「コモンズ」って何?

いま私たちの生活は不安でいっばいです。

 労働は、ますます過酷になって行政サービスは削られていくのに、実質収入は増えず、税負担やものの値段ばかりが上がっていきます。全労働者の4割が非正規・不安定雇用という現状。なのに政府は非正規労働をなくすのではなく、日本をアメリカと共に戦争ができる国に作り変えることばかりに熱心です。これではその日その日をせいいっぱい生きても、明日の希望が見えません。

生活はますますひどくなるばかりです。

 しかし、わたしたちが動かなければ何も始まりません。わたしたち自身が立ち上がる時です。そこで関西を中心とした生コン労組の労働者有志が、それまでの経験をふまえて「個別組合ではなく労働者すべてが生きられる社会にしなければ」「ひとりの痛みはみんなの痛み」「今までのような『党のための党』ではだめ」とアピールを発し、これに賛同した全国の個人、団体、学者、文化人らによって、新しいタイプの「運動型組織」として『革命21』がスタートしました。

あなたやすべての仲間のために「コモンズ」を創刊しました。

 もともと「コモンズ」はこの『革命21』の機関紙としてスタートしました。けれどもそれは「組織拡大」を自己目的に、単に私たちの主張を載せるためではありません。この新聞そのものが「運動型組織」のあり方の一環として、私たちに限らず、あらゆる地域や職場で、自分や仲間の生活向上をねがって政府や企業とたたかっている人たちみんなのための、共有の情報紙にしていきたいと願って創刊したものです。

 そんな個々の地域や職場の情報が全国に広がってゆく事によって、私たちはみんな、自分がひとりぽっちではなく、同じ悩みをかかえ、同じように歯をくいしばってたたかっているひとびとが全国のいたるところにいる事、そしてマスコミ報道だけでは見えてこない世界が見えてくることでしょう。

 ですが、私たちの力だけではまだまだ足りません。みなさんの力が必要です。ひとりひとりは弱い存在です。でも力をあわせて行動を起こせば、世の中を変えていく事だってできるはず。さぁ、この新聞を通じて一緒にたたかいましょう。仲間と共に声をあげましょう。

この新聞を通して支えあい、助けあいましょう。

 喜びも悲しみも分かち合いましょう。「みんなはひとりのために!ひとりはみんなのために!」「ひとりの痛みはみんなの痛み」。この新聞はそれを望むすべての人に開かれています。

 「コモンズ」をあなたの情報紙にしてください。またあなた自身のたたかいの情報をこの新聞に載せて全国に伝えてください。あなたの思っていることをこの新聞に提案してください。よりよい新聞をいっしょに作っていきましょう。この新聞を購読してください。この新聞のむこうには、あなたとの連帯を求める多くの仲間が、手をさしのべて待っています。

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