民運動で安倍政権を包囲、選挙戦勝利で安倍を倒そうと訴えた。

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