「ソウル宣言の会」東京報告会のお知らせ GSEF2016モントリオール大会よりの帰国報告

「ソウル宣言の会」東京報告会のお知らせ

「GSEF2016モントリオール大会」から見えた「社会的連帯経済」の到達点と今後

(チラシ:裏・表、画像クリックで拡大)
「ソウル宣言の会」東京報告会のお知らせ GSEF2016モントリオール大会よりの帰国報告 「ソウル宣言の会」東京報告会のお知らせ GSEF2016モントリオール大会よりの帰国報告(裏)
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■日時:2017年1月15日(日)午後1時半~5時(開場1時)
■会場:明治大学駿河キャンパス:グローバルフロント2階4021教室
   (⇒アクセス地図キャンパスマップ
■共催:ソウル宣言の会/明治大学日欧社会的企業比較研究センター


■プログラム
  1. 開会及び主催者挨拶
    ・明治大学日欧社会的企業比較研究センター代表
     中川 雄一郎 明治大学政経学部教授
  2. 報告
    (1)2013年の「ソウル宣言」から2016年の「モントリオール宣言へ」
       ソウル宣言の会代表 若森 資朗
    (2)GSEF2016モントリオール国際会議参加報告
       大会参加団団長・明治大学副学長・元日本協同組合学会会長 栁澤 敏勝 氏
  3. パネルディスカッション:モントリオール大会の成果とは?
    司会 ソウル宣言の会 牧 梶郎
    パネリスト モントリオール大会参加者
    高井 康裕 さん(中小企業組合総合研究所 理事長)
    松田 舞 さん(アジェンデ21)
    瀬戸 大作 さん(パルシステム生活協同組合連合会・地域支援本部担当部長)
    上野 しのぶ さん(生活クラブ山梨 理事長)
    松村 和則 さん(筑波大学 名誉教授)
    鈴木 岳 さん(生協総合研究所研究員)
  4. 2018年の開催地、ビルバオ市、モンドラゴン市の紹介
    ・明治大学 特認教授
     マット・ノイズ

明治大学特任教授 マット・ノイズ氏
マット・ノイスさんアメリカ人。ニューヨークの大学で成人教育、労働者教育に携わる。近年はスペインのバスク州をたびたび訪問し、モンドラゴンの調査、モンドラゴン大学との共同研究、明治大学の大学院生や学生を現地に引率しフィールドワークを指導。ロバアト・オウエン協会でモンドラゴンのこと、またアメリカの共同体運動の歴史などの研究報告を行う。

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■次回「GSEF2018ビルバオ(スペイン・バスク地方)大会に向けて、日本での
 「社会的連帯経済」の理解と取り組みを広げよう。とりわけ自治体に対して!


参加した世界各国の都市・自治体の首長たち

 GSEF(グローバル社会的経済フォーラム)国際大会は、2013年(「ソウル宣言」を発信)、2014年(「GSEF憲章」の制定)の、ソウル市での2回の国際大会を経て、今年2016年は9月7日~9日、カナダのケベック州モントリオール市で開催された。

 62カ国330の自治体(うち33の自治体が首長ないし準ずる人が参加)、9つの国連機関を含めた団体、個人1500名以上の人々が参加して、大会の最後に「モントリオール宣言」が採択された。「ソウル宣言の会」では、栁澤敏勝明治大学副学長を団長に、現地合流4名を含む32名で参加した。

 モントリオール大会の中心テーマは「地方自治体とSSE(Social and Solidarity Economy=社会的連帯経済)」であった。残念ながら日本からの自治体関係者、協同組合、社会的企業関係の組織だった参加はなく非常に残念であった。しかし「社会的連帯経済」は世界的な規模で動いていることを参加者で実感した。

 「GSEF2016ビルバオ大会」に向け、とりわけ地方自治体への働きかけは重要な課題となり、私たちの活動もこの点に注がれていくことになる。そのことをこの集会で多くの仲間と共有していきたい。

■ソウル市 → モントリオール市 → ビルバオ市

左からJean-Martin Aussant シャンティエ ゼネラルディレクター、パク・ウォンスン ソウル市長、ドニ・コルデ モントリオール市長、ベアトリス・アランGSEF組織委員長

 「GSEF2018」は、カナダ・ケベック州と同じように、いやそれ以上に「社会的連帯経済」の歴史と実績を誇るスペイン・バクス州ビルバオ市、そしてモンドラゴン市で開催!!

 「モントリオール宣言」は、「ソウル宣言」を継承しつつ国連「2030アジェンダ」や、ハビタットⅢ「ニュー・アーバン・アジェンダ(新都市アジェンダ)」などとのより幅広い連携を意識したものとなった。それに加えて「モンブラン会議」や「RIPESS 」の参加と、相互加盟(この2団体はビルバオ市と共に運営委員に加わった)により、より多様な問題意識との連帯の始まりでもあった。

 それは社会全体の変革のための、(1)社会的セクターとしての可能性の追求と役割増大への自覚。(2)市民参画による「社会的連帯経済」の、新しい社会システム、すなわち公共セクター、民間セクターをも巻き込んだ、新しい社会変革のトータルシステムへの可能性への挑戦でもある。それは自然との調和、共生を意識したシステムである。

 効率と競争による経済成長をこのまま続けると、人は蝕まれ、環境が破壊され、資源の枯渇を招き、地球を破滅させることに多くの人達が気付きはじめている。私たちは破滅する前に動きを加速する。日本は遅れていると嘆いている時間はない。先進事例に学び、日本での「社会的連帯経済」の定着と発展を期していきたい。その成果を持って、「GSEF2018ビルバオ大会」に多くの仲間と参加していきたい。今回の報告会は、その第一歩としていきたい。

2016年フォーラム参加の公的機関    2016年フォーラム参加の民間団体
・ケベック州(カナダ)          ・シャンティエ社会的連帯経済(カナダ)
・モントリオール市(カナダ)       ・ソウル社会的経済(韓国)
・ソウル市(韓国)            ・ソウル宣言の会(日本)
・バンドン市(インドネシア)       ・社会的企業ネットワーク(フィリピン)
・マニラ市(フィリピン)         ・ローカリティ(英国)
・バスク州(スペイン)          ・モンブラン会議(国際ネットワーク)
・ビルバオ市(スペイン)         ・リペス(大陸間社会的経済ネット)
・バマコ地区(ペルー)          ・社会的連帯連合(コロンビア)
・リバプール市(英国)          ※他、330の市町村の民間団体
・ニューヨーク市(米国)
※他、62カ国200自治体など

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