カテゴリー:書評・映評
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匿名性に埋没する大衆を定義現代の「野蛮人」への警世の書
ホセ・オルテガ・イ・ガセット(1883‐1955)
スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセット、1930年の名著。 先駆的大衆社会論として知られ…
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電気を制する者が未来を制す現代につながる争闘の歴史の始め
19世紀末、米国。自ら発明の電球に電気を流すことに成功し、大衆向け電気普及を目指すエジソン。 そのライバルとなったのが、鉄道空気ブレーキを事業化…
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日本の歴史人口学の開祖、速水融(はやみ・あきら)があらわした、パンデミック研究における圧倒的金字塔ととして、むしろ海外での評価が高い、わが国の誇るべき名著である。絶版となっているが、現在のコロナ禍でこそ読まれ…
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革命家ゲバラが世界に目覚めた貴重な青春と旅の記録。
南米アルゼンチンで富裕な資産家の父をもつ23歳の医学生だったゲバラ。1952年、友人のA・グラナードとおんぼろバイクで南米縦断の旅に出る。持病の喘息…
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米国覆う医療の闇とキューバとの対比
カンヌ映画祭最高賞に輝くMムーア監督が、米国医療の闇をえぐった2007年度作品。現状のコロナ禍でも浮かび上がった、5千万人もの医療保険なしの国民窮状がこれでも…
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惨事便乗型資本主義 ― その正体 岩波書店
『ショック・ドクトリン』のサブタイトルThe Rise of Disaster Capitalis〈惨事活用型資本主義の勃興〉という言葉こそ、実に本書の内容を…
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大阪労働学校アソシエの運営・企画の月歩双書Ⅰ『プラットフォーム新時代』(社会評論社発行、定価900円)
大阪労働学校アソシエが企画し、社会評論社が発刊する『月歩双書』シリーズが創刊されました。20代の編…
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日本でも沖縄問題などで権力者側がフェイクニュースを量産する戦術にでた
(前号からのつづき)
(6)政府の逆襲「注目」と「信憑性」の否定
2011年1月、ムバラクが携帯電話とネットを遮断したことは完全…
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戦中から敗戦直後の時代感情をそのまま記録した貴重な書
ポール・マニング著 マルジュ社2005年 Amazon書店でみる
天皇の代替わり儀式がさほどの騒ぎもなく、とはいえ右翼が渇仰したほどの新天皇ブームもつ…
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著者: Zeynep Tufekci さん
(前号からのつづき)
(3)「運動の能力」と「シグナル」
ニューヨーク・イラク反戦デモ(2003)
2003年2月ニューヨーク反戦デモは世界最大の反…
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