速報】2016 GSEFモントリオール大会の成功 ―62カ国から330団体1500人

関西の生コン協組事業の成功事例を紹介

報告:近畿生コン関連協同組合連合会

GSEF2016モントリオール大会 グローバル社会的経済協議体(GSEF)の第2回大会が、9月7~9日、カナダ・ケベック州のモントリオール市で開催された(→公式サイト)。前回の2014GSEF創立総会と比較すると、規模的には3倍ほどの結集となった。世界の期待の大きさの反映である。大会は2年に一度。次回2018年はスペイン・バスク州のビルバオ市で開催される。

■GSEFの特徴
 日本から「ソウル宣言の会」(GSEFの準会員)33名がソウル大会に引き続いてモントリオール大会にも参加した。
 モントリオール大会の第一印象は、ソウル市での創立大会よりも、かなり多くの国際機関、自治体(地方政府、都市)、社会的経済団体(協同組合、社会的企業、非営利事業体)が参加していて、大きな国際会議になったなというものだった。
 ソウルでは14か国、130の国際機関や自治体、社会的経済団体が参加していたが、2年を経て、今回は62カ国、330の国際機関・自治体(特に33市の市長が壇上であいさつ)・社会的経済団体から1500名が参加した。
GSEF2016モントリオール大会
 現在の世界の主流の経済システムは、営利を目的とした資本主義経済である。しかし、資本主義は貧富の格差を拡大し、自然と人間性を破壊し、2008年の米国発の金融恐慌に見られる様に、あくなき利益追求の果てに破綻する。
 日本ではいまだにアベノミクスやTPPという巨大企業の利益追求を本質とする新自由主義政策が支配的であるが、世界では営利を目的としない社会的連帯経済が、貧困、女性、子供、青年、障がい者、教育、住宅、交通、通信、食糧、流通、金融、保険、製造、労働等々、あらゆる領域で有用な非営利事業を立ち上げ、課題を克服し、雇用を創出し、地域社会を支えている。
 また、GSEFの特徴は自治体と社会的経済の連携を強く求めている点にある。この連携の成功事例が多く報告されている。

■日本からの発信
GSEF2016モントリオール大会 大会の期間中、3本の全体会議の他に、各分野別の分科会に分かれ、97本の事業報告(世界各国の事例報告400本の中から発表の機会を得た報告)がもたれた。日本からは3本が選ばれ、それぞれが各分科会のセッションに分かれて報告した。私たち関西の生コン関連業界における事業協同組合と労働組合の協力による公正な経済実現の事例を発表したセッションでは、100名以上が参加していた。労働組合の役割への関心が強かった。この報告は後に世界の関係者に発信される。
 私たちは、社会的経済を通して、世界の共通する課題を同時代的横断的に克服しつつ、繋がっているという確信を得ることができた。

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