カテゴリー：書評・映評

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  • 2018/5/18
  • 書評・映評
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  みる 映画『タクシー運転手』／大川ふとし（ジグザグ会）

  「タクシー運転手」～約束は海を越えて～ 小さな決心と私が「私達」になる歴史的瞬間 　劇場内は夕方前にもかかわらず満席だ。20代から70代までの年齢層がまんべんなく押し寄せている。大手新聞に紹介されたこと、また、韓国の…
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  • 2018/4/29
  • 文化・文明, 書評・映評
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  よむ『香害１１０番―香りの洪水が体を蝕む』（日本消費者連盟）

  人体も社会もむしばむ新しい公害「香害」 　新しい公害として深刻な影響を生んでいる問題に香害がある。 　化学物質過敏症の一つと考えられているが、洗剤、柔軟剤、芳香剤、消臭スプレー、シャンプー、整髪料、制汗剤など身の…
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  • 2018/4/2
  • 書評・映評
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  よむ ティム・ワイナー著『ＣＩＡ秘録』がおもしろい － ＣＩＡ対日工作から読み解く、安倍晋三スリーパーセル（工作員）説

  　大阪に北朝鮮のスリーパーセルが大量に存在していて、金正恩委員長が死ぬと一斉に動き出してテロを実行すると「国際政治学者」（カッコつき）の三浦瑠麗氏がテレビで発言し、差別意識丸出しのヘイトクライムとしてひんしゅくを買っ…
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  • 2018/4/1
  • 書評・映評
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  みる DVD「チャイナタウン」パラマウント映画 「水」にまで利権を求めた資本の罪業を予見した名画

  DVD「チャイナタウン」パラマウント映画（米国1974年131分） 「水」にまで利権を求めた資本の罪業を予見した名画 　英国の高級紙「ガーディアン」とその日曜版「オブザーバー」の映画批評家たちが行った「永遠の名作…
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  • 2018/3/13
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  書評『わたしを離さないで』（カズオ・イシグロ） 人間という「存在」に迫る寓話―評者 大野和興

  　物語は今年31歳になるキャシー・Ｈの回想から始まる。彼女は介護人として来年でもう12年になる。 　丘の上の瀟洒な建物。ヘールシャムと名付けられたここは、全寮制の学園のようにみえる。 　敷地のなかには池があり森が…
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  • 2018/3/12
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  映画『戦艦ポチョムキン』　コミック世代こそわかる？映像美

  天才エイゼンシュタインの衝撃 モンタージュ映画理論の教科書　コミック世代こそ判る？映像美 　革命ロシア（ソビエト）最大の映像監督、S・エイゼンシュテイン。 　彼の1925年の作品で今だ最高の人気を誇り全世界の映…
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  • 2018/2/1
  • 国際, 書評・映評, 経済分析
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  書評『移民の政治経済学』（ジョージ・ポージャス 白水社）／佐藤隆 ― 移民排斥は「ホワイト・プア」の地位向上をもたらすのか？

  　『移民の政治経済学』著者・ジョージ・ボージャスの研究はトランプ大統領の選挙演説にも引用されたという。移民の流入が低所得労働者の賃金を低下させているという統計的な根拠にもされたのであろう。本稿はこの書を国際主義的な立…
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  • 2017/12/29
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  映評『博士の異常な愛情』おそらく20世紀最高の風刺映画

  　『博士の異常な愛情　または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』 米英合作　1964年版 【紹介】巨匠・スタンリー・キューブリック監督、ピーター・セラーズ主演で1964年に公開された名画の一…
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  • 2017/11/22
  • 市民運動, 改憲阻止, 書評・映評
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  映画『九条への生還』ＮＹロケ成功しネットで配信

  　本紙１０９号で既報の通り、憲法９条制定の生みの親である幣原喜重郎の生誕の地である大阪府門真市で、平和を希求する映画『九条への生還』を支援する門真市民らの運動が拡大。そのカンパ・浄財でニューヨークロケを終え、ついに映画が…
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  • 2017/10/28
  • 書評・映評, 農業と農民
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  映画評『ユーターン』（2015年・ルーマニア） 遺伝子組み換え問題への新しい視野を提示

  　遺伝子組み換え・GM食品は世界各地で消費者の懸念を呼び起こしながら、生産も消費も減ることはない。特に日本は世界一のGM食品消費国だといわれている。 　そんな中で一度は遺伝子組み換えGM作物を導入したが、方向転換し非Ｇ…